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2024年10月の読書メーターまとめ

たかひろ
読んだ本
4
読んだページ
1309ページ
感想・レビュー
4
ナイス
28ナイス

2024年10月に読んだ本
4

2024年10月のお気に入られ登録
2

  • ちょき
  • 山川欣伸(やまかわよしのぶ)

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

たかひろ
前作アリス殺しよりも、より探偵小説になっている。前作では謎とされていた部分が本作でははじめから前提条件として話が進んでいく。個人的には前作のほうが好みだが、話の複雑さは本作のほうが上で、頭がこんがらがりそうになる。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
4

たかひろ
エリートを、国家が需要よりも多く供給すると、落ちこぼれたエリートが反エリート(太平天国の洪秀全など)となり国家が崩壊してしまう、という事象に「エリート過剰生産」と名をつけて、国家の盛衰を予測している学者が著者のピーター・ターチンである。大規模なデータベースを作って予測しているらしい。アメリカは2020年代前半に政治的不和に陥るという予測を2010年にして有名になった。歴史を科学にする試みでどことなくマルクスのにおいがするが(笑)、「エリート過剰生産」や「富のポンプ」という概念自体は非常に面白いと思う。
が「ナイス!」と言っています。
たかひろ
アメリカの保守主義って、エドマンド・バークを基にした古いものかと思ったら、WW2後の共産主義への対抗主義としては勃興したものと分かって驚いた。しかもその筆頭にくる規範集としての本が、ハイエクの「隷属への道」だとは。思いこみって良くないですね。あと、アメリカの保守主義は日本のそれと違ってかなりリバタリアニズム色が強いことも分かった。
が「ナイス!」と言っています。
たかひろ
陰謀論めいた話や検証不可能な自慢話が多数含まれていて鵜呑みにするわけにはいかないが、日本の核シェルター設置率が他国に比べて異常に少ないという指摘や、有権者に専門的な試験を課してその級に応じて一人に与えられる投票数を増やす(一人十票まで可とする)というアイデアはなかなか面白いと思う。
が「ナイス!」と言っています。
たかひろ
前作アリス殺しよりも、より探偵小説になっている。前作では謎とされていた部分が本作でははじめから前提条件として話が進んでいく。個人的には前作のほうが好みだが、話の複雑さは本作のほうが上で、頭がこんがらがりそうになる。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2023/01/20(675日経過)
記録初日
2021/09/10(1172日経過)
読んだ本
120冊(1日平均0.10冊)
読んだページ
45074ページ(1日平均38ページ)
感想・レビュー
92件(投稿率76.7%)
本棚
4棚
外部サイト
URL/ブログ
https://mobile.twitter.com/noderabohx/
自己紹介

昔は小説をよく読みましたが、最近はもっぱらノンフィクションや専門書を読んでいます。

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