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2025年9月の読書メーターまとめ

Yukiko Yosuke
読んだ本
62
読んだページ
10466ページ
感想・レビュー
61
ナイス
1377ナイス
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2025年9月に読んだ本
62

2025年9月のお気に入り登録
5

  • ヤンスキー
  • Tomo
  • よすが
  • 明るい表通りで🎶
  • 瀬谷

2025年9月のお気に入られ登録
5

  • ヤンスキー
  • Tomo
  • るぅ
  • 明るい表通りで🎶
  • 瀬谷

2025年9月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Yukiko Yosuke
著者の論旨を理解するため再読。明治時代から現代までの労働者と読書の関係、労働者が読書に求めるものの分析は、切り口としては面白かった。タイパ・コスパが重要とされる現代では、必要なことだけを知りたい欲求が強く、それ以外のもの(他人の主張や意見、過去の知見)が含まれる読書は好まれない、だから現代では本が読めないという主張はなるほどと思える。残念なのは、この主張では本が読めないのは労働者だけに限った話ではなく、さらに著者は長時間労働によるスポイルがその原因だと主張がブレたところ。初読時の違和感はこれ。
Yukiko Yosuke
2025/09/11 01:20

「情報」「ノイズ」といった一般名詞に特別な定義をした割には、きちんとそれを意識して文章を書けていないこと、ベストセラーでその時代を切り取る試みは面白かったがその時代を生きた人にとっては納得のいかないこともあること、一つのことに全力で取り組む人を称揚するのをやめよう、って頑張る人のことを考えていない主張が気になってやっぱり腹落ちできなかった。

が「ナイス!」と言っています。

2025年9月にナイスが最も多かったつぶやき

Yukiko Yosuke

暑かったですねぇ。夏休みは娘と映画三昧で、「鬼滅(2回目)/ChaO/不思議の国でアリスと」を観に行きました(一人で国宝も観ました)。暑くて外出する気になれず、期間4巻くらいの作品を読んで過ごしました。9月もまだ暑そうです。皆様ご自愛下さい。/2025年8月の読書メーター 読んだ本の数:85冊 読んだページ数:14922ページ ナイス数:1623ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/129061/summary/monthly/2025/8

暑かったですねぇ。夏休みは娘と映画三昧で、「鬼滅(2回目)/ChaO/不思議の国でアリスと」を観に行きました(一人で国宝も観ました)。暑くて外出する気になれず、期間4巻くらいの作品を読んで過ごしました。9月もまだ暑そうです。皆様ご自愛下さい。/2025年8月の読書メーター 読んだ本の数:85冊 読んだページ数:14922ページ ナイス数:1623ナイス  ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/129061/summary/monthly/2025/8
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2025年9月の感想・レビュー一覧
61

