面白かった！それぞれが作り込まれていて短編集なのに読みごたえがあった。わかりやすい伏線で気付かせてくれる楽しみがあった。最近は凝ったミステリーが多いけどこんな感じの作品もいいなと思った。

なんだかイメージと違う話だったけど終盤にはジーンとしてしまった。そうか、それでこのタイトルだったんだ…意外にもハマってしまった。

面白かった！それぞれが作り込まれていて短編集なのに読みごたえがあった。わかりやすい伏線で気付かせてくれる楽しみがあった。最近は凝ったミステリーが多いけどこんな感じの作品もいいなと思った。

えっ、えっ、結局いくらになったの～。最後綺麗にまとまったな。みんなキャラが濃いというかクセが強いというか。いくつか作品を読んで柚木さんらしさみたいなのがわかってきた気がする。

ほっこり心が暖かくなる短編集。特に最初の三つが好きだった。本格的に寒くなる前のこの季節に読めて良かった。

設定は好みだったけど私には合わなかったかな。負の連鎖というとそうなんだけど周りであまりに事件(死)が多くて無理やりな感じが…。法廷のシーンがすごく丁寧に描かれていてそこが好きな人もいそうだけど少し疲れてしまった。

視点によってこんなに変わるのかと思わされた作品。結局怪物ってなんだった？先生が不憫すぎて…。自分の想像力が足りてないのか結末をどう捉えたらいいのかよくわからなかった。

殺し屋を生業とする高齢女性の話。面白い設定だなと思って手に取ったけど海外作品というのもあってか読み進めるのが大変だった。あえて｢読みやすくしない｣作家さんなんやね…。

初めての作家さん。なんかまわりまわって無理やりこじつけたような終わり方。あちこちに違和感があって、主人公も悪いし、周りもうーん…。どこでどうやって罪を償った？許して貰えるはずがない。

疾走感のある作品だった。学生時代とかもっと前に読みたかったな。社会人の今よりもっともっと感じることがあった気がする。この時代より今が少しは良くなってるといいな…。

男性が好きそうな話だな！アステカの話は難しくて流し読みした部分もあったけど長くて深くて複雑な話なのに表現力が素晴らしく非常に読みやすかった。コシモのタトゥーとかナイフのデザインとか想像しながら読んだけどいつか実際に見てみたいな、なんて。映画化とかないかな？残虐すぎる？闇深い話だったけど結末は最高だった。

読み始めて驚いて終盤でどう読んでいいのか戸惑った。理解が難しい部分はあったものの私にとっては新しく興味深かった。身体障害者って私が思ってる以上の困難があって生きづらいんだろうな。

久しぶりのジュニア向けの本。思春期の男の子の胸の内…。すぐ人と比べてしまうけど自分の中のてっぺんを目指すんだ！青春っていいなぁ～。周りの子もみんないい子でほっこりした。

愛ではないの？じゃあ何なんだ。二人がそれぞれ自分らしくいられていい関係で終わるのは私好みだった。でもやっぱり更紗は事実を伝えるべきだったのでは？とも思ったり…それはそれでレッテルを貼られたり生きづらくなったりするのかな。

父の成長物語だったのね。感動とか以前に巻き込まれてる子供が可哀想すぎて…親に置いてかれる子供の気持ちがひしひしと伝わってきて辛かった。

初めて中国の作品に触れた。下劣な感じに顔をしかめながらではあったものの読みやすかったのと懐かしい中国の田舎暮らしが思い出されてページを捲る手が止まらなかった。誰にでもおすすめできるかというとちょっと厳しい気はするが個人的にはめっちゃ面白かった。欲をいうなら二人がずっと仲良く幸せに暮らせたら良かったな。

日岡がもっと活躍するところが見たかったな…。とはいえガミさんパートはさすがに面白くてのめり込んだ。時代が変わったといわれたらそれまでかもしれないけど誰も報われない感じもしたし前作までが抜群に面白かっただけにちょっと物足りなかった。

光州事件を題材に描かれた作品。視点が次々変わるので理解するのに時間がかかり前半はこのまま読みすすめて良いのか迷った。戒厳令ってなんだっけ？と思っていたけど去年？突然出された例の…！と気付いてからは急に身近に感じられた。韓国の近代史に少し触れられた気がした。

どの国で暮らしても大変なことはあるし似たような苦しみというか大変さはあるね。社会で自己表現をする方法が韓国らしいというか…韓国ドラマっぽい設定があったり、韓国の現代社会を生きる若者の様子がリアルに伺えて面白い作品だった。

ハンガンさんの作品なので手に取ってみた。夢なのか現実なのか混乱して非常に読みにくかった。歴史を知っていたら理解しやすかったのかもしれないけど、抽象的でどれのなんの話をしてるのかがわかりづらい作品はどうも苦手だ… あとがきを読まないことには理解が難しかった。