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2024年5月の読書メーターまとめ

ゆうママ
読んだ本
47
読んだページ
4138ページ
感想・レビュー
47
ナイス
706ナイス

2024年5月に読んだ本
47

2024年5月のお気に入られ登録
2

  • ひそひそ
  • wistful

2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ゆうママ
ネタバレGWに読むのを楽しみにしていた!しみじみと、深い思いで読了。「リボルバー」は先に読んでいたのだが、全く違う視点からの本作。時代を駆け抜けたゴッホやテオ、林忠正たちの情熱が、胸を打った。虚構の中に、織り込まれたゴッホの「絵」や地図や事物を、一つ一つネットで再確認しながら読んだ。原田マハさんの並々ならぬ知識と美術愛が根底にあるので、実像と虚構が、ついつい一緒になって生き生きと黒黒と、押し寄せてくる。題名に凝縮されたセーヌ川に託された原田マハさんの視点が、表紙の「星月夜」と重なって、その中に飲み込まれそうだ。
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2024年5月にナイスが最も多かったつぶやき

ゆうママ

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2024年5月の感想・レビュー一覧
47

ゆうママ
ネタバレ表紙の副題(もどき)は、普遍的な問いかけ。そしてこの絵本は島が一人称。その島に流れ着いた男性の人生を、島が語る。ウミガメ一族にも守られる男性。そ う、ウミガメはやがて愛する人となる。人の一生はつかの間。それを見守る島。不動の揺るぎない存在として、意志を持った島として、描かれている。自然の恵みを意図するのか。でも、その島さえも、地球とマグマや地殻変動で、永遠ではないよな••••と思ってしまった。そんなことを思いながら読んだ。挿絵は何故か前半の方がかなり叙情的で良い。
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ゆうママ
ネタバレ三部作の3冊目。どんなところでも、それぞれの思いで、しゃんと生きる。そんな思いが、押し付け過ぎない文と、モネのような淡い絵で描かれていた。薄暗い木陰に、なずな、つゆくさ、しろつめくさたち。ただ一人、木漏れ日に包まれているたんぽぽ。どうしても光の届かないすみれ。風に木々の葉が揺れると、日陰にも光がこぼれる。「草花たちも、あっちこっちへと 体を揺らしながら 光を求めて ざわめきあいます」。なんて情趣溢れる日本語なのだろう。木漏れ日の移ろいの中で草花たちは明日に向かう。文中の四つ葉のクローバーもちゃんとあった。
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ゆうママ
ネタバレ三部作の2作目。他者への優しさは、自分自身をも救うことへ繫がる。それを、こんなにも切なく淡々と語ってくれる絵本とは知らず、読み始めた。港町で、強い猫のトラビスと、心優しき猫ミケーネが、出会う。トラビスの独りよがり、強がり、ぶっきらぼうな照れ隠し、ササクレだった心•••それがミケーネの、ひだまりのような優しさに溶かされていく。でも失うかもしれない怖さをも感じている。まさに、人と同じだ!!途中の展開は•••辛い。でも、心にひだまりを感じながら生きられるとき、••••きっと強くいられる。
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ゆうママ
ネタバレ三部作の1作目。予想より長いものだった。子ども絵本の分類だったが、むしろ大人が浸れる世界かと。表紙の美しいろうそくが、灯りとなって人生の時折を照らす。嬉しいとき、怖いとき、不安なとき、見守りたいとき。どんどん短くなるろうそく。光景が目に浮かぶ。「ろうそく」は、なんとイメージしやすいことか。でも、この灯りは「ろうそく」でなくても、いいのかもしれない。人には「ろうそく」のようなものが、きっとある。••表紙を見たとき、高島野十郎画伯の、数多くの「蝋燭」の絵を思い出した。揺らぐ灯りは何故か見るものを惹きつける。
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ゆうママ
ネタバレまさにシュール!! そして昭和感漂う絵!7音5音の歯切れ良い文だ。鈴木のりたけさんのデビュー作。マクドナルドいや、N印のポテト専門店で働くケチャップマン。もちろんケチャップの姿。ひたすらポテトを揚げるバイトの日々。ケチャップは求められない。アパートの窓辺で黄昏れるケチャップマン。でもある日、トマトの親父がケチャップを注文。やがて街中にケチャップがあふれる!ケチャップ大流行!にも関わらず、ケチャップマンの仕事はいつもと同じだ。彼は窓辺でたそがれる。でも、最後にふと笑みがこぼれた。その不可解さがシュール!
