アウトプットが大事って、そんなこと知ってる。積読本の圧迫感に追われて次から次へと読み急ぐ。回し車の上のねずみみたいだなと自分のことを思ったことでした。 2022年9月の読書メーター 読んだ本の数:15冊 ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/132173/summary/monthly/2022/9
アメリカの民主党と共和党の関係を、日本の自民党と野党の関係に照らし合わせてみると、民主主義の制度を基盤とする限り同じ問題を抱えているとわかる。しかし、今の世界的なインフレ圧力下において、なにもかもが極端な方向に動こうとするなかで、アメリカでは民主党から共和党に主導権が移行しそうなのに対し、日本では自民党が劣勢に立たされつつも野党が常軌を逸した動きで支持を失っているように見え、結果自民党優位が保たれるのではないかと危惧される。総じて、未来が明るいとは、どうしても思えないのだ。
ジョンはシェイクスピア作品の引用で自らの内面や世界を表現する。『ああ、すばらしい新世界!』 表題も引用である。私たちは読むなり見るなり外部から教えられなければ、それらを言葉で表現して他者に伝えることはできない。さらに世界から教え込まれた"常識"が違えば、「ロミオとジュリエット」も理解どころか、噴飯もののナンセンスに成り果てる展開が描かれる。そして浅く満たされた世界では、深い思考や湧き上がる激情を伴う芸術や科学、宗教は成り立たないのだとも。世界の安定性を保つためには不満があってはならない、という思想の異様。
おお~。夫の後輩宅(本人退職までまだ何年かある)では、爺さんが根性では維持しきれなくなった田畑の一部(家庭菜園よりは当然広い)を若い就農希望(仮免中)者さんに貸していると聞きました。居るところにはいらっしゃるのですね~。すごいな~。ご紹介ありがとうございました。
耕してくれる方が見つかってよかったですねぇ。借りてもらえることは嬉しいものと想像しています。私の住む町では、丹精した田畑がどんどん潰されて分譲地になって、私も微力ながら何かできないかという思いと仕事都合の板挟みで悶々としています。
『おもうに、維新と名づける破天荒な事業は、祖父が封建武士から陸軍の将官へ、更に海軍提督へと何の躊躇もなく転身したように、過去も未来も打ち捨てて、ひたすら現実の中に飛びこむことのできた人々だけに可能な革命であった。悲しいことに、それは為しとげなければ国が危うい止むに止まれぬ勢いであった。』
読んだ本も、手元に置くと決めた本を箱に詰めておくのはもったいない気がしてきた。大きな本棚を置く場所が無いことと、地震の際に直撃されるリスクを回避するため、紙製の箱10箱超に蓋を開けたら背中が見える形で入れてあるのだ。ああ、大きな家と書庫と本棚が欲しい…
相対的に、幼いころから通ってきた地元の大型書店への忌避感が強くなっている。それは出版社の宣伝がスピーカーから垂れ流される五月蝿さのせいでもあり、新刊だからという理由だけで平台に積まれた本の表紙ががなり立てる理不尽な主張の五月蝿さのせいでもあるのだと気づいた。知らず、神経に障っていたのだと。それはもう、足が遠のいたなら遠のいたで、仕方のないことだと割り切ろう。
自称「世界一の親日国」。日本の敗戦によって日本と台湾は道を異にしたが、中国という脅威の前で連帯せねばならないのに違いはない。尖閣諸島には台湾だって近い。しかし李登輝は尖閣諸島でもめたら中国が喜ぶと考え、「日台間には領土問題は存在しない」と宣言した。李登輝の姿勢は現総統である蔡英文にしっかり受け継がれ、ことあるごと表明されている。集団自衛権行使容認閣議決定への評価も高い。敗戦によって日本の在り様は断絶したと日本人が思っているようには、近隣のアジア諸国はそうは考えていないのではと感じた。
本は買って読む派。
本棚とKindleの両方で積読しています。
<ジャンルの配分目標>
フィクション(小説)45%
ノンフィクション(エッセイ)10%
ノンフィクション(ルポ、学術、趣味実用)45%
環境、自然、動物、人間、武術に関心があるみたいです。
歳を重ねるごと興味が広がり、読みたい本が増える加速度との板挟みです。できるだけ偏らないように、1冊読み終えたら違う種類の本を選ぶようにしています。
その結果、一見しっちゃかめっちゃかな選本ですが、大切にしたい核はしっかり一貫していることに、自信を覚えはじめています。
お気に入りは関心の似た方、感想に尊敬の感を持った方にしています。お義理では返しません。読み友さんの感想やつぶやきを読むのは楽しみですが、本に関係ないつぶやきが余りに多い方には、そっとさよならします。
<好きな作家リスト>
◆国内◆ 内澤旬子 内田樹 小野不由美 開高健 小松左京 佐野洋子 高野秀行 田口ランディ 種田山頭火 恒川光太郎 寺田寅彦 中島敦 中島らも 南木佳士 半藤一利 福岡伸一 森下典子 養老孟司
◆国外◆ アゴタ・クリストフ イーユン・リー オリヴァー・サックス ケン・リュウ サキ サマセット・モーム ジュンパ・ラヒリ ショーン・タン スティーヴン・キング マイケル・クライトン メイ・サートン (50音順)
<好きな出版社リスト>
亜紀書房 英治出版 光文社(古典新訳文庫) 草思社 築地書館 早川書房 ポプラ社(百年文庫) みすず書房 (50音順)
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「かたこ」と勝手に決めつけて読んでいました、、助かりました。
音で聞く機会が日常に無い言葉ですね。日本には少ないからかと思ったら実は多くて、浜名湖も宍道湖も八郎潟も潟湖とか。