泣いていた。この本に出生前診断は優生思想だと書いてあったけど、現状の育てる・生きる困難さの問題では。”「生きづらさ」を個人的な問題ではなく社会が生じさせる問題で、社会の問題として解決すべきと捉えている“のなら、「産みづらさ」も同様で、「生きづらそう」だから「産みづらい」ってのもあると思う。
啓蒙されたくなかった、そういう彼らの自主性・主体性を編集者が尊重し仕組みの中で結晶化してしまった。それを後悔するのでも糾弾するのでもなく、その端緒を紐解こうという姿勢がすばらしいと思う。
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