Yukiko Yosuke
ネタバレ受験のテクニックを、東大受験に臨む矢島君と水野さんの成長に併せて解説してくれる本作品。今回のテーマの一つは数学。計算ミスを減らし、計算スピードを速くして点を稼ぐ。そもそも数学が嫌いになるのは何故か、それは計算が出来なくて次の問題に行けず苦手意識だけが膨らんでしまうから。そういったテクニックだけでは無くて、身体を動かして健康を保つこと、一緒に切磋琢磨できる仲間を持つこと、こんな細かいことまで描かれていて、読者は自分の受験時代を思い返すんじゃないかなと思ったり。
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Yukiko Yosuke
ネタバレ題名が気になっていた作品。面白かった!午前5時。生活時間が真逆のホスト(でも大学生)と社畜の2人が織りなす、心をホッとさせるエピソード。お互いの職業を想像できてしまうが聞かない。名前も知らない。なのに、価値観を共有したり悩みごとを零したり。友達と言っていい安心できる関係を構築していく2人を見ているのが、自分の心の癒しになる。個人的には店員本多さんの腐女子妄想と、主人公2人の姉妹関係のお話にうんうんと頷いてしまった。/シーモア電子コミック大賞2026候補作。
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Yukiko Yosuke
ネタバレ由緒正しいエバンテール侯爵家から放り出され、元王配候補だった辺境伯ナゼルバートに嫁いだアニエス。家族から強要された古臭い衣装やメイクをはぎ取って彼女らしい姿で臨んだ第二王子のパーティーでのざまぁが爽快だった。強火のケリーが磨き上げた甲斐があったというもの。きついコルセットや小さい靴、暑苦しいメイク、その先に待つ人々の嘲笑。こんな中に娘を放り込むのは虐待と言ってもいいくらい。ちゃんと侯爵家一家が罰を受けて良かった。
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Yukiko Yosuke
ネタバレ女性が活躍できる隣国への留学に努力を重ねるニコルと、そんなニコルを応援したくないけど応援もしたいケイオス。周囲のアドバイスや説教に右往左往しポンコツぶりを発揮するケイオスに対し、自分の目標に向かって一途に努力するニコルが眩しい…。留学を目指す者同士ちょっとずつ仲良くなっているクロードに対するニコルの気持ちは友人を心配するそれのようだが、ケイオスの心配は尽きない。さて、3年生初の交流会で挽回できるのか。
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Yukiko Yosuke
ネタバレ「春の嵐とモンスター」栢くんの同級生、嵐ちゃんと栢くんの関係に違和感を抱いてる。そのうち嵐がきそう。/「推しに甘噛み」甘夏とヒナの甘酸っぱーい様子に顔が綻んでしまう。/「墜落JKと廃人教師」久々見たこの2人!やっぱりいい味出してる。/「人の余命で青春するな」主人公以外の視点で展開するお話、好きです。/「三元の春」壮大な歴史もの。隔号掲載って珍しい。/「幽霊城の旦那様」最終回前のクライマックス。「君自身の幸せの為に後悔するな」いい話だった~。/「ビッグ・ラブ ショルダー」ナンセンスもの。笑わせてもらった。
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Yukiko Yosuke
ネタバレアカデミー芸術祭で亜弓を抑えて助演女優賞を勝ち取ったマヤ。これをきっかけにメジャーに出て行くことになり、彼女の運命がガラッと変わってしまう。仲間と過ごしていた下宿を追い出され、桜小路くんとは疎遠になり、月影先生には大都芸能に売られてしまう。時間軸に沿って演じる舞台とは異なり、撮影や編集を効率よく回すために細切れ演技を求められる大変さ、それに加えて共演者に抱いた恋心。仮面を被れなくなった女優はどうするのか、マヤへの恋情を水城に指摘された速水はどうするのか、恋を知らないと言い切られた亜弓も…。目が離せない。
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Yukiko Yosuke
ネタバレ姉の代わりの悪女設定で頑張るリネットと、遊び人と名高いが女性との付き合いが皆無の夫アルフレッドの、勘違いドタバタラブコメ。素の自分を隠しきれない2人が、何とか頑張ろうとするのが却って相手を混乱や戸惑いに陥らせ、ついでにお互いの心を打ち抜く…という繰り返しがくすっと笑える。事情を知る周囲も生温かく見守り、助言し、深刻度ゼロなのでストレスフリー。ただ、隣の領主が何か画策しているようで、この先はその騒動に巻き込まれそう。ま、その前に初デートですね。
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Yukiko Yosuke
ネタバレ最終巻、完結。理人が記憶喪失になったタイミングで現れた元カノ梨香子。彼女がどう絡んでくるのか、いつ理人の記憶が戻るのかが気になっていたけれど、梨香子がこれまで描かれていた通りのテンプレ女性で、話を進めるトリガになってくれた。理人の記憶が戻る展開は想い出の場所で、2人のモノローグを読んでいたらドラマを見ているみたいだった。ちゃんと2人がくっついて良かった。
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Yukiko Yosuke
ネタバレ最終巻、完結。直人の海外赴任に合わせて真尋は退職、同僚の前でこれまで夫婦であることを隠してきたことを明らかにする。このままトントン拍子で直人と真尋はドイツに行くのかと思ったが…。一緒に暮らすだけが夫婦じゃない、お互いをその人生も含めて尊重できることが大切、というメッセージかな。何が正解かは分からない中で、自分達で正解を引き寄せようとするのが潔かった!そして瀬戸君の精一杯の失恋が切なかったな…。
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Yukiko Yosuke
ネタバレ別居中の文具メーカー営業の真尋と、次長の直人。言葉を重ねてようやく寄り添ってきた2人の心だが、ここへきて直人に海外赴任の話が。同時に真尋には、母からメイクセラピー会社への転職の誘いが。せっかくちゃんとした夫婦に戻れそうな状況で、真尋は退職、海外赴任についていく決心をする。でも直人も真尋も、それが正しい選択なのか迷いが見える。色々な夫婦の在り方を見てきて、彼らの最終的な決断はどうなるのか。/それにしても瀬戸君が不憫。振り向いてくれない真尋なんか、サッサと諦めればいいのに。そういう訳にもいかないのか…。
