本日は投票しつつ、レレちゃん(写真は先日撮ってInstagramに載せたものより)を獣医さんに連れてきています。この兄妹は病院が嫌いになって、キャリーケースに入れるのも毎度、一苦労です。🐈⬛
消滅可能性自治体なる提言?に対する批判もあって、地方自治体を合併させるばかりで行政が良くなる保証も何一つないのに、地方創生大臣を作るアベ政権みたいなのも出てくるので……片山氏が穏やかな口調で、そんなところから良質な施策とそれを支える知識、海外等の選考事例などが出てくるはずもない、と自分の鳥取県知事時代の事例を持ち出して具体的に語っていたのも良いです。単なるバラマキではおこぼれがもらえる一部が喜ぶだけですので。期待にたがわず、、やはり真っ当な良書でした。
武雄市のCCC図書館は失敗だったのですか。当時は市公式サイトをFacebookにしたり、図書館をCCCにしたりとやたら「先進事例」としてメディアがヨイショしてましたが、すぐにそれからどうなったかを全く報道しなくなりました。
コウライキジとかは在来種との交雑も進み、和歌山県や青森県はタイワンザルの駆除に成功したようです。奄美大島のマングースもなんとか駆除していましたが、苦労はします。ウシガエルとアメリカザリガニも象徴的な例でしょうし。セイタカアワダチソウは自家中毒もあって減ったと聞きます。朝日新聞のマングース駆除の記事: https://www.asahi.com/articles/ASS8X3SHNS8XTLTB001M.html
南太平洋での研究や、日本の各地での研究なども出ていました。新種の蛹を入手するための苦労とか、現地の人たちとの交友や過去の歴史に対する思い、ブユの幼虫を食するタイの民族の風習なども出てきます。生物の研究ではやはり分類が非常に重要だと改めて痛感しました。ドリアンが落ちるところを見ても頭にぶつかると死んでしまうので、ニュートンのようにはいかないらしいです。関連記事: https://www.asahi./articles/ASS9M1H3RS9MULBH00BM.html
読者の反応などについても率直なところは書いていますが、やはり肉食というか食事をしているのだから偽善では?と私も思いますよ。…確かに堀江貴文ではお金で買えないものはないという浅薄な言葉は出てくるでしょうが、通貨だけを媒介にするような経済の仕組みだけでは人間の社会は説明がつくほど単純なものの訳もないです。20世紀の文化人類学が明らかにしてきた贈与経済の仕組み、著者は猟や稲作を通して実践してみせているのが良いです。ばっくれるという言葉で表現していますが、内橋克人氏の唱えていた共生経済も思い出しました。良書です。
当時の私は一応、結婚していましたが、ブッシュに対する真っ当な批判を口にするのを単なる悪口と感じていた配偶者、実際は家族ぐるみでアルコール依存症を隠している禁治産者でした。バカ息子でも一応、アルコール依存症はなんとかしているのに、自分は反省する能力、親の代から欠落していてはどうしようもないです。アベシンゾーセンセイ同様、反省する能力も欠落していてはどこに出しても恥ずかしい阿呆にしかならないです。
山城祥二/大橋力氏の著者などにも近代文明への批判はかなりあって、芸能山城組の活動そのものが行動する近代文明批判で、私はこの集団がとても好きです。…万葉人のおおらかな自然観(アニミズムなどに近いものも残っていた)はあったみのの、世界三大宗教のような人間中心的、かつ唯一神的な信仰に普及が人類の自然観を大きく損ねたのは事実でしょう。…今の日本の現状にもそのまま通じる問題点でもありますので。…なので著者はいわゆる里山文化の重要性をかなり強調していて、これ、森林の荒廃が今の日本の野生動物の諸問題(クマとかの食害等)
にも通じる問題点かとも思います。…瀬戸内海周辺のように日本列島の中では例外的にあまり降水量がない地域では早い時期からアカマツなども植林されていたようですが、稲作で照葉樹林(中尾佐助氏の岩波新書が名高いですし、「となりのトトロ」に描かれている森林がまさにこれです)が破壊されていたこともあり…いったん表土が流されてしまうとこれの復活はしばしば困難、となっています。…日本の産業も豊富な水資源がなければ発展できなかったのでしょう。…ムスリムの人々も水は大事にするようなので、この辺は人類の共通的な叡智でしょう。