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ゆうママ
ネタバレ未来への不安を感じていた孫は、おばあちゃんとの会話で、未来の選択肢は「それしかないわけでは ない」ことを知る。選択肢以外にも、他に道はあるのだと。いつものようにヨシタケさんの目の付け所がいい。たまたま最近TVで見た「おいハンサム」で、選択にまつわる話があった。そこでは「とりあえず選択肢から選ぶ」「もしくは、とりあえず選ばない」「正解を求め過ぎない」「選んだならばそれを、自分で正解にしていくことが大切なんじゃないか」と、父親が娘に諭す。どちらも、選択肢にまつわる、肩の力が抜けて明日に向かって生きる話だった。
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ゆうママ
ネタバレ谷川俊太郎と元永定正さん、お二人のタッグで言葉と豊かな色合いの、まさに、光こぼれる本。感覚で楽しむ「もこもこもこ」から、少〜し哲学的になって、大人も「ふむふむ」とうなづける。本を、目から遠くに離して読んだほうが、挿絵と言葉のしっくり感が増す。
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ゆうママ
ネタバレ久々に再読。オノマトペに、ピッタリの美しい挿絵。いいなぁ。谷川俊太郎さんと元永定正さん、お二人のタッグに感性くすぐられる。
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ゆうママ
ネタバレ1日の終わり、見上げると、ご褒美のような丸い月。絵本の中で、その月を見上げる人の顔もいとおしい。まん丸な月は何だか嬉しい。先日、夜、「今、フラワームーンが東の低い空に見えますよ」とメールをもらって月を探した。低い位置にボワ〜っと丸い月。ギフトを、もらった気分だった。この本の中の登場人物や動物たちも、無心に見た月はどうだったろう。
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ゆうママ
ネタバレいやぁ〜ホントにメチャクチャだった!話はコロナ禍、鬱屈した毎日がきっかけとはいうものの、人間、タガが外れるかどうか、心の揺れは誰でも紙一重なのだな。しかも話の展開が速い!JETコースタードラマだ。読みながら、せめてまだ罪を犯していない人は救われてほしいと願った。ラストで描かれたのは一人。暗に少し語られているのは二人。でも罪に対してどんな結末だったのか、わからないのが気になる!
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ゆうママ
ネタバレ2022年発行だが、junaidaさんの特集の号だったので、取り寄せてみた。予想通りワクワクする読書タイム!junaidaさんの作品ポイントのほか、インタビューや、ヨシタケシンスケさんとの対談など(他本でも読んだけれど)、とても興味深く隅々まで楽しめた。「ピーターラビット」「くまのプーさん」「未来少年コナン」「かこさとし」「藤子不二雄Aさん」「平和を願う本」「小川糸さん随筆」等、またページをめくって読みたくなるものばかりだった!
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ゆうママ
ネタバレ荒井良二さん作。どのページも何だかホッとする色合いだ。チロルの山あいの日常が細かく描かれていて、たどっていくと、幸せな感じになる。チロル地方のファミリー・ツリーの風習をもとに描かれたという。2016年3月にNHKで放送されたアニメの原作絵本。過去放送された、荒井良二さんがチロルに行かれた映像を見ていればよかったなぁ。
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ゆうママ
ネタバレ身近な草花が、花から種子へと時を経て、弾ける、飛ばす、落ちる、そしてシロツメクサは、種を飛ばさず地面にくたりと横たわり、そこに芽吹いていく。精密な絵がとてもよい!種が弾ける音まで聞こえそうだ。わが家もムスカリやシレネの種が、今、指先でポンと弾くと飛んでいく。こぼれ種でまた、芽が出てくるのが楽しみだ。そんなことを思いながらページをめくった!
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ゆうママ
ネタバレレオ・レオニと谷川俊太郎のタッグ。レオ・レオニといえば、カラフルな絵。でもこれはひたすら黒のデッサンの石の絵。浜辺で石ころをついつい拾い上げてしまうことがある。モノクロの精密な石の絵。そこに何かをイメージしてごらん!と、レオ・レオニ氏がささやいている感じがした。
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ゆうママ