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Yukiko Yosuke
ネタバレお仕事BLシリーズの3冊目。ベンチャー企業社長の久瀬と営業の鳴沢。今回は、中途採用した技術職の難波が巻き起こす不協和音の解決と、同棲を始めた久瀬と鳴沢が本当の本音を晒せる関係を構築する2軸の物語。いるいる、「自分がやった方が早いし教える時間が無駄」と言う人。それに対する答えを難波自身が見つけ出していくプロセスは、リアルな社員育成を見ているようでハラハラのし通し。難波の成長ぶりに感動する鳴沢の気持ち分かるー。久瀬と鳴沢が恰好の悪い自分を相談できる間柄になれたのも良かった。久瀬の兄の思惑もあり、次も読みたい。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ受験本番が近付くと不安に揺れる受験生。そんな不安をどう乗り越えるか。通常は予定を記入する手帳に、自分が勉強した内容を記入する。自分の努力を可視化できる。なるほど、努力は裏切らないということを自分自身で納得するプロセスなんだな。受験本番までのカウントダウンと共に、自分の自信の裏付けと緊張感を高めていくツールとして使うとは。面白い。/ついやってしまうケアレスミスへの対策は、受験だけでなく仕事や人生でも使えると思った。同じ間違いをしないよう自己分析して改善できるって大事。
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Yukiko Yosuke
ネタバレファンタジーBL。この先どうなるのか怖いと思いながら読み進んだ作品。「災いの予言者」と疎まれる取り替え子のルカと「海の冥王」と呼ばれる海賊のゼイン。幼い頃に「妖精の輪」へ2人で入り妖精王と会ったことから激変した2人の運命。ゼインとルカの再会から痛いシーンが多く、しかもルカが真実を話しているのか、信じていいのか、ゼインの立場になってやきもきして、たぶんきっと2人は両想いなんだろうけれど、本当にそうなのか信じきれず先に進んでいいのかページを捲るのが怖かった。次巻に続く終わり方だったので積読の次巻も読む。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ番外編集の3冊目。本編を他の人物の目線で追い、世界観に深みを持たせるこの試みが好き。第二章「山の向こう」の沙絵さんの生きてきた人生と、11巻本編のゼミ合宿で彼女が対処した洞穴に住むヌシの話は、彼女だからこそ深刻なはずなのに受け止められてしまう。第三章「俺の友達の地味メガネくん3」難波視点のお話で、異界に足を踏み入れた存在である深町に寄り添おうとする難波の葛藤がとてもいい。彼らの間に「河」が生まれないことを望む。第四、五章で叔父の渉と佐々倉視点で描かれる高槻との関係にホッとする。
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Yukiko Yosuke
ネタバレついにここまで…。ようやく聖女アイリスの断罪。本当に断罪できるのかと疑いながら読んできた既刊。色々な証拠が重ねられてなお、本当にこのまま断罪完了するのか?と疑惑を抱きながら読み進んだ。何と言っても国王がおバカで、聖女尊しから抜け出すのに罪状をこれでもかという程積み上げないといけなかったのがちょっと残念。それにしてもユリシーズとギディオンの入れ替わりを可能とした「三賢者の時乞い」に穴があったとは。驚きのラストで、この先のユリシーズとリーセルの再会シーンが楽しみ。
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Yukiko Yosuke
自分が読みたくて買った絵本。首の長いキリン、細い脚のフラミンゴ、人間10人分の重さのアシカ、獰猛なトラ、飛び跳ねるカンガルーに針のあるハリネズミ、臆病なコアラと、様々な動物をどうやって別の場所に運ぶかが描かれています。ケージに入れるまでに1か月や2か月の準備がかかるもの、運ぶ時に怪我をしないような配慮が必要なもの、飼育員さん達が工夫を凝らして新しい場所へお引っ越しする様子は面白いです。まずしっぽを掴んで動けなくする、というカンガルーのやり方は結構衝撃的でした。
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Yukiko Yosuke
かなへびくんが石垣の上で見つけた赤い長靴。嵐の晩に流されてしまい、仲良しのがまくんと一緒に探そうとする。行く先々で、「赤い奴」が赤い長靴を持って行ったと言われ、一体何が長靴を持っていたのか…とドキドキしてしまう絵本には珍しい展開。ネズミのおばさんの家の中から出てきたのは…。赤い長靴が活躍した後は、裏表紙の絵の中から、かなへびくんの赤い長靴があった石垣から、最後の池の所までの辿った足跡を辿れるのがおまけみたいで面白いです。
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Yukiko Yosuke
ネタバレ時間巻き戻り系ファンタジーの第7巻。大公家にコゼットが入り込んできた本当の目的、コゼットの正体、キイラの推理にとどまってはいるけれど、分かってきたようだ。キイラが何かしらの力を持っていることも徐々に明らかにされてきた。次は大きく展開するかな、楽しみ。それにしても、キイラがどんどん可愛く見えてくる。第二の人生を歩み始めたころに比べると、自分を素直に出し、友人を増やし、明るく笑う姿は騎士団長とは思えない。ジョセフ卿にもエレズにもときめいてしまうことに気付き、さて最終的にはどっちを選ぶ?
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
伊豆の昔話。沢山のみかん山を持つ男が見つけた実を付けないみかんの山。その中で見つけたたった一つの実がなっていたみかんの木。その実を育てていると無茶苦茶育つ。当然のように不思議に思って穴を開けて中を覗くと、2人の老人が碁を打っているという滅茶苦茶展開。「うむうむ」と唸りながら碁を打つ2人の老人のうち1人に勝ち筋を教える男だが、最後は教えていたことがバレてしまい、怒られるわけではない結果が何となく気持ちの良い昔話。
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Yukiko Yosuke
