読書メーター KADOKAWA Group

2024年4月の読書メーターまとめ

PCsasa
読んだ本
9
読んだページ
2368ページ
感想・レビュー
9
ナイス
39ナイス

2024年4月に読んだ本
9

2024年4月のお気に入り登録
3

  • マリリン
  • エル・トポ
  • キャオリティヤン

2024年4月のお気に入られ登録
1

  • キャオリティヤン

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

PCsasa
読む本が無かったので、妻の積読本から拝借。なんとサイン本。翻訳者である前にとても真摯な「読書人」なのだなということが、丁寧で誠実な文章の隅々から伝わってくる。知識の豊かさはもちろんのこと、自分と読書の関係を彩り豊かに育もことができるからこそ、数々の優れた翻訳の仕事をこなされてきたのだなと感じる。
が「ナイス!」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
9

PCsasa
パッと思い浮かべただけでも、うちの近所に3店舗。コンビニの数より多いかも知れない。私も以前からずっと疑問に感じていたインドカレー店増殖の謎に、様々な切り口から迫るルポルタージュ。インドカレー店増殖の歴史背景や起源を追っていくうちに、国家間の事情やグローバル経済の狭間でしぶとく生きる人々の姿が浮かび上がる。最近はカレーではなく、生鮮野菜を扱う店の増殖にも、同じような事情があるのではないかと個人的に感じている。
が「ナイス!」と言っています。
PCsasa
新宿の雑居ビルを素材にしたまったく食べられないハンバーガーを作り出し、パンデミック中にマンチェスターで謎のパンデミックエコシステムを作り上げ、出産前に本著と同名の出産前パフォーマンスを披露した。クリティカルな作品を生みだし続ける前衛芸術作家集団のメンバーである著者だけあって、出産の受け止めが、まず「新たな死を生みだしてしまった」とは、あまりにもクリティカルすぎる。
が「ナイス!」と言っています。
PCsasa
山村を舞台に河童と狸と死神といったこの世ならざる者たちと人間の三平が織りなす素朴で不思議な物語。どことなく呑気で間の抜けた登場人物たちの間で巻き起こる騒動は、いつも滑稽で可笑しみがあり、ついつい笑みがこぼれてしまうのだが、その可笑しみと表裏一体に、必ず「死」の影が付きまとっていることに気付かされ、ヒヤリとさせられる。胎内巡りや地獄巡り的に読み解いても面白い。
が「ナイス!」と言っています。
PCsasa
山村を舞台に河童と狸と死神といったこの世ならざる者たちと人間の三平が織りなす素朴で不思議な物語。どことなく呑気で間の抜けた登場人物たちの間で巻き起こる騒動は、いつも滑稽で可笑しみがあり、ついつい笑みがこぼれてしまうのだが、その可笑しみと表裏一体に、必ず「死」の影が付きまとっていることに気付かされ、ヒヤリとさせられる。胎内巡りや地獄巡り的に読み解いても面白い。
PCsasa
山村を舞台に河童と狸と死神といったこの世ならざる者たちと人間の三平が織りなす素朴で不思議な物語。どことなく呑気で間の抜けた登場人物たちの間で巻き起こる騒動は、いつも滑稽で可笑しみがあり、ついつい笑みがこぼれてしまうのだが、その可笑しみと表裏一体に、必ず「死」の影が付きまとっていることに気付かされ、ヒヤリとさせられる。胎内巡りや地獄巡り的に読み解いても面白い。
PCsasa
スウェーデン在住の著者による、思春期を迎える男の子に向けた本。安全で自由なセックスのための知識が忌憚なく豊富に紹介されていてる。なるほどこれは、と思いつつも、気持ち良いセックスとは相手を尊重し大切にすることで初めて実現する、というごくごく真っ当な帰結。しかし、ことセックスとなると、その真っ当なことがなかなかできていない事に気づかされ、遅ればせながら反省。本著のおかげでセックスに対して少し自由になれた気がする。
が「ナイス!」と言っています。
PCsasa
本著に書かれたようなテロの時代がこの国にあったことに素直に驚かされる。しかも、逮捕された同グループのうちの3名がハイジャック事件の人質交換で釈放され、うち2名は現在も逃亡中であるという事実もにわかに信じられないが、先日病死した桐島聡の件で、現代と地続きであることを生々しく実感させられた。若者たちがこの国に矛盾を感じ、必死に抵抗していた時代から、更に悪化の道を辿るこの国の姿を、著者はもちろん、かつての革命戦士たちはどのように眺めているだろう。彼らのような義侠心を持つ若者が今この国にどれだけいるだろう。
が「ナイス!」と言っています。
PCsasa
現在開催中の第8回横浜トリエンナーレに、何故か一介の商店主として出展することになった著者。実は中国で発禁となった本書が海賊版として出回り、謎の人気を獲得したことが原因だったようだ。とてもじゃないけど政治や社会の変革なんて待ってられないから、先に自分たちで楽しい「場」を作っとけばいいじゃん、という軽やかなDIY精神がとても小気味良い。こんな自分でも何かできるんじゃないかとウズウズさせてくれる「マヌケ反乱」の指南書。
が「ナイス!」と言っています。
PCsasa
読む本が無かったので、妻の積読本から拝借。なんとサイン本。翻訳者である前にとても真摯な「読書人」なのだなということが、丁寧で誠実な文章の隅々から伝わってくる。知識の豊かさはもちろんのこと、自分と読書の関係を彩り豊かに育もことができるからこそ、数々の優れた翻訳の仕事をこなされてきたのだなと感じる。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2021/10/11(955日経過)
記録初日
2011/04/25(4777日経過)
読んだ本
282冊(1日平均0.06冊)
読んだページ
81660ページ(1日平均17ページ)
感想・レビュー
282件(投稿率100.0%)
本棚
0棚
URL/ブログ
http://s-shimpei.com/
自己紹介

生誕日:December 29th 血液型:AB 身長:172㎝ 体重:57㎏

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう