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2024年5月の読書メーターまとめ

まくらぎ
読んだ本
2
読んだページ
672ページ
感想・レビュー
2
ナイス
51ナイス

2024年5月に読んだ本
2

2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

まくらぎ
ついにこの物語が終わるのか、という思いで、惜しみながら読み進んだ。「秋期」から15年以上経って、もう学生ではない身からすると、高校生の彼らの小賢しいやりとりに少し距離を感じてしまうが、やっぱり独特でおもしろい。今作は事件が大きく、とっくに<小市民>の範囲を超え出ているのだが、二人の絆や関係性を描写する意味では納得感がある。一方でこの関係性、らしさを保ちつつこれ以後を書けるのだろうか?「完結編」と銘打っているわけではないので続編の夢もあるものの、おかしな方向に向かうならこれで終わりでもいいかな…とも思う。
が「ナイス!」と言っています。

2024年5月の感想・レビュー一覧
2

まくらぎ
校正あるあるの苦労や葛藤を、実際の文章を挙げながら語るエッセイ。特に印象に残った3つを。①柳宗悦の「用の美」:本人がその言葉を使って「いない」ことの証明が大変(全部読んでも自信を持てない)。②たしか才田といった~:校正では地名の不足を補ったり、フリガナをふったりすることを勧めるが、あえて”暗がり”を残したい場合もある。③男はタフでなければ生きて行けない:独り歩きした宣伝文句の出典を探してみると、翻訳者が納得しかねるものだった。出典とは関係ないところで使われている宣伝文だが、どう伝えるべきか。
が「ナイス!」と言っています。
まくらぎ
ついにこの物語が終わるのか、という思いで、惜しみながら読み進んだ。「秋期」から15年以上経って、もう学生ではない身からすると、高校生の彼らの小賢しいやりとりに少し距離を感じてしまうが、やっぱり独特でおもしろい。今作は事件が大きく、とっくに<小市民>の範囲を超え出ているのだが、二人の絆や関係性を描写する意味では納得感がある。一方でこの関係性、らしさを保ちつつこれ以後を書けるのだろうか?「完結編」と銘打っているわけではないので続編の夢もあるものの、おかしな方向に向かうならこれで終わりでもいいかな…とも思う。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2011/08/23(4669日経過)
記録初日
2011/03/18(4827日経過)
読んだ本
839冊(1日平均0.17冊)
読んだページ
213880ページ(1日平均44ページ)
感想・レビュー
480件(投稿率57.2%)
本棚
13棚
性別
職業
クリエイター系
自己紹介

本は成長のものさしだと思っています。
自分の未熟さゆえに理解できていないのか、
はたまたその本の出来が悪いのか。
時間が経つと見方が変わってくることもあるでしょう。
 
そんなことを考えつつ、広く本を読み漁っています。
基本的に精読タイプで、たまに乱読期があります。

再読する機会も積極的に作ってレビューしていますが、
昔に書き留めたレビューも残すようにしています。
未熟な形跡に見えても、比較してみるとなかなかおもしろいものです。

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