ネタバレ以前話題になっていた作品なので、文庫を読んでみた。最初のニ章くらいまでは、さほど面白さは感じなかったけど、そこから先はどんどん引き込まれていった。縁もゆかりも無い膳所市が、何か懐かしい街のように思えた。成瀬あかり以外は、普通の人達ばかりだけれど、その存在が何となく引き込まれる魅力に感じられた。島崎が「成瀬がほら吹きだってことはわかってるはずなんだけど」って一言がすごく良かった。何だろ、本当に何となく引き込まれた。面白かった。

ネタバレ本格的なホラー小説って初めて読んだ気がする。こんな終わり方をするんだっていうのが、読後の感想。何らかの解決をするものだと思って読み進めていたので、ビックリ。とは言え、ちゃんと筋書きは通っていると思うので、納得はできた。今後ホラーに手を出すかは別として、それなりに楽しめた。ってか、続編とかあるのかな？

ネタバレ初めて読む作家さんなので、最後がどっちに進むのか楽しめました。10歳の子供に恋したり、期間限定のホテルのオバサンに溺れたり、破滅的な恋愛に走っちゃう主人公ですね。ミステリとしては、最後駆け足で解決。南国のふわ～っとした感じと、事件のおどろおどろしさがどちらも中途半端に感じたかな。まぁそれなりに面白かった。

ネタバレ再読。概ねのストーリー、特にお嫁さんの雪見が孤軍奮闘する展開は覚えていた。ドラマは見ていないが、俊郎だけは以前読んだ時も、今回も中尾明慶で脳内で転換される。エンディングで勲はの判決で終わっていたけど、俊郎が雪見に謝罪する場面が見たかった。一番活躍したのに、ちょっと可哀想。ストーリーが分かっていても面白い。

ネタバレ再読。本当に辛く苦しく胸糞悪い作品。インパクトが強すぎで、大体のストーリーは覚えていた。少年法に一石を投じる作品ではあるけれど、明確な答えはもちろん出せず、強く主張はしない。東野先生の作品が広く読まれるのは、偏った主張をしすぎない所にあるのかもしれない。とは言え、やはり長峰に復讐させてあげたかったと思う自分がいる。

ネタバレ再読。やはり殆ど覚えてなかった。序章から工員が一人亡くなり、それとは関係ない犯罪計画が実行される。ただし被害者は犯罪を企てた本人。何が何やら。二つの事件が繋がった時、ようやく犯人が見えてくる。終盤犯人が分かった気がしたのは、やはり再読だったからかな。いけすかない登場人物が多い中、悲しい真実でした。東野圭吾先生の作品は何度読んでも面白い。

ネタバレ以前話題になっていた作品なので、文庫を読んでみた。最初のニ章くらいまでは、さほど面白さは感じなかったけど、そこから先はどんどん引き込まれていった。縁もゆかりも無い膳所市が、何か懐かしい街のように思えた。成瀬あかり以外は、普通の人達ばかりだけれど、その存在が何となく引き込まれる魅力に感じられた。島崎が「成瀬がほら吹きだってことはわかってるはずなんだけど」って一言がすごく良かった。何だろ、本当に何となく引き込まれた。面白かった。

ネタバレこのミス大賞作品。登場人物が少ないので、分かりやすくて読みやすかった。ご都合主義な部分が多々あるけど、それなりに楽しめた。誰にも感情移入は出来ないけど、最後の四周年記念ライブが始まる時に、少女たちが今いる場所をシッカリと理解して、噛み締める場面は良かった。結末までは描かれてないけど、自首する道を選んでほしいと思う。面白かった。