ネタバレ原作を読んだので再読。何度読んでも良いお話。ハッピーエンドで本っ当ーに良かった。やっぱりロマンスは相思相愛の2人が障害を乗り越えて結ばれる結末でないと。皇帝アレクのために身を引いたが、アレクが皇后を迎えないことを側近達が憂慮して最善を尽くした結果とも言えるが、皇帝が政に真摯に向き合ってきたこと、ヴィアがロフマン卿を始めとした様々な人達に認められてきた結果だろう(もちろん2人がお互いを忘れられなかったことが一番大事なんだけど!)。原作もコミカライズも同じ世界観で2倍楽しめて本当に良かった!
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Yukiko Yosuke
ネタバレ原作を読んだので再読。この2巻の最後を見て、原作を読もうかかなり悩んだのを思い出す。読友さんが素敵な最後があるから…とコメント下さっていたので我慢したのを思い出す。政局が大きく動く第2巻。突然の皇帝の逝去から始まる権力闘争、アレクが皇帝に即位してすぐの皇后の事故死と、次々に自分の権力の障害となる存在がいなくなっていくのに、アレクとヴィアは結ばれない。皇帝崩御の後は皇后が、皇后崩御の後は将来の正妃が、彼らの邪魔をする。身を引くヴィアの聡明さがとても悲しかった。
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Yukiko Yosuke
ネタバレ原作読んだので再読。筋が分かっていても面白い。原作に比べて少しコミカルな場面も多い本作は、その分辛い展開が心にしみる。そして、亡き母に代わり弟セルティスを守るため、自分を愛妾にしろと第一皇子アレクに持ち掛けるヴィアトーラの行動力と洞察力が凄い。たまにお忍びで市井に下りては、アレクとの離縁後の生活のために生活力を育てる逞しさも。原作の挿絵とは雰囲気が結構違うが、私はこっちのアレクの方が好きだなあ。
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Yukiko Yosuke
ネタバレ洞察未遂事件の解決に向けて奔走する優蘭。厳しい状況下において、優蘭に助力してくれる人が増えてきたことに気付き、頼ることを覚えた優蘭は強い。夫皓月はおいておいて、梅香を始めとする部下達、四夫人達と、これまでの優欄の行動が信頼を得、仲間を増やしてきたのだと言える。次はざまぁかなあ。
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Yukiko Yosuke
ネタバレコミカライズが大好きで、いつか原作を読んでみたかった作品。原作も面白かったです!好色な皇帝、権力欲の強い皇后、軍閥や貴族閥の関係を考えて行動しなければならない第一皇子アレク。弟セルティスを守るためにアレクに期限付きの契約婚を持ちかけた第四皇女ヴィア。本気になってはいけない相手をいつしか愛し、権力基盤が弱いために諦めなければならない展開に心揺さぶられる。何と言ってもいつか市井に下りると言い切るヴィアの行動力と聡明さ、快活さが魅力。アレクもきちんと政を行い、自分の基盤を築き上げ、2人が結ばれる結末には満足。
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Yukiko Yosuke
ネタバレ歪んだ実家問題が解決して、自分の感情や幸せを一つ一つ尊重することを覚えていくクラリス。おずおずと、周囲に肯定されながら、妹の呪いのような言葉から逃れるように、少しずつ自分自身の意思を示す彼女を応援したくなります。ジーン、もっと頑張ってくれ!と背中を押したい。並行して、クラリスの忠実なメイド・メアリーとシドの関係も複雑になりながらも進んでいっている?気がする。こちらは現在の身分差をどう乗り越えるかが気になります。
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Yukiko Yosuke
ネタバレ今回はセンター英語の攻略法と、受験勉強で行き詰った時の復活法が中心。英語の長文読解は分かっていたようで知りたかったこと。英語は徹底的にルールに則って書かれるということ、だから各段落でトピックセンテンスを見つけることで、全てを読まなくても文章の意味が大体分かること。…まあ、それもある程度の語彙力がないとダメなんだが。そして、模試で結果が出なかった時にどうやって浮上するか。受験に向けて色々思い悩む受験生達に自分一人で元気になれと言っても通じるのかって思うんだけど、でも結局自分で乗り越えないといけないんだよな。
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Yukiko Yosuke
ネタバレアニメで粗筋を知っていても泣けてしまう「天使が舞い降りる夜」含め3編収録。「甘い毒」は父を思う娘の優しさ、「吸血鬼症候群」は患者を思う看護師の優しさが強調されたお話だった。この巻は誰かの優しさが裏テーマなのかもしれない。「天使が舞い降りる夜」でもそう。鷹央が自分より年下の健太を救えないことへの罪悪感を乗り越えて真相を暴き出すことよりも、彼の最期に寄り添って絵本を読んであげる姿に目が潤んだ。コミュ障の鷹央にできる精一杯。よくやった。
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Yukiko Yosuke
ネタバレ還暦越え前世のアンネが、色々ルールの厳しい貴族社会で破天荒な閨指南を繰り広げる楽しい話だったはずが、バードリー侯爵夫人が道を踏み外してしまったことから深刻な話になってしまった…。これまでの所業が酷かったのだ狼とは思うが、そうさせていた侯爵がいきなり離縁を突きつけるとは…失うものの無い人は何でもできてしまうというのは本当で、保護したアンネの父を殺害し、あまつさえエリオットまでを誘拐、監禁、…とくると、最後は処刑くらいしか思いつかないんだが、次巻は辛い話なのかなあ。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレちょっと変わった経緯で付き合い始めた三浦くんと早川さん。彼氏・彼女となったお互いのことを新鮮な目で見て感動し、本物のお付き合いじゃないからと思いつつも胸震わせる、ピュアな恋愛物語。初デートでも色んな事を考え、相手がどう思うかなとか、相手がどうしたいかな、とかちゃんとお互いを尊重しているのがとってもかわいい!背中にギュッと抱き着く早川さんの行動は三浦くんにとっては若干拷問かもだけど、続いてほしいなあ。
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Yukiko Yosuke
2年生の読み聞かせボランティアで読みました。コロナ前は机を後ろに下げて、皆に前に集まってもらって読み聞かせができていたけれど、今は子ども達は机に座ったまま。できるだけ絵が大きくて、後ろの席までちゃんと見えるものをと選ぶと、この絵本は低学年向けには最適。見開きいっぱいの一つ目小僧のぱっちりした目や、パッチワークのようになった一反木綿がかわいいのです。
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Yukiko Yosuke
ネタバレ「おねえちゃんって」シリーズ8冊目。とうとうお母さんが赤ちゃんが生まれると病院へ行くことに。出産の時、子どもは付き添えない。お産を知らない子どもにとっては、お母さんの出産は一大事。陣痛で顔をゆがめるお母さんを見てしまったココちゃんは、お母さんが帰ってこないことに不安を募らせてしまう。しかも、姉妹ゲンカまでしてしまい、なっちゃんの姿が見えなくなり、もう限界。お姉ちゃんでいる限界を超えたココちゃんを慰めたのはなっちゃんで、2人は両親の再婚で姉妹になったとはいえ、ちゃんと家族なんだなあって思えたお話。
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Yukiko Yosuke
ネタバレ完結。思っていたより早く、嫉妬からのすれ違い騒動が解決してしまって拍子抜け。まあ、リリアーナとウィルの間だと、そんなに複雑なやり取りが発生するとも思えず(結局相思相愛だし)、ちゃんと事情を話せば信じあえる関係なんですよね。筋肉大好きクロエと脳筋ダニエルの恋愛成就も良かった。それより斜め上だったクリスの婚約者。これだけで次巻まで続くかと思いきや、ウィルがバシッと解決してくれて、このシーンは爽快だった。うーん、リリアーナが食べ物を頬いっぱい頬張るエピソードをもうちょっと見たかったな。
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Yukiko Yosuke
ネタバレ没落予定の貴族の5男リアムに転生した主人公。ハミルトン家の嫡男が引き起こした魔竜ラードーンの解放。その騒動をアナザーワールドで解決し、男爵位の叙爵、トントン拍子に立場が上がっていく。リアムの良い所は、そうなっても奢らず、兄のことも思いやれること。とはいっても、こういう作品、とうチート存在になるかもポイントなので、そこは頑張ってもらわねば。魔竜にエルフとどんどん信奉者を増やし、普通は国家から疎まれる存在なんだが、そういうことにはならなさそう。
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Yukiko Yosuke
ネタバレ老舗旅館の若旦那・高之瀬と、眼鏡職人の熊木。自分から再びセフレになったくせに、友達なのか恋人なのか曖昧な関係が気になる熊木。高之瀬の元部下で資産家の息子が登場(当て馬としてだけれど)、海外仕込みの距離感の近さに熊木を煽る。まあ勘違いして熊木から高之瀬を救い出そうとする辺り、彼も恋には実直と言えるのだが、さて一人本気で無さそうな高之瀬はどうするのか。彼が罪作りすぎる…。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ老舗旅館の若旦那・高之瀬と眼鏡職人熊木。20年ぶりに出会う元恋人が全然老けておらず、通い妻のようなことをやって関係を復活させてしまっている熊木の人間性が不思議だが(振ったの高之瀬だというのに)、2人の気の置けない関係は見ていて楽しい。そんな所に高之瀬の元部下がやってきて2人を掻き回す。
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Yukiko Yosuke
ネタバレ何となく遡って読んでしまったシリーズ3冊目。今度は天稀の実の父・天一朗が登場。さすがに実の父に、天稀の育児環境を色々言われたら落ち込むし波乱が巻き起こるだろうと思ったらその通りで、でも、聖也と桐生の真摯な思いが通じて良かった。あと、聖也の姉・彩咲陽の夢や、聖也を頼った理由が分かって、そういう面でもこの展開は良かったのでは。天一郎はフランスに帰ってしまったけれど、今ならビデオ通話でいくらでも話せるもんね。良かった!/自分のバースデーイベントに訪れたお客様達に白薔薇を送るなんて、粋だなあと思ったよ。
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Yukiko Yosuke
ネタバレ先に続巻を読んでしまったので急いで積んでいたのを読む。ここで桐生弟が登場し、次巻の父登場へと繋がっていたのかあ。桐生弟の響己の登場で桐生と聖也の関係に不穏な影がよぎるのかと思いきや、兄大好き、かつ聖也に即オチしていたかなり可愛いタイプの弟君で、脅したけれど兄の愛の方が圧倒的に強くて全然脅威にならなかった。天稀は相変わらずの可愛さ、かつ、桐生と聖也の関係を「ふたりはこいびとだから」とさらっと言ってしまえるイイ子だった…。
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Yukiko Yosuke
ネタバレ色々得心することが多いこの作品。歴史の勉強の仕方では「歴史は現代から遡れ」。先史時代からの出題はホントに僅かで、ここに力を注ぎ過ぎると中世、近代以降で息切れするの、ホント分かる。過去から遡ることで、理由探しの目で歴史を見ることになり、出来事の繋がりを意識できるという。こういう目で勉強したかった。/センター国語対策では「問題文を見なくても正答が分かる」。解説が凄い。絶対的に正しくあるべきだから、選択肢には新たな情報は足されないこと。解く時には「自分で考えるな」。自分の常識で考えず客観的に見よということ。
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Yukiko Yosuke
ネタバレシリーズ5冊目。ナンバーワンホストの聖也と隣人の小説家 ・桐生。今作は、桐生に接近禁止令を出された桐生の父が登場。どうして父子が隔絶してしまったのか謎が解ける。桐生父が聖也と天稀に声をかけてくるエピソードから、徐々に彼のことを知って、拗れた父子関係を修復しようとする展開が優しくて良かった。相変わらず天稀の可愛さが突き抜けていて癒されます。「ホスト探偵」ここまで絶賛されると読んでみたい…。/既刊の順番違えて読んでしまったけれど問題なし。他の積読を近々読む!
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Yukiko Yosuke