ネタバレシリーズ第2弾。目に浮かぶ描写に思わず食べたくなる、シェフ麻野の早朝モーニングの絶品スープ!そして登場人物たちの抱える謎が解き明かされる。今回は、ジビエを軸に、今まで殆ど知らなかった「狩猟」にまつわる話が盛り込まれていた。そして引きこもりの青年、その友人、亡き母の作った微かな記憶のスープ、麻野シェフ一家、これらが絡まりながら、明らかにされることが•••。ほんわかだけでは済まない。でも、きっちり心の整理をして、前を見て生きていく姿が佳き!前が••明るい!ますます、このシリーズが好きになった。第3弾を読もう!
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ゆうママ
ネタバレ再読。移動式図書館の経験はないけれど、子供の頃あったら嬉しかっただろうなあ!そして、いつもながら大崎梢さんの紡ぐ作品は、ストーリーも言葉も、優しげで、前向きで、温かくて••••佳き!
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ゆうママ
ネタバレ舞台となる家の見取り図を見ながら、楽しく一気に読了!楽しい時間であった。いつもながら大崎さんの文書は読みやすい!
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ゆうママ
ネタバレフジコさんの、身から、血から、魂から、にじみ出た言葉の数々。現状に響くものも多く。私はクリスチャンではないが、以下覚書。「神様は必ず、それぞれの使命を与えて、全部違った人間に生まれさせた。用もない人間を、この世に誕生させたりはしない。みんなが主人公。主人公として与えられた命はしっかり生きないと。」「世の中で一番恐ろしいことは、他人の不幸を見なくてはならないことよ。それを考えると暗くなるから、そのたびにお祈りをする••••今苦しんでいる人をお助けくださいって•••そうすれば、私の心は少しだけか軽くなるの。」
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ゆうママ
ネタバレマハさん四冊目。印象派の画家たちの生みの苦しさ、ひたむきさ、生活、そして彼らを守った人々の足跡を、絵の紹介と年譜、叙情豊かな文章で紹介してくれている。マハさんの美術愛が根底にあるので、画家の姿がとても心に残る。原田マハさんの佇むオランジュリーの楕円形のモネの睡蓮。ふりそそぐ光。思い出すと触れそうなくらい間近にある睡蓮の壁。これら光の作品が認められるまで、この本に語られることと共に、どんなに多くの物語があったのだろう。覚書。モネ、モリゾ、マネ、カサット、ドガ、ルノワール、カイユボット、セザンヌ、ゴッホ。
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ゆうママ
ネタバレ胸がキュンとなる!ママと女の子のお散歩。1歩、2歩••と歩くたびに女の子はお花や、石や、猫を見つけ、お母さんはそれに優しく答える。鐘が鳴り、1歩2歩•••12歩。さあ、お昼ご飯の時間だ。帰り道、また発見がある。家の前、女の子の一言がたまらない。「だっこ」!その仕草や重量や、温度や手のやわらかな感触まで•••感じる。大人が読んでしみじみ温かくなる本だ。しかも、お母さんの姿が、表紙にもあるが、なんともお洒落で素敵なのだ!絵は、前に読んだ色合いの素敵な「めうしのジャスミン」のロジャー•デュボアザンの挿絵だった。
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ゆうママ
ネタバレスージー・リーさんの、またしても不思議な世界だ。パパとママと女の子は、動物園へ。さあ、楽しい動物園だ!でも少し変。女の子の頬と、野放しの孔雀だけが鮮やかなカラー。他の人は顔もグレーで、少し景色が透けて見える。景色も何だか淡い色。女の子はカラーの孔雀を見つめ、やがて追いかける。ゴリラのオリも、クマの丘も、動物はいない••ように見えるけれど、みんな見えている風。他の人に孔雀は、見えていない?グレーに近い色のみんなは、オリの中の動物が見えている?同じ場所で、違う世界を、体験している女の子は、↓↓↓↓↓
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ゆうママ
ネタバレjunaidaさんの、色々な場面での作品を集めたもの。あ~あの本で見たなあ、これはお初、などとたっぷりjunaidaさんの絵を楽しめる。綾瀬はるかさんの顔写真が出てきて、おやっ?と思った。綾瀬さんのカレンダーのイラストを担当してあったそうだ。知らなかった。面白い。製品へのコラボも掲載されていて、絵本とは違った楽しみができてよかった。それにしても、junaidaさん、カラフルな細かい絵。精力的に沢山描いているのだなあ!!すごい!
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ゆうママ
