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2024年10月の読書メーターまとめ

さだぼう
読んだ本
4
読んだページ
1906ページ
感想・レビュー
4
ナイス
89ナイス

2024年10月に読んだ本
4

2024年10月のお気に入られ登録
1

  • pinkdark_xv

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

さだぼう
シリーズ第6弾。印象に残るはホータローの作る2つの料理。最初の作品では焼きそば、そして冷やし中華が最後の表題作。2つとも作り方にかなりこだわりがありそうだ。成る程そんなにはのびにくい麺、いつも食べようとした時に古典部の仲間から問題の電話が(笑)……六編どれもすんなり頭に入ってきて腑に落ちた。「箱の中の欠落」「鏡には映らない」「連峰は晴れているか」「わたしたちの伝説の一冊」「長い休日」「いまさら翼といわれても」
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
4

さだぼう
ハードボイルド作家の古典的名著。誤解を恐れずに言えば、まさしく男の美学をとりあげた最高の教科書。ダンディズムにどっぷり浸りたいなら気に入った箇所を何度も読み返すだけでよい。気障な描写、気の利いた言い回しも満載で、語り手マーロウの自意識の凄さが伝わってきた。さらに50ページにおよぶ解説、村上春樹氏の尋常でないチャンドラー愛がわかる。
が「ナイス!」と言っています。
さだぼう
リアルな描写、そして想像つかないほどの喩えに何度かつっかかりながらも、久々のハードボイルド名作を読み終える。始終主人公になり変わったような調子は、血湧き肉躍る活劇、身体中駆け巡る激痛を想像させた。最終的には勿論、タフでセンチなマーロウに敬意を表するしかない。訳者あとがきでチャンドラーの凝りに凝った文体を訳するのはかなり厄介だ、と村上春樹氏の忌憚のない御意見。
が「ナイス!」と言っています。
さだぼう
シリーズ第6弾。印象に残るはホータローの作る2つの料理。最初の作品では焼きそば、そして冷やし中華が最後の表題作。2つとも作り方にかなりこだわりがありそうだ。成る程そんなにはのびにくい麺、いつも食べようとした時に古典部の仲間から問題の電話が(笑)……六編どれもすんなり頭に入ってきて腑に落ちた。「箱の中の欠落」「鏡には映らない」「連峰は晴れているか」「わたしたちの伝説の一冊」「長い休日」「いまさら翼といわれても」
が「ナイス!」と言っています。
さだぼう
シリーズ4作目。文化祭にまつわる4つの短編。吹奏楽部のみならず校内からも物語は飛び出し、興味は尽きない。さすがに凄いピアノの名器…「エデンの谷」、アリス・クーパー信奉者の悲喜劇「失踪ヘビーロッカー」、三世代で繋ぐ作中作「決闘戯曲」、喪失と再生がテーマの表題作…感涙「千年ジュリエット」 高校文化祭を扱う短編集は多いが、お気に入りの作品の一つとなった。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2022/03/03(997日経過)
記録初日
2022/02/28(1000日経過)
読んだ本
288冊(1日平均0.29冊)
読んだページ
119666ページ(1日平均119ページ)
感想・レビュー
287件(投稿率99.7%)
本棚
0棚
性別
血液型
O型
職業
自営業
自己紹介

和食処経営、調理、雑用のかたわら、たまたま手に取った、佳多山大地「新本格ミステリを識る〜100冊」からのミステリ沼。
最近の愉しみ、散歩の途中ブックオフに寄って積読本を増やすこと笑。学生時代に戻ったのごとく読書にいそしんでおります。福岡在住

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