ネタバレ東大英語と有名私学の問題とを比較して、東大英語の方が優しいという解説、面白かった。そして出題にくすっと笑える余裕を持とう、英語も言語だという認識を持とう、という提案も納得。私も大学受験の時、センター教科、2次試験4教科と科目数は多くても、数教科一発勝負の私大より国公立の方が気が楽だと思っていた。それがより楽をして合格しようとする意志だったとは思えないが(一つの教科の失敗を他で補えるという消極的理由)、東大を目指す人にとっては、それが楽な方法だから東大を受験するというのに目から鱗の気分。
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Yukiko Yosuke
ネタバレ前巻が辛過ぎてしばらく積んでました。ようやく読めた。華やかな舞踏会、自分を最高に仕上げるための女子達の努力、颯爽と現れる男子達。この先にある不安は置いておいて、ヴィンセントとのダンスやその後の会話に心躍らせるオリアナの可愛さと言ったら!我慢に我慢を重ねたヴィンセントの寸止めのキスが無茶苦茶素敵だった(杖って…(笑))。これが本物になるといいのに。彼ら2人の未来がちゃんとあるといいのに。
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Yukiko Yosuke
ネタバレ子爵令嬢ヴィオラと公爵家嫡男フィリップの拗れたラブストーリー。自分に興味がないと思っていたフィリップが、記憶喪失になったと伝えた途端に豹変するのが面白い展開なのだが、2巻はそれが顕著でヴィオラが疑いたくなるのも分かる。フィリップの示す愛情を信じたい、信じられる、とヴィオラの意識が変わってきている。冷たい関係だった自分達の関係が大きく変わっているこの先がハッピーエンドであるといいのになあって思う。
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Yukiko Yosuke
ネタバレ小4娘が読んでと持ってきたので、4年ぶりに読みました。猫を飼っていたことがあるのでノミ退治がどれだけ大変か分かってしまった今は、丸刈りにされたバーバモジャの苦悩は分かっても仕方ないなあって思っちゃう。バーバモジャやハリネズミの周囲に飛んでいるノミの点々がかわいいのだが、現実はそうでは無いので苦笑してしまうお話。
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Yukiko Yosuke
ネタバレ原作とは異なるストーリー展開に入って先が読めなくなってきた(でもいいかもしれない、原作通りだと「皆殺しの田中」の本領発揮が待っているので…)。蛇王の闇の秘術で生き返った亡き万騎長達との壮絶な戦いが息をのむ展開。万騎長達のこの世に残した執着や未練が哀れで、生きる者達の葛藤が痛いほど伝わってくる。で、最後にアンドラゴラスかぁ…。これは手ごわそう。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
子どもの頃大好きで何度も読んだ絵本。卵の中でヒヨコがどんなふうに育って孵るのかをとても具体的に絵で示してくれていて、興奮したのを思い出す。どんな生物も胚の姿だと変わらない。進化の過程を追いながら、夫々の生物に育っていくのだとどこかで読んだ気がする。卵の中の栄養をすべて使って生まれてくるヒヨコがとても頼もしく思える一冊。
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Yukiko Yosuke
1982年発刊。雪が降り続く冬、食べ物がなく、子ギツネを育てる母さんギツネは人里で食べ物を探します。なかなかうまくいかない食べ物探し。そんな折、「こんこんさまにさしあげそうろう」という子ども達の声が聞こえてきて、今夜は野施行で、人々が野生のタヌキやキツネに食べ物を供える日だと分かります。人々の施しで空腹を癒す母子のキツネ。人と野生動物の共生を静かに描くお話です。小4娘に。
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Yukiko Yosuke
ネタバレ本編完結。ようやく、ようやく師匠レオと再会できたアルテ。長かった。ここまでに描かれた様々な人の死。生きる意味とは何かを自分に問い返していたレオに、生きているアルテが生きる意味を与えた。かつては自分が養っていた弟子が大成し、逆にプロポーズしてくるとは。時代背景を考えると、アルテほど自分の思う通りに人生を選択してきた女性はいない。ヴェロニカさんのように矜持を保ってきた女性達との出会いが彼女を強くしてきたと思える。描くことが本望、描いて一生を生きる、それをレオとできる幸せをかみしめて欲しいと思う。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
「おねえちゃんって」シリーズ7冊目。夏休み、義理の妹なっちゃんと山梨のおばあちゃんの所に2人で遊びに行ったココちゃん。従姉のみどりちゃんと、その弟のひろとくんとの交流を通じ、年少組の触れ合い方、小学生同士の触れ合い方と、別の姉弟の関係を見る機会を得たココちゃん。お父さんやお母さんが恋しくなったナッちゃんのことを思いやれるココちゃんがとってもお姉ちゃんに思えた!
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Yukiko Yosuke
ネタバレ「ナイト・ギャルソン」のトップデザイナーの華宮と、新人でアシスタントに抜擢された朝陽。ファストファッション全盛の現代で「ナイト・ギャルソン」の服作りのポリシー、家族に冷遇されてきた朝陽がそれに鼓舞され慰められてきた事情はなかなか良かった。2人が長い間両片思いだったのは良しとして、朝陽の映画監督へのコーディネイト提案もワクワクして面白かったんだけれど、もうちょっとお仕事面で華宮と朝陽のキリキリ来るような事件があると良かったなあ。
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Yukiko Yosuke
著者の論旨を理解するため再読。明治時代から現代までの労働者と読書の関係、労働者が読書に求めるものの分析は、切り口としては面白かった。タイパ・コスパが重要とされる現代では、必要なことだけを知りたい欲求が強く、それ以外のもの(他人の主張や意見、過去の知見)が含まれる読書は好まれない、だから現代では本が読めないという主張はなるほどと思える。残念なのは、この主張では本が読めないのは労働者だけに限った話ではなく、さらに著者は長時間労働によるスポイルがその原因だと主張がブレたところ。初読時の違和感はこれ。
Yukiko Yosuke
2025/09/11 01:20

