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2024年4月の読書メーターまとめ

もっぱら有隣堂と啓文堂
読んだ本
12
読んだページ
3287ページ
感想・レビュー
12
ナイス
260ナイス

2024年4月に読んだ本
12

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

もっぱら有隣堂と啓文堂
ネタバレ「高瀬…」に続いて同僚から読んでみなさいということで。神山藩シリーズ2作目。基本的な舞台は変わらないが、時代は重ならないという作り。主人公の三男・黛新三郎の婿入りと長兄・栄之丞の縁組から物語が始まるが、これにもいろいろな思惑があって…、一方で次兄の壮十郎のアウトローな振る舞いは遺恨を残す事件を引き起こす。本作を貫く「黛家の兄弟だから」という筋はぶれず、圭蔵、りく、とき、その他の登場人物、また彼ら彼女らの子息、子女たちに至るまでが何らかの役割を果たしながら結末に向かっていく。気持ちのいい勧善懲悪的ストーリー
が「ナイス!」と言っています。

2024年4月にナイスが最も多かったつぶやき

もっぱら有隣堂と啓文堂

細谷それ外す?からのGKに蹴り入れられてレッドカードに追い込みの流れで数的優位と思ったら後半開始早々にFKからヘディングシュート決められてビハインド、で高井は空振りかよ…。それにしてもカタールはヘディング上手いな

チャーリブ
2024/04/26 11:12

細谷、最後は面目躍如でしたね⚽。次戦もガンバレ!🇯🇵

もっぱら有隣堂と啓文堂
2024/04/26 12:14

まあFWはあれで良いんですよね。一方でDFやGKはワンミスが命取りですからねえ、不憫です

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2024年4月の感想・レビュー一覧
12

もっぱら有隣堂と啓文堂
彬子女王のオックスフォード留学記。基本的にエッセイはあまり読まないが、彼女の文章が上手いのは承知しているので面白いだろうと半ば抱いた確信のもとに買う。藤原正彦先生もエッセイの名手だが、彼のような下品さ(ほめている)はないものの同レベルに面白い。ご自身のメンタルの落ち具合や失敗談も「ここまで書くかな」と感じられるほど正直に綴られており好感が持てる。皇位継承と離れているし、京都住まいだし、米は作るし、話題の某宮家あたりよりよほど庶民寄りだろう。面白く出来が良いエッセイなので余裕のある方は読んでみてはいかがかと
もっぱら有隣堂と啓文堂
2024/05/03 19:05

お気楽に読みたいときはエッセイは良いですよね。もっとも誰のものを読むか、は大事ですけど

うさみん
2024/05/03 21:46

朝井リョウさん初読みなんです(^-^;『正欲』気になります。『桐島、部活やめるってよ』は読みかけてやめてしまいました(^-^;

