【★★★★☆】面白かった。ページ数と比例して文章量も多く読み応えがあり、地の文が多く目立ち最初は物語について行くのがやっとだった。だが家族に捨てられた主人公カイアが孤独のなか、か弱い少女から自立した女性へと変わっていくその気だかい姿と、人の温もりを求めながらも孤独を求めるその妖艶さと掴めないキャラ性に魅了された。ミステリーかと思いきや少女の成長譚でもあり恋愛ストーリーでもあるのかと驚いた。湿地の少女と町社会で排斥された少女が手を差し伸べてくれる人と出会い、人並みに恋をする。最後はいい意味で彼女に裏切られた

【★★★★☆】面白かった。ページ数と比例して文章量も多く読み応えがあり、地の文が多く目立ち最初は物語について行くのがやっとだった。だが家族に捨てられた主人公カイアが孤独のなか、か弱い少女から自立した女性へと変わっていくその気だかい姿と、人の温もりを求めながらも孤独を求めるその妖艶さと掴めないキャラ性に魅了された。ミステリーかと思いきや少女の成長譚でもあり恋愛ストーリーでもあるのかと驚いた。湿地の少女と町社会で排斥された少女が手を差し伸べてくれる人と出会い、人並みに恋をする。最後はいい意味で彼女に裏切られた

【★★★★★】戦闘描写に情熱を感じる。とても面白かった。灰化層という有害物質に侵された世界で、アマデウス機構という動力源を使ってその動力源を唯一効果を発揮することが出来るアニマという少年少女達が、人類を脅かす謎の鯨型の戦艦に、彼女らは生きるために戦う。そんなSFファンタジー。用語が多いが個人的には分かりやすく覚えやすい。なぜなら戦闘描写に会話劇、心理描写全て丁寧に描かれているから。特に戦艦同士の戦闘がとても細かく少年漫画のような胸高鳴る展開。ニルやマガミの秘密、関係。作中登場した数々の謎。次巻期待。

【★★★★☆】優しさを誤らないで。異世界から来た死神公女フリージアは死神でありながらさよならを知らなかった。終始しんみり系かと思いきや意外とコメディよりな展開もあり驚いた。妖艶さや神秘さを見せるフリージアのビジュアルとは裏腹に少しおちゃめなところがあって可愛い。パスタ飲んでる所も可愛い。2人の掛け合いが尊い。人の死に立ち会うことによって不明瞭な思いを学んでいく。さよならを言う意味、さよならを言うことによって抱く想い、儚い死の物語と、最後のロマンチックな恋愛要素がしっとりとしていてとても良かった。

【★★★★★】最後の最後で衝撃の展開すぎてリアルに昏倒した。冤罪によって命の危機に瀕していた聖女・サラの下に現れた神話の存在である時の賢者ハルト。女神の力によって浮遊した島で暮らす人々。私情や思惑、暗躍などによって世界が脅かされ、賢者ハルトと共に主人公は聖女の名のもと、鉄槌を下す。という王道展開、からの最後の衝撃の事実の連続。ほんとに頭が揺れました。キャラクターや世界観への細かなところはまだで、今後に期待するしかない。ひたむきで明るい主人公は可愛く、時を操る魔術を使う賢者ハルトがとてもかっこいい。

【★★★★★】世界観が特に好み。魔王的存在である西の王を倒した主人公の後日譚。堕天した元天使と彼によって封印され今は蛙の姿になっている霊王アルダモートと共に歩む物語。世界観の描写がとても良かった。最後のあの万華鏡のような形容し難い情景描写は圧巻。キャラクターたちの掛け合いがアップテンポで面白い。天使のおてんば娘感が好きすぎる。蛙のビジュアルが可愛い。人間とは程遠い力・秘術を扱う秘密主義な主人公、彼の秘密や西の王を倒した当時の想いなどまだまだ探れるところはありそう。巻数を重ねれば世界観がもっと広大になりそう