「情報」「ノイズ」といった一般名詞に特別な定義をした割には、きちんとそれを意識して文章を書けていないこと、ベストセラーでその時代を切り取る試みは面白かったがその時代を生きた人にとっては納得のいかないこともあること、一つのことに全力で取り組む人を称揚するのをやめよう、って頑張る人のことを考えていない主張が気になってやっぱり腹落ちできなかった。

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Yukiko Yosuke
ネタバレ続巻読むために再読。実家ファーレンハイト家を辞し、領地へ戻るクラリス達。辺境伯ジーンと別行動をとらざるを得ない状況で、立ち寄った宿場町での出来事が中心。下水整備の大切さを説くジーンの領地民でも、なかなかその大切さには気づけない。材料が新鮮でも、清潔でない調理場での調理が食あたりを引き起こすということ、これに気付けたのはクラリスが貴族子女らしからぬ博識であったから。そのため身バレし、隣国の残党に襲われる羽目になったが、それもジーンとの関係を一層強くする出来事になってしまった。
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Yukiko Yosuke
ネタバレ続巻を読むために復習再読。再読しても、クラリスの実家、ファーレンハイト家の暗部は斜め上だった。歪みのある家族のもとで暮らしたことで、姉マチルダも妹クラリスも相応の影響を受けてしまったが、前を向いて進みたいと言ったクラリスの心情の変化を良しとしたい。一方で、両親の歪みで人格と人生まで歪まされたマチルダの行く末は無惨だと思った…。
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Yukiko Yosuke
ネタバレ家族に冷遇されていた子爵令嬢クラリスが嫁いだのは人喰い辺境伯と呼ばれるグーテンベルク伯爵ジーン。無表情だが優しい心遣いを見せるジーンに、徐々に心を開いていくクラリスの表情がほどける様子に癒される1巻。実家から一緒についてきたメアリーとの友人のような会話も楽しい。実の家族に冷遇されていても、使用人達から慕われていたクラリスらしい。家族の中でも特にクラリスを虐げてきた姉マチルダ、ジーンは当初その姉を花嫁に求めたと思っているクラリスには不安が付きまとう。あー、早く、この不安を解消させてあげたい!
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Yukiko Yosuke
「おねえちゃんって」シリーズ6冊目。お父さんとお母さんが再婚同士、義理の妹なっちゃんとのちょっとした騒動を描くこのシリーズ。よくある家族愛をばーんと出してくる作品ではなく、いきなりできた義妹に思うところがありながらも姉として妹を思いやる様子が微笑ましいお話なので、「わかるわかる」と思いながらほっこり読める。今回はお母さんの体調が悪く、心配するココちゃん。大人なら「あ、もしかして」と分かるんだけれど、ココちゃんにはまだ分からない。でも、お母さんのために何かしたいと思う優しい気持ちが伝わってきて癒されます。
Yukiko Yosuke
2025/09/11 01:56