が「ナイス!」と言っています。
もっぱら有隣堂と啓文堂
第166回芥川賞候補作。確かに純文学なんだろうが、自分には筋トレ、ボディビルを題材にとったエンタメとも感じられ。筋トレやろうという気にさせてくれる素晴らしい作品。大会まで出るほど投資するかは別として、究極的には筋トレだって趣味だって推し活だって自分が良ければすべてよし=自己満である(もちろん他人様に迷惑をかけてはいけない)。主人公U野は自分の理想の身体に鍛え上げたいと願っているだけだが、大会では審査基準=女性らしさという評価が入り込んできたのが嫌だったんだよな。ストイックに理想を追っていくU野は素晴らしい
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もっぱら有隣堂と啓文堂
ネタバレ天久鷹央シリーズの完全新作3作&完全版13作を実業之日本社文庫が7か月間連続刊行する4月配本第7弾の3冊めで最終巻。時系列は最新。これでいったんコンプリート。9月の熱帯夜に凍死した男を追ううちに狂信的なカルト集団のテロ計画が露見して…というお話。警視庁公安部まで登場してきて舞台装置としては過去最大に。凍死の謎の解はふた通り。難しすぎる。アルコールがアルコールの解毒剤、再び。公安が出てくるほどの危機はちょっと動機やら手法がお粗末な気がするが、まあサークル的な集団ではそんなものか。おまけの書き下ろし掌編はなし
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もっぱら有隣堂と啓文堂
ネタバレ最新刊。くまざわ書店産。ART1ウラvsウラ/フジタvs法廷に立たないヤメ検猪ヶ谷。今回限り法律屋と妥協。ART2不安のかたち/ムンクの「病める少女」と予知能力を持つ刑部。彼の予知夢作品の行く末は。ART3人形の絆/久しぶりに出てきた陶製人形(ビスクドール)。サラがオンラインでつながる相手にフジタが嫉妬。ART4モネの橋のたもとにて/高齢者施設にいる母といつもけんか腰になってしまう息子。フジタのおかげで母の思いを知る。ART5妖への道/ヤングケアラーが妖怪絵師になる夢を支援する。善なフジタが多く見られる巻
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もっぱら有隣堂と啓文堂
再読。ART1なりすましを撃て!/なりすまし、贋作者、持続可能なアート感。フジタは生き残れるか。ART2ロートレックの晩餐会/ボロアパート住人のロートレックを奪い返すが、もともとフジタの売ったフェイクが元サヤに収まっただけ。ART3甦る戦国の茶器/利休の黒楽の真意になるほど。女傑如月社長は再登場なるか。ART4“星の時間”/国宝Gメン知念さん登場。岸田劉生の輝いた時間は短かった…。鮭、麗子像は印象深いが。ART5フリーポートの修復家/小夜子登場の巻。タックスヘブンの保税倉庫!でディオニシーのイコンを闇修復
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もっぱら有隣堂と啓文堂
再読。ART1母子像二題/器の繕いからの家族関係を繕うエピソード。フジタの父母の様子が語られる。ART2 LOST GIRL/「美術館を手玉に取った男」をモデルにした出来事を導入とした贋作と幼女誘拐のお話。ART3コレクターの宝物蔵/江戸城石垣の遺物で人助け。ART4ミャンマー共和国混沌紀行/ココジーの娘ココは生き残れたか。ART5モーツァルトの肖像画/三田村館長の母はかなり強烈なキャラ。外伝特別掲載 少年フジタの鎌倉事件/フジタの冷静な少年時代。母と母方の祖父が登場。今後どうしてあそこまでひねくれるのか
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もっぱら有隣堂と啓文堂
再読。ART1悪役の作法/整体の伴先生は元レスラー。米大統領とは旧知の仲。私設秘書官とフジタも同様で。ルノワール贋作疑惑は宙ぶらりんに。ART2サムライの一分/刀剣アイドルとプロデューサー。アイドル本人だけじゃ売れない。ART3 Save Hong Kong!Save art!/本邦ではこうはいかないだろう。ART4虎と猫/長沢芦雪は江戸時代中期に京都で活躍。東京で企画展があれば見たい。ART5幻のジョルジョーネ/カルロス死す。後継者の娘フィオーネ、できる女です。ART6初音の選択/幼馴染の喧嘩のパターン
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もっぱら有隣堂と啓文堂
再読。ART1闇とカラバッジョ/飲食業界の風雲児と婚外子のお話。闇と光がテーマ。ART2象と若冲/賢治の「オツベルと象」に絡めフジタが象の絶望を語る。「象と鯨図屏風」はいちど見てみたい。ART3芸術の泉/マルセル・デュシャンの泉。便器に署名だけの一発芸。現代美術は言ったもん勝ちってなんとなく分かる。ART4ニセ大仏始末記/廬舎那仏の習作って世紀の発見になるよな。ART5マリー・アントワネットの肖像画/マリーはハプスブルクの顎だったのか。ART6埋蔵金発掘奇譚/ブリキおもちゃオタクの高森刑事が久しぶりに登場
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もっぱら有隣堂と啓文堂
再読。ART1忘れられた一夜/197X年、フジタとサラはメットで遇っていた。ART2ガレキの街の美術商/宮城で東日本大震災に遭遇したフジタ、火事場泥棒を退治して蔭から人助け。心の底からのワルではないんだよなフジタは。ART3アンソールの男/アート・テロリストをロンドン、サラエボ、ブリュッセルと追うミステリー調のエピソード。冒頭にカルロス登場。ベルギーの画家アンソールの作品がキーだがいまだにこの人の作品は未見。ART4九鼎の行方/三田村館長登場。ビジネスの師匠と果たすべき義理。フジタの信条が知れるエピソード
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もっぱら有隣堂と啓文堂
天久鷹央シリーズの完全新作3作&完全版13作を実業之日本社文庫が7か月間連続刊行する4月配本第7弾の2冊め。時系列では「羅針盤の殺意」、「吸血鬼の原罪」の両新作に挟まれた14番目。今回は臓器移植が大きなテーマ。連続臓器強奪事件の犯人とその目的は何か。遺伝と宗教がキーになる。宗教のほうは何となく想像がついたが、遺伝のほうは毎度のことで想像さえもつかない。書き下ろし掌編は「生命の摂食者」。舞が企画した事件解決後の統括診断部もつ鍋パーティー。具材を題材に舞が解剖学の知識を問われる。小鳥は日頃の鬱憤を存分に晴らす
もっぱら有隣堂と啓文堂
2024/04/22 23:03