【★★★★★】デスゲームブレイカー。天才ハッカーの妹を持つ天才名探偵の主人公は友人の伝手で賞金を貰うためにデスゲームに参加。だが、天災的発想によって次々の規格外な行動をする主人公に笑ってしまった。正しくゲームブレイカー。探偵七つ道具と言っても全て平凡な道具ばかりで、それを駆使して主人公は状況推理や自身の勘を頼りに迫り来るプレイヤーをバッタバッタと対処する展開は読んでいてとても気持ちがいい。ノンデリ故に猪突猛進な姿勢がすごく好き。コメディ全振りだと思いきや終盤になるときな臭い展開が多く目立ち次巻が待ち遠しい

【★★★★☆】学生時代の筧先生が好きすぎる。生真面目国語教師と美人生徒との年の差百合恋愛。教師である筧莉緒は堅物で生真面目故に教師という役柄を全うするため、その誠実さと真摯さによって、生徒である上原メイサに好意を寄せられていることに葛藤する。レズビアンでありながら。また上原メイサは家庭の事情から恋愛感情が分からず、先生と交流していくうちに興味を持ち始め、節々に先生の魅力を知ることや生徒を大事に思う愛情を与えられたことによって恋を自覚し、猪突猛進。教師と生徒という障害によって変化する感情がとても良かった。

【★★★★☆】スズカ様カワイイ！神社育ちの主人公がひょんなことから狐耳と尻尾を持って異世界転生!?狐神に無くなった信仰心を取り戻すために神社経営をするスズカ。スローライフ系でほのぼのとした雰囲気、スズカと他キャラクターたちの掛け合いに心が暖かくなる。神社に何が必要とか、どうやって信仰心を集めるかなど試行錯誤するキャラクター達がとても良く、また狐神の力を使うために信仰ポイントを使って必要なものを手に入れるイージー要素も物語のテンポを良くしていて読みやすい。威厳を示すためにのじゃ口調をするスズカが可愛い。

【★★★★☆】舞台は岩手、本好きで文豪の宮沢賢治が好きな高校生の主人公と東京から転校してきたギャルのヒロインとのラブコメ。日陰者の主人公と明るくコミュ力のあるギャルヒロインという相容れない存在から、宮沢賢治の作品をきっかけに二人の関係が発展していく。ヒロインの方は東京から越して来たということで恋愛面や人間関係など慣れているのではと偏見を抱くが、実際には等身大の女の子であり、またあるものを抱えていた。それが今後どのように作用するのか楽しみ。ラブコメだけでなく岩手の良さや宮沢賢治の良さを知ることができる作品だ

【★★★★☆】テレサが好きだ…。四天王の中でも最弱な暗黒騎士の主人公、実は最強だった!?血気盛んな魔族に関わらず、争いごとを嫌い怠惰に無責任に主人公に押し付ける他三人の四天王たち。何でもかんでも他責思考なヒロイン達に一生懸命自立させようとする主人公の姿に哀れみと同情を抱かざるおえない。すーぐ調子に乗ったり見栄を張ったりするヒロイン達だけど、根は主人公のことが大好き(親愛)で彼に向けて良かれと思っての善意の行動が多くなかなか否めない。テレサのビジュアルが好きすぎる。口絵とか最高。謎がまだあり気になる。

【★★★★★】武力ではなく経済で国を救う！とてもとても面白かった。家政学を専攻する主人公は敵国・オノグルの女王の婿になる!?蛮族、戦争しか脳のない国だと思われているオノグル女王の婿として、経済の情勢を正すために連れてこられた主人公。彼もオノグルとの戦争の被害者でもありながら、蛮族の女王の噂とは裏腹に関わるうちに自身より民の平穏を誰よりも望む彼女の姿に心を打たれ、家政学の知識と経験を使って武力ではなく経済で国を豊かにしようとする主人公の姿がとてもカッコいい。どのキャラクターも魅力的で特にドリナとローザが好き