お母さんが迎えに行けない時はお父さんが普通に迎えに来る(時間過ぎるとか、ギリギリで大慌てとか、ということもなく)のが現代的。私の娘の通う学童では、お父さんがデフォで迎えに来るお子さんも結構います。

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ネタバレこの世界、天界に飛翔する神々は、尊敬すべき存在というより素晴らしい功績を挙げた存在。だから、人間臭い間違いや騒動を起こし、天界に激震を起こさせる。味方の少ない謝憐の数少ない理解者だと思っていた霊文までが…。残念。錦衣仙を追っていくうち、4人目の絶凶鬼王誕生を阻止すべく、花城と一緒に銅炉山へ向かう謝憐。次から次へと色々な事件が起こって(ドリフのコントの最後みたい)、先へ先へと惹き込まれる。力の強い鬼ほど影響を受けるということで小さくなった花城を可愛く思って服を買ったり守ったりという謝憐が意地らしい。
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Yukiko Yosuke
1969年刊行の絵本。関西弁の語り口がテンポよく楽しい。てんごしい(悪戯好き)のタヌキごろはちと、ごろはちに悪戯されてはたまらんと、何故か油揚げをお供えする村人達との交流。愚痴は言えどもちゃんとお返しをするごろはちの人の良さ。汽車を初めて見る村人達が、ごろはちの悪戯と誤解し自ら汽車に向かっていく時のごろはちや駅長の緊張感とその後の喪失感。最後は神様になって村人達に祀られるのに、やっぱり愚痴っているオチが良いのです。
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Yukiko Yosuke
ネタバレ没落予定の貴族の5男リアムに転生(憑依?)した主人公。魔法に憧れて使ってみたら使えたので自主練していたら、魔法の師匠レベルの男が現れ魔法を指導してくれる。と、トントン拍子に魔法を習得していくのだけれど、主人公の前世が描かれていないので、魔法に対する執着度合いがイマイチよく分からない。身に着ける魔法の種類は多いが、今のところ(複数同時に発動できるのは凄いこととして)もの凄いチートにも描かれておらず、着実さが際立つ。召喚獣として自分を召還できるのに驚いた。
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Yukiko Yosuke
ネタバレ笑っちゃいけない所で読んじゃダメな作品。家事は完璧だが仕事はからきしの多田野君と、仕事はできるが絶望的に家事ができない氷鷹社長。両者とも、会社では表情に出にくくお互い誤解してしまっているが、プライベートで知り合うとお互い補い合える存在に。2人とも苦手なことに前向きに取り組んでとても好感持てます。「紫のおじさん」に悶えてしまい、思わず夫にお勧めしちゃいました。
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1967年刊行。「どろんこハリー」シリーズの2冊目。家族と一緒に海辺に遊びに行ったハリー。カンカン照りのお日様が嫌でパラソルの中に入ろうとすると家族に追い出されてしまう。この家族、ハリーのことをあんまり大事にしてないのが気になるんだけど…、で、うろついている間に大波に巻き込まれて頭からすっぽり被った海藻姿がとってもかわいく(現物見たら不気味なんだろうけど)、行った先々で騒動を巻き起こすのがとても楽しい!最後はちゃんと家族のもとへ帰るので、ホッとします。
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Yukiko Yosuke
「どろんこハリー」シリーズの1冊目。1964年刊行。お風呂に入るのが嫌でブラシを埋めて隠して外に出かけ、これでもかという程汚れて帰ってくるハリー。あまりに汚れてしまって家族にも気付いてもらえない。見た目が変わるだけで気付かないものか…と残念に思っていたらハリーが自分からお風呂に入り、汚れが落ちると…。読む度、ハリーがちゃんと家族に認識されてほっと安心したものです。
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Yukiko Yosuke
カラーの絵本のはずなのに、白と黒の二匹のウサギの表情と、静かな筆致とで何となくモノトーンの印象のある絵本。仲良く一緒に遊んでいるのに何故か哀しそうな顔をして考え込んでしまう黒いウサギ。どうして考え込んでいるのかが分かった時の白いウサギの驚きの表情と、二匹の一歩踏み込んだ会話が呼び込む幸福感に、「結婚」というものに対する思いが感じられるお話です。こんな子どもみたいに遊んでいるウサギ達も結婚するんだ…と驚いた記憶があります。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2011/08/20(5229日経過)
記録初日
2011/07/02(5278日経過)
読んだ本
5053冊(1日平均0.96冊)
読んだページ
993945ページ(1日平均188ページ)
感想・レビュー
3881件(投稿率76.8%)
本棚
15棚
性別
血液型
A型
職業
IT関係
現住所
神奈川県
外部サイト
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自己紹介

大学院・専門学校・浪人生の男子3人と小4女子の母。某通信企業に勤務。小説(ラノベ含む)、ビジネス書、漫画と乱読タイプだが、在宅勤務が4年を超えて通勤時の読書時間がなくなり、漫画が多い昨今。いつも睡眠不足。

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