難しいですよねー、本棚行きと古本行きの選別は。自分のところを見ると、シリーズものは残しておくことが多いようです。夏目とか三島はそれなりに揃えていましたけど、さすがに古くなったので廃棄しました。文豪たちの作品は図書館に必ずありますし

うさみん
2024/04/22 23:30

私も三島はまだ置いてありますが、字が小さい上に日焼けしていてそのうち捨てるしかなさそうです(。>ㅅ<。)

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もっぱら有隣堂と啓文堂
天久鷹央シリーズの完全新作3作&完全版13作を実業之日本社文庫が7か月間連続刊行する4月配本第7弾の1冊め。時点は「魔弾の射手」の次、時系列では12番目。折込チラシを開くと時系列が書かれているので自明となった。不老不死と甦りの謎に立ち向かうが、真犯人の動機がトリッキーで想像の外にある。ただし、医学的な知識が必要なこのシリーズではそういうものだと思えばよし。それにしても本作ではずいぶん込み入っていて読むだけだが。書き下ろし掌編は「天国への道」。事件解決後に鷹央と小鳥が舞のサウナ趣味に付き合わされるというもの
うさみん
2024/04/14 20:44

サラリーマンは、日曜日が一番整理しやすいですよね♡私も休日以外はレビュー書く時間が最近ないです(*˘ ˘*)

もっぱら有隣堂と啓文堂
2024/04/14 21:16

平日は気力がないですね~😣ROMってばかりです

が「ナイス!」と言っています。
もっぱら有隣堂と啓文堂
ネタバレ「高瀬…」に続いて同僚から読んでみなさいということで。神山藩シリーズ2作目。基本的な舞台は変わらないが、時代は重ならないという作り。主人公の三男・黛新三郎の婿入りと長兄・栄之丞の縁組から物語が始まるが、これにもいろいろな思惑があって…、一方で次兄の壮十郎のアウトローな振る舞いは遺恨を残す事件を引き起こす。本作を貫く「黛家の兄弟だから」という筋はぶれず、圭蔵、りく、とき、その他の登場人物、また彼ら彼女らの子息、子女たちに至るまでが何らかの役割を果たしながら結末に向かっていく。気持ちのいい勧善懲悪的ストーリー
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2021/06/20(1069日経過)
記録初日
2016/01/07(3060日経過)
読んだ本
447冊(1日平均0.15冊)
読んだページ
147637ページ(1日平均48ページ)
感想・レビュー
430件(投稿率96.2%)
本棚
20棚
自己紹介

23区外。フロサポ。ガナサポ。独代表推し。東京SG推し。プロトタイプ、GTカーファン。#61BRZ推し。有隣堂、啓文堂での新品調達がメイン。古本はアマゾンかブックオフ。最近はジャンル問わずテキトーに。もっぱら新聞広告や書評、同僚との読本交換から展開

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