
月に18冊読んでも、21冊買うたら減らんのやんか?と自分に説教する。自分の中で限度と想定していた積読数365冊に近づいてきた。一日一冊読んでも一年で捌けない本の数。2025年10月の読書メーター 読んだ本の数:18冊 ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/132173/summary/monthly/2025/10
風の谷はユパありきではない。ジルがいて民がいて、大ババ様から文化や歴史の教訓を学び、ナウシカや子供たちを育てる。ユパは慕われようと、情報や助言を与えるソトの人である。ユパ自身それを知悉している。この本で気持ち悪く感じるのはそこである。地方に住む者の目には視点がノマド寄りに映り、彼らが滞在したくなる"疎"コンテンツは異様に感じる。現実には自治体首長は任期付の役人なので、変革が難しい、それは違いない。しかし自治体を持続するべく変革するのは民。住民自身が閉じず諦めず、自ら学びブラッシュアップするしかないのだ。
この本から導かれる事実は、私を動揺させる。動物がヒトと大差ない事実を認めたくないのではない。ヒトがこれまで、今このときに至っても、他の動物をどれだけ非情に扱っているかに思い至るからだ。実験動物を筆頭として、動物園の環境、酪農業の家畜を生産物扱いするやりかたや、野良犬の殺処分、昨今のクマを"駆除"しなければならない恐怖の存在として取り沙汰する風潮まで、いずれもやりきれない。人間は、見失っている。
女性指導者が男性の性的な視線を浴びなくなった閉経後に活躍するという見方は興味深かった。わかる!と思った。良かれ悪かれ、人間社会において男性は男性と同じように女性を扱わないし、その空気が女性と女性の関係にも影響を及ぼす。いくら色恋を交えずに振る舞っても、物事が勝手に捻じれてゆく。メンタルが削られてゆく。ということは、男女同権であっても、その経路は異ならざるを得ないということだ。高市氏が料亭で"意見交換"を行わないのもそうだし、もっとローカルで小規模な集まりであっても、ホモソーシャルなやりかたは機能しない。
昨日仕事中に全力で激怒したらからだに負荷が過ぎたらしく、帰宅してから起き上がれなくなった。背中、首、頭、目の奥と痛むので、ヒモでたすきがけをしてそのまま就寝、今日も服の下に巻いている。ぜんぜん楽。まだ痛みが残る頭もできれば巻きたいけれど、往年のヒッピーじゃあるまいし、、、なにか偽装できないかしら。
ブックイベントで購入。白洲正子が生前最後に関わった本との由。『現在を支えているのが過去ならば、先ず古く美しい形をつかまえねば、新しいものが見える道理はない。こんな自明なことを皆忘れている』。『美をつくし、善をつくした高蒔絵の如きは、一見完璧なもののように見えるが、既につくすということばの中に、あとにはもう何もないことを示しており、それに反して極度に縮小された茶室とか、荒びた器や焼きものには、何物にも拘束されない自由な天地と、すべてのものを生み出すいのちが秘められていることを語っている』。
備忘:オクラは1穴に種3粒。ジャガイモは逆さ植え。霜よけに篠竹。自家製自然農薬はつくってみたい。酢+焼酎ベースにニンニク、トウガラシ、タバスコ、木酢液、加えて液体せっけん。もうひとつ牛乳+液体せっけん。草木灰も。
畑を始めて1年余、虫はいろいろいる。カエルはほぼ一年中いるんじゃないかとすら思う(誤 生業じゃないから、土は育てたいけれど、ミックス緑肥の種を買うのは程々でよくて、その種を落としたらいいし、雑草でもいい。余った野菜の種でもいい。多様なのがいい。畝の上が空白になる時期はあって、枯草で覆ってはみるものの、これは考えどころだと感じていて。野菜の収穫前に次の種を蒔くのはなるほど、と思ったが、いつも芽が行方不明になるので、かと思いきや草ごと刈ってしまうこともあり、これまた工夫のしどころである。日々試行錯誤。楽しい。
本は買って読む派。
本棚とKindleの両方で積読しています。
<ジャンルの配分目標>
フィクション(小説)45%
ノンフィクション(エッセイ)10%
ノンフィクション(ルポ、学術、趣味実用)45%
環境、自然、動物、人間、武術に関心があるみたいです。
歳を重ねるごと興味が広がり、読みたい本が増える加速度との板挟みです。できるだけ偏らないように、1冊読み終えたら違う種類の本を選ぶようにしています。
その結果、一見しっちゃかめっちゃかな選本ですが、大切にしたい核はしっかり一貫していることに、自信を覚えはじめています。
お気に入りは関心の似た方、感想に尊敬の感を持った方にしています。お義理では返しません。読み友さんの感想やつぶやきを読むのは楽しみですが、本に関係ないつぶやきが余りに多い方には、そっとさよならします。
<好きな作家リスト>
◆国内◆ 内澤旬子 内田樹 小野不由美 開高健 小松左京 佐野洋子 高野秀行 種田山頭火 恒川光太郎 寺田寅彦 中島敦 中島らも 南木佳士 半藤一利 森下典子 養老孟司
◆国外◆ アゴタ・クリストフ イーユン・リー オリヴァー・サックス ケン・リュウ サキ サマセット・モーム ジュンパ・ラヒリ ショーン・タン スティーヴン・キング ダフネ・デュ・モーリア マイケル・クライトン メイ・サートン (50音順)
<好きな出版社リスト>
亜紀書房 英治出版 光文社(古典新訳文庫) 草思社 築地書館 早川書房 ポプラ社(百年文庫) みすず書房 (50音順)
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