ネタバレ？と！のえほんシリーズ。縦開き絵本。ドーナツにチョコレートをたっぷりかけたら、たれてる！たれてる！たれたチョコレートをアイスキャンディーでキャッチ。でも、アイスからもたれてきて…。とろーりたれてくるチョコレートを次々受け止めていく。次は何でキャッチするのかワクワクする。おいしそうで楽しい絵本。幼児

ネタバレ青い風船に結ばれた手紙から文通が始まるが、それには少しの勘違いと嘘があった『零れたブルースプリング』。痛みを感じない少年と、自分の感覚を他人にも伝えてしまう特殊体質の少年の歪な交流を描いた『ヒツギとイオリ』。ナオは他人から消えろという悪感情を持たれると別の場所に瞬間移動してしまう『flick out』。妻を亡くし失意の夫のもとに、何も知らない中学時代の妻がタイムスリップしてくる『ハスキーボイスでまた呼んで』。少し不思議で少し切ない青春を描いた4つの物語。

ネタバレ日本の食卓に欠かせない納豆。だけど、みんな納豆のことをよくわかっていないかも。例えば、世界のいろいろな場所で食べられていたり、木の葉っぱでもつくることができたり。実は面白くて奥が深い納豆の世界を著者が案内。楽しい語り口と、分かりやすい挿絵。伝統的な作り方食べ方。起源。ミャンマー、ネパール、中国、韓国、ナイジェリアの納豆料理。納豆の起源に迫り、南プスふるさと文化伝承館で縄文納豆を作る。世界では納豆を調味料として使っているのが驚き。身近な食べ物なのにこんなに奥深いとは！納豆の意外な一面に出会える。中学年

ネタバレくまくんと、こぐまくん、今日はふたりでバナナやさんをひらく。たくさんのバナナをならべたけれど、お客さんが全然こない。看板をつけて、歌も歌ったけどやっぱりこない。ふたりはうーんと考えて、いいことを思いつきます。ふたりのバナナやさんは成功するのか？色合いや表情が、ゆるーく、ほっこりなくまたち。ナイスアイデアでお店が成功してよかった。美味しそうなチョコバナナやバナナシェイク食べたいな。幼児

ネタバレ夜の水族館でペンギンたちが年に一度の水泳大会の真っ最中。1位になったテンテンに憧れるゆうゆは、水族館の生き物たちにアドバイスしてもらいながら泳ぎの練習を始める。好きなことにチャレンジすることの楽しさ、選手同士が敬意を持ち高め合うこと素晴らしさを伝える絵本。競泳選手の萩原智子さんが著者。低学年

ネタバレ？と！のえほんシリーズ。縦開き絵本。ドーナツにチョコレートをたっぷりかけたら、たれてる！たれてる！たれたチョコレートをアイスキャンディーでキャッチ。でも、アイスからもたれてきて…。とろーりたれてくるチョコレートを次々受け止めていく。次は何でキャッチするのかワクワクする。おいしそうで楽しい絵本。幼児

ネタバレ大きな木の下に住んでいる、小さな石ころのゴロン。この場所が気に入っているゴロンは友達の丸い石に遊びに誘われても「けっこうです」とお断り。でも、川や、土の中…いろんなとこへ連れ回される。そのたびに頭をぶつけて、少しずつヒビが。最後はゴロンの頭が欠けて、実は宝石だったとわかる。それからは、自信がついて新しいことに挑戦するようになる。

ネタバレ僕は電車に乗って、おばあちゃんに会いに行く。乗るのは南手駅、降りるのは根菜駅。お隣の駅だけど大冒険。電車に乗るとお土産に持たされたクッキー缶がすっぽーん！と転がって隣の車両へ。慌てて追いかけると、そこは動物でいっぱいのジャングル。クッキー缶を追いかけて不思議で楽しい車両を移動する愉快な絵本。描き込まれた動物たちの様子や表情が楽しい。最後の真っ暗なページの仕掛けにびっくり。目を凝らして誰がいるか探してしまった。低学年

ネタバレペンギンのウィリーは南極で仲間と暮らしている。みんなと一緒に見えるのが嫌だったウィリーは、自分を変えようと街へ出かける。街のみんなに珍しそうに見つめられるが、目立ちたいわけではなかったウィリーはしょんぼり。人間のマネをして、洋服を着て、帽子もかぶってみるが…。ウィリーが自分らしさをみつける絵本。差し色が青だけなのが印象的。低学年

ネタバレ顔をほぐす、かおたいそう、はじめましょう。最初は口を「ま」のかたちに。次は顔をきゅっーと真ん中に寄せて「む」のかたち。左に「む」「べぇ」と表情の言葉。右にその体操をした顔が描かれている。絵の真似をして顔体操をしたくなっちゃう。大人も子どもも一緒に楽しめる参加型絵本。幼児

ネタバレみっつ積み重なったリンゴ。ゆらして、ゆらして。本をもってゆらゆらゆらしてみると。ごろりんご！りんごのタワーがくずれちゃった。本をゆらゆらゆずって、ページをめくると、揺らしたものが崩れる様子が描かれた絵本。ゆらすと、どうなるのかドキドキわくわくする。幼児

ネタバレ農場で暮らす小さなめんどりさん。なんでもよく食べてずんずん大きくなります。毎日めんどりを見ていたオオカミは、大きくなっためんどりを食べようとお腹がペコペコでも待ち続けます。そして、とうとう鶏小屋から出られないほど大きくなっためんどり。オオカミは大喜びして食べようとすると…。衝撃のラスト！間の抜けためんどりの表情がおかしかった。幼児

ネタバレ中学生の野々歩は、クラスの友達に合わせるのに息苦しさを感じていた。祖母の葬式のあと、実家の片付けに残ったまま戻らない母親。慣れない父親との二人暮らし。気持ちが限界に達した野々歩は、学校をサボり母親の実家のある町に向かう。久々に会った母は「森のようちえん」でボランティアをしていた。野々歩も、その手伝いを一週間することになる。自然の中でのびのび、自由に過ごす園児たちと触れ合ううちに、野々歩の心も癒されていく。teen

ネタバレ男の子が朝目を覚ますと、ペンギンのぬいぐるみが行方不明に。家の中を探すけど見つからない。まだ探してないところがある！おじいちゃんに手伝ってもらい、バスタブを船に改造して海へ出発。途中、出会った海賊船の海賊や潜水艦の船長にペンギンの特徴を伝え見かけたかと聞くと、「見たよ」といって教えてくれたのは白と黒のパンダやシャチ。全然違う！男の子はペンギンを見つけることができるでしょうか。この絵本、とっても可愛かった。ペンギンじゃないものを見たと言われ、説明がどんどん詳しくなっていくのも面白かった。低学年

ネタバレ個性派俳優とミュージシャン…旧車好きの2人がパーソナリティーの中学生に向けた新ラジオ番組『放課後の放課後』コーナーに寄せられた相談に、大人が言いそうな耳障りの良いアドバイスではなく、自分の中にある答えだけを口にする二人の個性的なパーソナリティー。ラジオを通して様々な悩みを抱えた中学生たち心が解れていく6つのエピソード。1人なのに1人じゃない気分にさせてくれるラジオ番組の良さが詰まった一冊！この番組、本当にありそうだしあってほしい、この2人の番組実際聞きたいと思った。ラジオで紹介された曲調べよ。teen

ネタバレ自然豊かな農村から町へ引っ越してきたパトリシア。通りで、ものすごく大きな建物を見つける。そこが図書館だとわかり、次の日行ってみることに。司書のクリービーさんの案内で、ジョン・ジェームズ・オズボーンの画集に出会う。鳥と絵を描くことが大好きなパトリシアは夢中に。文字を読むことが苦手な女の子が、図書館で特別な一冊に出会い人生の特別な一歩を踏み出す物語。作者の後書きから、自身の経験を元にした物語だとわかった。本との出会いで人生が変わることもある。求めるものを手渡せる司書って素敵だな。中学年

ネタバレカササギの夫婦が、巣を作りたまごを産んだ。水色の可愛いたまごたち！それに比べると、この巣は物足りない…。カササギ夫婦は、ヒナたちに必要になるものを集め始める。絵本の見返しに巣の材料にした広告が描かれていて、カササギたちはそれに載っているモノを集めていく。巣はガラクタでとんでもないことに、下のたまごが大変！森の動物たちが、ガラクタを回収して直し必要としているところに配る。やっと片付け終わり、たまごは大丈夫…？と不安になったが無事でよかった。リデュースリユースリサイクルの視点もある絵本。低学年

ネタバレケーキをつくりましょう。卵と砂糖をしゃかしゃかまぜて、型に入れ…。ケーキを作る様子をおいしそうに描いた絵本。スポンジやクリーム、フルーツ、見ているだけであま～い良い匂いがしてきそう。ケーキが恋しくなる一冊。幼児

ネタバレさるさるおさる、こんにちは。いろいろなサルが一匹ずつ挨拶をしながら登場。ゴリラにアイアイ、ライオンみたいなたてがみのライオンタマリン、お尻がピンククロザル、お尻が赤いニホンザル。人間の子どももやってきて、みんなで楽しく遊ぶ。おサルの表情や動きが楽しい。幼児

ネタバレ虫たちが暮らす小さなマンションで起こる出来事を描いたお話。つながりのある短いお話が5つ書かれている。住人は心配性のキリギリス、楽天家のマツムシ、恥ずかしがり屋のモンシロチョウなどユニークな面々。虫たちの交流やマンションでの暮らしの様子がほのぼのする。挿絵も物語の雰囲気と合っていて、細かく描き込まれているのでジッとみてしまった。中学年

ネタバレ空には、いろいろなかたちのくもがいて、名前がついている。十種雲形という10種類の雲を紹介。雲の名前を知って、雲となかよくなる写真絵本。空気のかたまりパーセル君というキャラクターが空の上の雲たちを案内してくれる。雲の名前と、どういう特性があるかも書かれている。わたぐもは積雲、背丈が高くなると入道雲と呼ばれる雄大積雲に！どんどん高くなって横に広がると積乱雲に。時間や動きによって変わっていく雲の様子が見れるのが楽しい。絵本にでてきた雲を見つけてみたくなる。中学年

ネタバレママのお腹に赤ちゃんがきた。生まれてくるのを楽しみにしている女の子。女の子はママのお腹に「おなかのあかちゃん、もういいか～い？」と語りかける。赤ちゃんがママのお腹で大きくなっていく様子を季節の移り変わりと一緒に描いた仕掛け絵本。お母さんの立ち姿をめくると、お腹の中の赤ちゃんの様子が分かる。赤ちゃんが関西弁で成長具合を教えてくれるのが親しみやすくて読みやすいなと感じた。おねえちゃん、お兄ちゃんになる子に説明するのに良さそう。幼児～

ネタバレ秋にお芋畑でどーんと生まれた、おいもたち。ねかせて、あらって、窯でじっくり焼かれ、おいもどーん！ほかほかやきいものできあがり。販売車で公園へやってきた焼き芋たち。いろとりどりのお店に比べて、地味で目立たないけど、いい匂いにつられて行列が！昔も、今のも、未来も、ずっと変わらない、地味だけどすごいやつ。焼き芋愛にあふれた絵本。「やきいもどーん」の書体と渋めの芋の顔のくりかえしが面白いけど、今の流行っぽいなと思った。明るくて元気のある絵と、ストーリーが焼き芋愛にあふれてて、なんだか食べたくなってくる。低学年

ネタバレ「写真絵本はたらく」シリーズ。中華料理店の1日をのぞいた白黒の写真絵本。著者の両親のお店。朝から夜まで、飾らない日常と、仕事の様子をおっている。休憩時間に、二人が雑魚寝している様子は、見ていてなんだか懐かしいようなほっこりしてしまった。仕事の延長線上に日常や生活がある雰囲気が伝わってくる写真から伝わってくる。祖父母が働いている子は、こんな感じなのかな？と想像できそう。中学年

ネタバレ交通事故で歩けなくなった女の子、スジ。建物のからスジが、通りを見下ろす様子が鳥観図のように描かれている白黒絵本。行き過ぎる人をずっと、眺めているスジ。「誰でもいいから上を見て」と願うと、気が付いた子どもが上を見上げる。通りを歩いていた人たちも立ち止まる。白黒だった世界が最後は色づく。韓国の絵本。かわいい絵だけど、白黒なのと、表現がちょっと怖いと思ってしまった。大人向けかな。

ネタバレ中学2年生のあきらは「先天性ミオパチー」という、筋肉の病気で自分一人では動くことができない。あきらの特技は、テレビの天気予報を見ること。ある日、家族があきらのために空が見える天窓を作った。あきらは、台風が過ぎ晴れた空を見て天気予報氏になる決心をする。あきらの視点で書かれた絵本。「医療的ケア児」という言葉を初めて知った。高学年

ネタバレちいさな丘があったなら、名前をつけましょう。そこは、特別で素敵な場所。小さな家は「まごころ」ちいさな猫は「しりたがり」女の子が、いろいろな場所をめぐる様子に合わせて、名前がつけられていく。その由来も、なんだか詩的で素敵。レトロな色合いと、おしゃれなデザインの挿絵。詩のような文章で、読んでいると心がほっこりしてくる。自分も、なにか特別な名前をつけたくなる。低学年

ネタバレ大きな戦争が終わり、一人のおじいさんが回転木馬を作った。オープンした日は、子どもたちで行列に。おじいさんは誰もいない夜も回転木馬を回していたので、大人から変わり者だと噂され気味悪がられていた。おじいさんが突然亡くなった後、夜に木馬を回していたのは空襲で亡くなった子供たちを乗せるためだと大人たちは知る。多分、創作のお話かな。低学年。

