読書メーター KADOKAWA Group

2024年4月の読書メーターまとめ

りんぐ
読んだ本
10
読んだページ
2872ページ
感想・レビュー
10
ナイス
102ナイス

2024年4月に読んだ本
10

2024年4月のお気に入られ登録
2

  • Yamaサブ垢@本は大切なモノ
  • 愛の伝道師カロン@修行して超能力を身につけますよっ

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

りんぐ
ネタバレ完璧な人なんていないよなと思う。見られたくない姿や願望なんて誰にでもあるだろう。それを世間に知られたら?知られたくない人に知られたら?知りたくなかったことを知ってしまったら?知ってしまったことで、自分に新たな感情が芽生えたら? この後、人生を修正できる登場人物もいるだろう。だけど、里美はどうなるのだろう?斎藤くんとの時間を思い出に変え、生きていくために諦め以外の選択肢があるのだろうかと考えて、気持ちがズーンと重くなる。多くの意味を持つふがいないだけど、ふがいないと思う必要はないのではないかと私は思った。
が「ナイス!」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
10

りんぐ
華やかな学生時代でもなかったけれど、私にはこういった経験はない。だけど、読みながら心が思わず軋むような感覚がたくさんあり、周りの顔色を見て生活していた記憶はないものの、思春期の女の子特有の歪んだ仲間意識とか団体行動とか、そういうものには晒されてきたのだと初めて知った。同じような境遇でこれを読んでいる人がいるなら、人生の段階で付き合う人なんていくらでも変わるし、その時代だけ当たり障りなく付き合うことを選んでも良いと伝えたい。休んだときにノートを借りられて、登校に拒否反応をもたらされなければもう充分だと思う。
が「ナイス!」と言っています。
りんぐ
ネタバレ突然場面が変わるようなあやふやさ、夢の中では親しいのに現実にはいない人、自分に選択肢があるようでないことなど、二転三転する夢を見せられているようで翻弄された。後半になって、なぜ比嘉琴子が襲いにくるのかが明らかになって腑に落ちるものの、周りの人たちが素敵とは言い難い存在でいることへの執着とそれが幸せな夢なのだと知って驚く。補足的な部分ではあるけれど、何百年も前から夢は人々の不思議で、平安時代から夢について詠まれている歌が多いと読み、未だに夢の解明がなされていない事実に夢の奥深さを思う。
が「ナイス!」と言っています。
りんぐ
ネタバレものすごく考えるOLで敬服した。「ちゃんと早起きできたご褒美のコンビニカフェラテとか、残業前に気分を高めるためのちょっと高級チョコのメルティーキッスとか、私はそういうの無駄遣いじゃないと思う。」「いいかい?ちゃんと、疲れたらアイス食べなよ。もしハーゲンダッツが食べたかったら迷わず買うんだよ。たった300円で、自分で自分を大切にできた気がして、ちょっと元気になるから。だから、ちゃんとアイスたべなよね、ハーゲンダッツ買っちゃいなよね。」おいしかったら、またこれが買えるように頑張ろうと思える日もあると思う。
が「ナイス!」と言っています。
りんぐ
アンソロジーで読んだことがある作品もあって、結末がわかっているのに読んでいて面白いものが多い。「笛を吹く家」「うらみせんせい」が好き。
が「ナイス!」と言っています。
りんぐ
ネタバレ完璧な人なんていないよなと思う。見られたくない姿や願望なんて誰にでもあるだろう。それを世間に知られたら?知られたくない人に知られたら?知りたくなかったことを知ってしまったら?知ってしまったことで、自分に新たな感情が芽生えたら? この後、人生を修正できる登場人物もいるだろう。だけど、里美はどうなるのだろう?斎藤くんとの時間を思い出に変え、生きていくために諦め以外の選択肢があるのだろうかと考えて、気持ちがズーンと重くなる。多くの意味を持つふがいないだけど、ふがいないと思う必要はないのではないかと私は思った。
が「ナイス!」と言っています。
りんぐ
ネタバレ私には「日々を後悔のないように生きたい」は響かない。だけど、命はどれも一様に美しく、儚く、尊いことは知っている。私が死後に会いたいと思う人は恐らく私の死をすぐに知ってしまうので、自分だったらどうするか考えながら読んだ。毎年私の命日に届くように手紙を書いて送る手はずを整えるとか?電話はダメなのか?等々。結局、自分がその人に伝えたいのも「ありがとう」と「愛してる」のふたつの5文字なのだと気づく。そして、猫の飼い主としては、何度も生まれ変わって必ず何度も会いに行くと言って貰えることほど嬉しいことはないと思った。
が「ナイス!」と言っています。
りんぐ
ネタバレ没入感があって、先が気になってページをめくる手が止まらないような本を読みたくて選んだ本。分厚くなくて、中弛みせず、次々に展開が用意されていて、選んで正解だった。こんなに上手くいくものかな?と思いはするものの、とても楽しませてもらえた。
が「ナイス!」と言っています。
りんぐ
ネタバレ話の展開を予想しながらサクサクと読んだ。最終章で今までの登場人物が協力者として出てきて、広げた風呂敷が綺麗に畳まれていくような展開が鮮やかだった。
が「ナイス!」と言っています。
りんぐ
ネタバレ喫茶とまり木や従業員は主役ではなく、ベースや背景に近い立ち位置で、そこにやってくる人たちの生活や人生に焦点があてられていた。「あの日、この店の前を通って、最後にコーヒーを飲もうと思った。そして広瀬に再会した。不思議なものだ。『喫茶とまり木』は、広瀬が昔同級生に恋をしたことがきっかけとなり生まれた店。つまりは小学生の初恋が、今、俺をいかしているということになるのだから。」すごく素敵な考え方だと思った。
が「ナイス!」と言っています。
りんぐ
アドバイスは求めていないので、自分の気持ちを話したところで問題は解決しないかも知れない。でも、今までしてこなかったことをして心が少しは動くのは確かではないかと思う。すぐに生きづらさは変わらないかも知れない。だけど、自分の気持ちをキャッチしてもらえることで、安心感や肯定感に似た何かを得られることもあるかも知れない。その経験で少しずつ考え方や行動に変化が起こり、人生が良い方向に進むと良いなと思った。今は自分の理想には程遠い自分かも知れない。だけど、生きづら会を主催しようと思い、実行する勇気をすごいと私は思う。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2021/08/03(1020日経過)
記録初日
2018/08/12(2107日経過)
読んだ本
629冊(1日平均0.30冊)
読んだページ
149873ページ(1日平均71ページ)
感想・レビュー
107件(投稿率17.0%)
本棚
8棚
自己紹介

ペットロスをきっかけに読書量が一気に増え、読んだ本の整理を主の目的に読書メーターを始めました。解決できない悩みや感情から、そっと距離を置くことができる没入感のある本に、これまで数えきれないほど救われてきました。
本の感想はかなり気まぐれで、気分を優先して投稿しています。

ナイスやお気にいりをどうもありがとうございます。
ナイスは可能な範囲で訪問させてもらっていますが、追いつかないことや漏れも多々あります。ご容赦ください。

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう