紅白歌合戦ではないですが、やっぱり白(士郎)より赤が好き。
――― 体は剣で出来ている
血潮は鉄で、心は硝子
幾たびの戦場を越えて不敗
ただの一度も敗走はなく
ただの一度も理解されない
彼の者は常に独り剣の丘で勝利に酔う
故に、その生涯に意味はなく
その体は、きっと剣で出来ていた
なのだけれど、次のようなものがあるのに最近気がついて。。。
ひとつ目(①)がこれ。
――――体は銃で出来ている。
血潮は鋼で、心は火薬。
幾たびの魔女狩りを越えて不敗。
ただの一度も平穏はなく、
ただの一度も共感されない。
彼の少女は常に独り 銃の丘で勝利に酔う。
故に、我が二度目の生に意味は無く。
その体は、きっと銃で出来ていた。
そして、ふたつ目(②)がこれ。
体は氷で出来ている。
血潮は水で、心は鏡。
幾多もの道を歩んで不倒。
ただ一度の棄権もなく、
ただ一度の完走もなし。
走者はここに独り、
吹雪の丘で氷を育む。
ならば我が歩みに意味は不要ず。
この体は、無限の氷で出来ていた。
①は巴マミ、②は青木れいか(キュアビューティ)、だそうで。。。
①は脚本に確か虚淵が入っているのでまだ判るけれど、②は「オレオレ詐欺」撃退に一役買ったことくらいしか知らないし(http://www.sankei.com/entertainments/news/140124/ent1401240015-n1.html)。。。
うーん、「無限の剣製」にも確か元ネタがあったような?
あんまり突っ込むとここで書いていること自体が問題になりそうだ。。。
----------------------
来年2016年は谷崎潤一郎と江戸川乱歩、2017年には山本周五郎の著作権が切れる。タダになったら読むというのでもないが、絶版で手に入らないものが青空文庫にアップされるなら、是非、読みたい。
----------------------
最近、やっと杉本苑子の「風の群像」が手に入った。次は、杉本章子の「東京新大橋雨中図」(第100回直木賞受賞作)、舟橋聖一の「絵島生島」、南條範夫の「細香日記」(第16回吉川英治文学賞受賞)、「燈台鬼」(第35回直木賞受賞作)辺りを探そうと思う。
この機能をご利用になるには会員登録(無料)のうえ、ログインする必要があります。
会員登録すると読んだ本の管理や、感想・レビューの投稿などが行なえます