ネタバレあべ弘士さんがアフリカ、ギアナ高地への旅をもとに描いた絵本。ヒコーキ兄妹のアオとキイロが、調査へ向かう。依頼は光る子どもは本当にいるのか、竜とは何者か。2台は滝を越え、気味の悪い山を越え、光るトンネルへ！ヒコーキ兄妹と一緒に冒険している気分になれる絵本。低学年

ネタバレビビおばあさんのペットはおおきなゾウさん。毎日一緒にお散歩して、子どもたちと遊び、幸せに暮らしていた。しかし、町の大人たちはペットなんか必要ないとゾウを動物園に連れて行こうとする。ビビさんとゾウさんは大人たちが来る前に町を後にした。二人がいなくなった後、町の人たちは大事なものをなくしたように心にはぽっかり穴が開いてしまう。大人たちは変わることを選び、子どもたちがそれぞれ好きなペットを選んで良いようにする。色鮮やかで優しいタッチで描かれているが、内容はちょっと哲学チック。考えさせられる絵本。

ネタバレ間違い探し絵本。

ネタバレ落ち葉でいっぱいの森の道。男の子が、落ち葉を集めて遊び始める。集めた落ち葉を抱えて空に放つと、赤、黄色、薄茶色んな色が青空に舞う。抱えきれないくらい集めた落ち葉の中に飛び込む！葉っぱの音と、地面やお日様のにおい。五感で楽しむ心地よい秋の一日を色鮮やかな絵と、心躍る文章で書かれた絵本。今年は暑い日が続いて、こんな風に秋の日を楽しめるときが来るのが待ち遠しくなる。低学年

ネタバレ「写真絵本はたらく」シリーズ。大阪にある長谷川書店という本屋で働くみのるさんの一日におともした白黒の写真絵本。朝、出勤して店が開くまで新刊を並べたり開店の準備をする。開店してからは、なじみのお客さんや、本をさがす人を案内したりで大忙し。夜、閉店後も売り上げ計算や、足りない本を注文したり。知らないと、(失礼だけど)暇そうに見えてしまう本屋さん。実は、裏では大忙しなのが分かる。カラー写真じゃないのが逆に雰囲気があって、色褪せない感じがして面白いなと感じた。中学年

ネタバレ白い靴下をはいたおいもちゃん。靴下を脱いで、海の中にざぶーん！でも、海は寒かったみたい。メルちゃんが面白い方法で温めてくれて、みんなでおやつを食べます。チキカングーの仲間たちが再登場の赤ちゃん絵本。おいもちゃんの勢いに思わず笑顔になってしまう。幼児

ネタバレバスの窓が泥で汚れて出発できない。ぞうきんで窓をふきふき、おそうじしましょう。ふきふきふっふ、ふきふきはっは、きゅっきゅのきゅーの！ぱっ！きれいになったら、バスの席に座っている動物さんが顔を出す。繰り返しの言葉と、汚れた窓から出てくる動物の様子が楽しい絵本。幼児

ネタバレねぇ、お顔あらうのみーせて。動物たちが次々に顔をあらう様子を水彩画で優しく描いた絵本。最後はみんなで仲良くしぶきを浴びて、お顔をタオルで拭いて完了！カエルさん、アライグマさん、ネズミさん、ゾウさん、最後に女の子。顔をあらう水しぶきが水彩の絵の具ではじけるように描かれている。さっぱり爽快な雰囲気が気持ちがいい絵本。それぞれの洗い方に特徴があるのが面白い。幼児

ネタバレ月曜日、雪が降ってきた。火曜日、水曜日、雪はふり続けて森の動物たちが一匹ずつ「どれくらいつもるかな？」と雪を見ている様子が可愛らしい。降り積もったあとは、逆に月火水…と雪が溶けてゆく。雪がすっかりなくなって花が咲く。春になったと思ったら、また雪が！繰り返しになっていて面白い。柔らかな色合で描かれた生き物が印象的。幼児

ネタバレ女の子とおばあちゃんのメッセージのやり取りをみたお父さん。絵文字をきっかけに、まだ文字がなかった中国大陸で絵を使って言葉を書き表した漢字の始まりの話へ。書き記す道具や方法の説明の後、漢字の元の形を見てみることに。自然から生まれた形、生き物、道具、人の体。部首で組み合わす漢字まで紹介していく。元になった漢字と、なんの絵の組合せなのか解説も書かれている。この本をきっかけにもっと調べてみたいという気持ちになりそう。参考文献あり。中学年