読書メーター KADOKAWA Group

2018年2月の読書メーターまとめ

wiki
読んだ本
12
読んだページ
3271ページ
感想・レビュー
12
ナイス
126ナイス
  • Xでシェア
  • facebookでシェア

2018年2月に読んだ本
12

2018年2月のお気に入り登録
8

  • なゆみ
  • ロア
  • きたの
  • kinkin
  • Gotoran
  • nonko
  • かなこ
  • あらかわ

2018年2月のお気に入られ登録
3

  • Gotoran
  • kinkin
  • あらかわ

2018年2月にナイスが最も多かった感想・レビュー

wiki
著者のSNSを追っている中で知る。SNSの方では本書よりももっと日本の衰退と未来の暗さを煽っている。プライドなんかクソほども要らないものだと。そうだな。泥臭い、真っ直ぐな、馬力ある人だと感じる。圧倒的経歴なのでシニカルにならず、行間をもっと読むべきではと自身の偉そうな態度に頭を掻きつつも、流石に現代版孫子の兵法とは大仰だなとも思ったり。処世術として読めば、その強かさたるやだが、孫子の兵法のごとき文章の流麗さはないし、歴史に残る本かといえば、そうではないと思った。偉そうな感想で著者には申し訳ないけれども。
が「ナイス!」と言っています。

2018年2月の感想・レビュー一覧
12

wiki
贈本いただいた上司との飲み会に合わせて再読。若い頃に出会って衝撃を受けたのだとか。サイバネティクスの方法を販売の土俵に落とし込んだらどうなるか。発刊当時はカンに頼っていたものが、科学的手法で行うという点で画期的だったそうな。ビジネス書で良く言うPDCAがサイバネティクスという難しい言葉(?)で表現されている。ビッグデータの今ではこの考え方が常識なのかもしれないが、本当に現場のレベルで正しく運用されているかと言えば全然そうではない。今いる環境が古いだけなのかな。会社を一つしか知らないというのは盲目だな。
が「ナイス!」と言っています。
wiki
この方の著書は他のものも含めて読みたい。自己の仕事に誇りを持ち、心から楽しいと思っているから、あなたも同じように仕事を楽しいと思いながら戦えるようになろうよ!みたいな呼びかけをしているように感じる。わかっているけど出来てない、というのが真実。著者が語る通り、結局はその都度反省、その都度決意で「今度こそ!」と忍耐強く挑戦し続ける人が結果を出す。別の本か何かで、習慣に変わるまで三ヶ月はかかると聞いた。今日から、また。
が「ナイス!」と言っています。
wiki
人には特性がある。刺激に高反応である人と、低反応である人。そしてそれは内向的、外向的という性格の大別になる。あなたが内向的だとは思いもよらないと言われる「偽外向型」となる人も出てくるが、それは本来の自分とは違う。この振る舞いによって向上するか消耗するかは、自分にとって重要な事柄、すなわち「コア・パーソナル・プロジェクト」に従事しているかどうかにかかる、と。使命とも、本懐とも意訳できると思う。著者の指摘する社会的な「外向的になれ」という圧力は自身も幼少時代から受け続け、悩み続けてきたので気持ちがよくわかる。
が「ナイス!」と言っています。
wiki
こういう大きな利権構造があるという事を知っているか否か。社会的な欺瞞を理解しているか否か。権力の魔性だ。普通は見えない。そして、魔酒に酔わされていることにも気づかない。著者の他の本を読んだときは、とは言え、性悪説的だな、もっと善性を信じても良いのでは、とか思っていたが、著者がこうした考えの結論に至るのは、長年の積み重ねの結果だという事を本書まで一気通貫して読んでみて、理解した。どうしたらいいかという提案もあるが、実現までの道のりは険しい。如何に実現するかを考えた時に、長期的な視野に立たざるを得ないと思う。
が「ナイス!」と言っています。
wiki
プロパガンダと言えば大仰に感じるが、即ち広告宣伝という事だ。原発に賛同する団体を見れば、まさに著者が指摘する通り「原子力ムラとはすなわち日本の社会そのもの」たるものだ。SNSという新しい情報ツールが普及したことで、明らかに欺瞞を見抜く手段が増えた。後はその手段を有効に使えるリテラシーの力がどこまで一般の方についてくるか。こうした点が求められている。ところで推進派の広告に出ていた方のうち、関係のない他の機会に何か変な人だなと感じていた方が多数見られた。欺瞞や人間性を直感していたんだろうか、と思う。
が「ナイス!」と言っています。
wiki
原発広告の地方展開はどうだったか。貴重な文献を多数掲載している本著は、もはや原発事故資料館という様相を呈している。序章で執筆の思いを綴っているが、原動力は国民を愚弄する権力への義憤であり、この人災を風化させまいとする決心であった。グリーンピースの有志の協力があったとはいえ、そのエネルギーなくしてこれだけの資料を集めて一冊にするという事は出来たものではない。ジャーナリズムの原点を見る思いがする。前著の『原発広告』と併せて、将来のために取っておくべき書籍だと思う。この歴史に学んで後に、次の一手を考えるべきだ。
が「ナイス!」と言っています。
wiki
原発広告にかけられた費用は莫大。ではその費用はどのような形で広告として展開されたか。それが本書の筋である。原発の危険性を訴え続けている小出氏がかつてそうであったように、原発の次世代的な部分に憧れをもっていた人は多いだろう。無知のまま、こうした広告を鵜呑みに信じて、皆、去勢されてきたのだ。小出氏のように研究者になれば危険性を認識し、効能と天秤にかけることもできようが、一般の人はそうはいかない。そして、その結果は余りにも悲惨な形で現れた。著者の忸怩たる思いが本書執筆の原動力であったという点で、読むべきと思う。
が「ナイス!」と言っています。
wiki
メディアから流れる情報は全て広告。無料視聴可のテレビは、スポンサーにCMを流す権利を渡しているだけではない。裏では巨額の金銭が動き、スポンサーの意向に沿った報道がなされる。バラエティでもニュース番組でも、その内容にスポンサーの意向が反映されている。新聞や雑誌の記事もである。そもそも広告代理店という仕事がどのようなものか。仕事を経験し、その網から外れたアウトサイダーたる著者が語る内幕とその構造の理解なしでは情報操作を避けられない。はた、この著者の執筆の裏にも、何か利権がある可能性が隠されているやもしれない。
が「ナイス!」と言っています。
wiki
めちゃくちゃ骨太な本だった。少なくとも他著を読んでいた分だけは理解できたが、自身の知識が足りないため、思想遍歴を追う作業は、車にしがみついてスタントしているような気分になった。この知識の深さが、むしろ著者の悩みが如何に深いものであったかを語っているようにも思える。複雑で濃厚な内容なので、何度も読み直して、著者の思索を追ってみたい。「社会システムは、無意識レベルに浸透して、人々を見事に操作する」とあったが、巨大なこのシステム自体を作り上げたのは、人々の心に巣食う「無明」であるように、はた思わずにいられない。
が「ナイス!」と言っています。
wiki
「勇気ありとは、恐怖を知りながら之を征服し、深淵を見ながら矜持もて見る者の謂である。」「なんじらはいまだ苦しみ悩むことが足らぬ!なんじらは自身について苦しみながら、いまだ人類について悩んではいぬ!」克己の人の勇気とは、また悩みとは、かくなるものか。私がツァラトストラに感動するのは、彼が悩みを真正面から受け止め、がっぷり四つで考え抜き、勇気をもって挑戦したからだ。漢字が繁体字の為難読だが、台湾での留学経験がここで活きた。流麗な文体にも美しさを感じる。この度分からなかったところは、知識と経験を積んだ後に、又。
が「ナイス!」と言っています。
wiki
著者のSNSを追っている中で知る。SNSの方では本書よりももっと日本の衰退と未来の暗さを煽っている。プライドなんかクソほども要らないものだと。そうだな。泥臭い、真っ直ぐな、馬力ある人だと感じる。圧倒的経歴なのでシニカルにならず、行間をもっと読むべきではと自身の偉そうな態度に頭を掻きつつも、流石に現代版孫子の兵法とは大仰だなとも思ったり。処世術として読めば、その強かさたるやだが、孫子の兵法のごとき文章の流麗さはないし、歴史に残る本かといえば、そうではないと思った。偉そうな感想で著者には申し訳ないけれども。
が「ナイス!」と言っています。
wiki
憲法改正の是非以前に、公平に戦う土俵(法整備)が出来ていないではないか、このままでは資金力スーパーヘビー級チャンピオンの改憲派にモスキート級アマチュアの護憲派はワンパン即死だ、というパンフレット。資本主義性悪説に振り切った考えではとも思うが、非常に重要な視点かつ大問題だという点は強く共感する。国の形を変えるという革命的、歴史的な事が惹起する中で、無関心では居られない。憲法が変わったところで生活は変わらないと思っている人や、なんでタダでテレビが見れるのか、そもそも知らないという人などは絶対に読むべきだ。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2011/08/22(5236日経過)
記録初日
2011/08/28(5230日経過)
読んだ本
905冊(1日平均0.17冊)
読んだページ
256674ページ(1日平均49ページ)
感想・レビュー
902件(投稿率99.7%)
本棚
14棚
性別
年齢
34歳
血液型
O型
職業
営業・企画系
現住所
東京都
自己紹介

「大学時代に読書500冊達成せよ」との指針から、入学後に「活字中毒になりたい」と決意したのをきっかけに読書をはじめました。
9年続けましたが、「活字中毒」では電車のくだらない広告にも目が行ってしまうので、昨年「読書家」になると決意を改めました。

今年からは、ただの「読書家(本の虫)」ではなく、世のため人のために価値を提供できる「積極的読書家」になろうと決意しなおしていきます。

<読書冊数目標>
1、年間 100冊 →2014年に決意し、2016年に達成(163冊)
2、年間 300冊 →2017年から挑戦中
3、年間 500冊
4、年間 700冊
5、年間1,000冊


読書している時間、思索している時間が好きです。
大学からはじめたので、他の方を見ていると頭が下がります。

古今東西、あらゆる知識を得、思想を知り、著者と対話していきたい。それを自身の生活を通して価値へと転換したいと思っています。
読書好きな方から、私が全く触れたことのないジャンルの本を紹介されることも大好きです。

好きな本、よかった本、ぜひ教えてください。:)

2018.2.7更新

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう