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2025年1月の読書メーターまとめ

トラキチ
読んだ本
2
読んだページ
644ページ
感想・レビュー
2
ナイス
190ナイス

2025年1月に読んだ本
2

2025年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

トラキチ
祝ドラマ化。作者の代表作と呼ぶにふさわしい作品と言える。問題提起に長けた作品を書き続けた作者であるが、本作ではひたむきに生きることの大切さを知らしめてくれる、一人の女性の成長を描いた青春小説に仕上がっていて、切なさと清々しさの両方を堪能出来ること請け合い。主人公聡里が北海道の酪農大学に祖母に連れられて入寮するところから物語が始まるのであるが、この二人の信頼関係の深さが物語を支えている。最初は頼りなげで背中を押してあげたくなる主人公ですが、最後には読者の背中を押してくれます。是非この読後感を体感して欲しい。
itica
2025/01/19 10:37

ドラマ化するんですね。この作品は好きなので期待しちゃいます😊

トラキチ
2025/01/19 12:35

コメントありがとうございます。NHKで2月1日から全3回です。主演は山田杏奈です。

が「ナイス!」と言っています。

2025年1月の感想・レビュー一覧
2

トラキチ
版画家として著名な棟方志功の生涯を、彼の妻チヤを通して描かれている。本作はゴッホなどの印象派のアーティストのように、その素晴らしい作品をみながら小説を堪能出来るものではないと思えるが、献身的で愛嬌のある妻の存在が読者に強く伝わってきて、棟方をいかに支えたかを読者が感じ取らなければいけない作品だと言えよう。棟方自身も彼が版画家として成功したことよりも、チヤを妻としたことのほうがより彼の人生において価値のあったことであろう。時代は違うので比べることは無理であろうが、夫婦のあり方を考え直す一冊となっている。
が「ナイス!」と言っています。
トラキチ
祝ドラマ化。作者の代表作と呼ぶにふさわしい作品と言える。問題提起に長けた作品を書き続けた作者であるが、本作ではひたむきに生きることの大切さを知らしめてくれる、一人の女性の成長を描いた青春小説に仕上がっていて、切なさと清々しさの両方を堪能出来ること請け合い。主人公聡里が北海道の酪農大学に祖母に連れられて入寮するところから物語が始まるのであるが、この二人の信頼関係の深さが物語を支えている。最初は頼りなげで背中を押してあげたくなる主人公ですが、最後には読者の背中を押してくれます。是非この読後感を体感して欲しい。
itica
2025/01/19 10:37

ドラマ化するんですね。この作品は好きなので期待しちゃいます😊

トラキチ
2025/01/19 12:35

コメントありがとうございます。NHKで2月1日から全3回です。主演は山田杏奈です。

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2009/02/06(5856日経過)
記録初日
2009/01/19(5874日経過)
読んだ本
1126冊(1日平均0.19冊)
読んだページ
344915ページ(1日平均58ページ)
感想・レビュー
804件(投稿率71.4%)
本棚
74棚
性別
血液型
O型
職業
事務系
現住所
大阪府
外部サイト
URL/ブログ
http://torakichi2.jugem.jp/
自己紹介

年齢を重ねるにつれ、自分自身の中で失いつつある純真な部分を小説を読むことによって水分補給しています。ほとんど文芸書しか読まないのですが、フィクションであるがゆえの心の広がりを期待しています。どちらかと言えば甘口書評だと思っていますが、自己に甘いのでせめて他人にも甘くしたいという気持ち(笑)とネットを通して多くの方と共感したいという思いが強いのだと思う。

2015年年間ベスト10
1 『世界の果てのこどもたち』 中脇初枝(講談社)
2 『ストーナー』 ジョン・ウィリアムズ (作品社)
3 『永い言い訳』 西川美和 (文藝春秋)
4 『低地』 ジュンパ・ラヒリ (新潮社)
5 『ナオミとカナコ』 奥田英朗 (幻冬舎)
6 『昨夜のカレー、明日のパン』 木皿泉 (河出書房新社)
7 『霧 ウラル』 桜木紫乃 (小学館)
8 『下町ロケット2』 池井戸潤(小学館)
9 『晴れたらいいね』 藤岡陽子 (光文社)
10 『絶叫』 葉真中顕(光文社)

参加コミュニティ1

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