恋人だったり家族だったり友人、仕事の関係で主人公達が成長する一瞬を切り抜いた短編集だった。少し痛くて、少し泣ける。 姿かたちが目に見えなくても、そこに実体としてあなたがいなくても、私の中で生き続ける、そんなお話。使い古された表現んだけど、大切なのは、目に見えるものだけじゃない、その一緒に過ごした時間だったり一瞬だったり…そう再認識させてくれた。

暖かい話だった。みんな理想があって、現実とも差に打ちひしがれて、乗り越えて生きてる。いつか、いつか自分も理想とするものを見つけて…そんな前向きな気持ちにさせてくれるお話。辛いことがあった時こそ、美味しいお酒と美味しいご飯を食べて、英気を養って闘いに挑むのだ。続編も読みたいお話。

恋人だったり家族だったり友人、仕事の関係で主人公達が成長する一瞬を切り抜いた短編集だった。少し痛くて、少し泣ける。 姿かたちが目に見えなくても、そこに実体としてあなたがいなくても、私の中で生き続ける、そんなお話。使い古された表現んだけど、大切なのは、目に見えるものだけじゃない、その一緒に過ごした時間だったり一瞬だったり…そう再認識させてくれた。

少し不思議で、少し寂しくて、暖かいお話。最後早急にオチに向かっていく感じがあるけど、最後まで楽しめた。自分のことが一番わかっているようで、一番わかってないんだろうなって感じた。苦しくても世界は回ってるし、いつのまにか時間は私を置き去りにするし、だけど自分の大切なものを見失わないように生きてけたら素敵ですね。

月とコーヒーにでてくる、青いインクのお話の世界観のお話。あの青いインクが本当に跡形もなく消えてしまったのか、続きが気になるお話。 何か悲しいことがあっても、誰かがいなくなっても、それでも世界は回ってる。から少し休憩しても大丈夫だよね

短い時間しか確保できなかったけど、読書したい、そんな夜にオススメの一冊でした。どれも少し不思議で少し暖かいそんなお話。生きるのに必要なのは「太陽とパン」だけど、「月とコーヒー」がない世界はきっとつまらないって素敵なフレーズですよね。