残念ながら1980年代の三大バカ?による新自由主義的な路線って良い結果は出していなくて、小選挙区2大政党制の制度疲労とかってその辺も関係がありそうです。……過去の事例のような軍事による変更、タイやミャンマーではクーデターみたいなこともあるのでまだなくなりそうにもないですし、大衆迎合主義という意味でのポピュリズムは維新の手口そのものです。著者も割と悲観的ですが、私も政党政治には限界も感じるので、どうあがけば良いのか、と思うところばかりでもありました。
樋口陽一・リベラルデモクラシーの現在、山口二郎「民主主義は終わるのか」、ヤシャ・モンク「民主主義を救え!」、レヴィツキー=ジブラット「民主主義の死に方」、クラステフ=ホームズ「模倣の罠」、ラリー=ダイアモンド「侵食される民主主義」上下が翻訳者あとがきに出ていますので、この辺から読書を広げるべきかとも思います。……残念ながら呉智英センセイとかでは具体的な事例への言及等は出てきていないので、この評論屋は西部邁センセイとかと同様、早い段階で見切ってしまいました。
戦後処理、日本よりだいぶ真っ当にはしていましたので。ただ、当然ながら限界はあります。藤原辰史氏の関連記事: https://www.tokyo-np.co.jp/article/347361 https://www.chosyu-journal.jp/heiwa/29293 ※長周新聞の記事はさすがに鋭いです。今のパレスチナやイスラエルの問題にも直結した内容になっています
顔認証ソフトとビッグデータの活用、レアアース(情報機器には必須)の偏り、エゴの塊でしかない国家同士のいざこざに巻き込まれる弱者、今の戦乱にも通じるようです。日本もマイナンバーカードに固執しているくらいですから、ウイグル方式、当然、念頭にありそうです。人権問題を言い募る先進国も二重基準が珍しくなかったりですが、顔認証ソフトの仕組みを破る手法等も聞きますし、強権による政治って永続はしないのですが、国家政策でITに余計な能力を付与し続け、1984の世界が実現してしまっては辛いです。戦えるのかどうか。
手口(人事権を掌握して官僚機構を言いなりにさせる)を彷彿とさせるものも感じます。…‥反省しない阿呆からは何も生まれませんので、同じ過ちを繰り返す企業が出てくるのも当然でしょうし、公害等についても、ー東大側から告発する研究者等、やはり出ません。…‥著者も京大に出向いていた時は楽しかったそうでしたし、選択と集中ではダメでしょうし、マスメディアのいい加減さや人質司法の前近代性は当時もそうでしょうから、かなり普遍的な本になっていました。例によって文献資料も豊富です。とても良い本でした。
手口(人事権を掌握して官僚機構を言いなりにさせる)を彷彿とさせるものも感じます。…‥反省しない阿呆からは何も生まれませんので、同じ過ちを繰り返す企業が出てくるのも当然でしょうし、公害等についても、ー東大側から告発する研究者等、やはり出ません。…‥著者も京大に出向いていた時は楽しかったそうでしたし、選択と集中ではダメでしょうし、マスメディアのいい加減さや人質司法の前近代性は当時もそうでしょうから、かなり普遍的な本になっていました。例によって文献資料も豊富です。とても良い本でした。
まぁ読書はかなり好きですSNSは@toosekitetu/@tohsekitetu等、そこそこしておりますね。ちょっと諸事情で、今は障害年金等で細々と暮らしております。
困ったことに、説明も一切ないままAmazonカスタマーレビューが凍結されましたし、アメブロまでそんな感じなんで、読書メーターで再起をはかります。長い感想等は別途twishortにまとめますね。FacebookやInstagram等のSNSも使っていますよ。
過去分も極力、記憶の範囲で取り上げていますが、読了日、概ね記録・記憶等がしっかりしていないものも多いので、日付は目安と思っていただければ幸いです。
雑食ですので、古典的な文学作品から陳腐?な成人まんが等々まで載せていますので、その辺はご留意ください。
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