ネタバレ夜の帰り道、母親に抱っこされた子は、眠くて気持ちも体も、ユラユラ揺れている。道すがら、いろんな家の灯り、夕食の様子などが見える。いいなぁと羨ましがるお話ではなく、この子も帰宅。この子の家でも、1日の終わりのご飯やお風呂、おやすみの声。外には、まだまだ誰かのお迎えに行くのか、急ぎ歩く人もいる。同じ夜の帰り道を描いている中で、途上にいるのか、家の中から帰り道の人を見るのか、視点が変わるのだ。「いつもの夜も 特別な夜も みんな家に帰って眠りにつく」っていうところが、とてもいい。ザラッとした温かみのある絵。
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ゆうママ
ネタバレ見るものを圧倒する、鉛筆のデッサンだけで語られる。車から捨てられた犬。車を追いかけて、追いかけて•••車は小さくなる。犬はどうしようもなく走り続け、衝突事故を引き起こし、邪魔者扱いされ、疲れ果て、人のいないところに佇む。人間の見勝手さが、黒々と浮き出してくる。そのとき、遠くに人影。その子も一人。徐々に近づく二者。二者の目の表情に変化が。どの場面も、その目に宿る悲しみが、堪え難いほどの辛さで迫ってくる。題名に、Un jourとある。そしてun chien。この犬にとって、長い長い一日だったに違いない。
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ゆうママ
ネタバレ小さなサイズ!穏やかな眠気をまとった一冊。みんな目をつぶっている。眠くて眠くて••••。「ねむれるばしょがあれば どこでもいいのです」。そうだよね。そうしたいよね。ココア飲んで、cookie食べて、まどろむ•••。可愛い絵。
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ゆうママ
ネタバレもはや美術品。以前、インドのタラブックスによる、全てhandmadeでシリアルNo.入りの素晴らしい本「しっぽばなし」に感動。同社の本を再び読む機会に恵まれた。しっとりとした手漉きの紙に手摺り。そこには、ガンジス川の側で過ごした作者の、古くから伝わるミティラー画のモチーフを用いた魚たち。指紋のように細やかな無数の線。ワニ、タツノオトシゴ、タコ、揺らめく波。全てメッセージが記してある。ロブスターは、死んだらすぐ調理しないと毒が出るという危険を内包した様子を描いたという。どれも不思議な魅力がある。↓↓↓↓
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ゆうママ
ネタバレ再読。「ぞうくんのおさんぽ」を久々に読んだので、続けて本棚から、3冊目。それにしても、お天気関係なしに、お散歩を楽しもうというのが、なかなか大物!今回は大風。人間世界なら、吹き飛ばされそうに風が強いこんな日は、お散歩なんて、『危ない!無理』なんだけれどね。笑笑!いつものメンバー、と助け合いながら、大風の中を歩く。最後は、やっぱり•••どつぼーん!でもみんなご機嫌!  一人でも、仲間と一緒でも、その場を「楽しめるココロ」って素敵だよな〜!
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ゆうママ
ネタバレ再読。今回のお散歩は雨の中!いつものメンバーが•••池の中。池の中なら濡れても大丈夫ね。一番小さな亀さんが、一番下•••それでも大丈夫••と思ったら、あらら!うわーっ!でも今回はこれでは終わらない。ぞうくんは•••大きな身体だけど、水に浮かぶのね。泳ぐ、ぞうくん!水しぶきと雨粒が、とっても表情豊かで綺麗だ。水の中も側面から描いてあって、まさに、水族館でガラス面にへばりついて見つめる子どもたちの視線。本棚から出してプチ楽しいひととき。
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ゆうママ
ネタバレジミーさん5冊目。可愛い表紙。でもまた、きっとジミーさんの魂の叫びがある。そう思って読み始めた。毎日、小さな男の子ハンハンは窓辺で何かを待っていた。月の夜、家にやってきた傷ついたライオンたちに薬を塗り、寄り添うハンハン。でもその傷は、釘、矢、等全て人間のせい。そして、ついに待っていた人が帰って来る。そのときのハンハンのあっと叫ぶ大きな口、戦いでひどく傷ついた••••お父さん。たまらない気持ちになる。同じ月を見て、お互いの事を思っていたパパとハンハン。その、同じ月の下、今だ爆弾が落とされる絵。2018発行。
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ゆうママ
ネタバレ漢詩、書き下し文、現代語訳、書作品の写真、書作にあたって何を書こうと考え、どのように表現したのか。それらが、簡潔に、かつ丁寧に、わかりやすく記されている。木簡、隷書、行、草、楷、篆、様々な字体と、濃墨、淡墨、紙質、紙の形。カラーなので、本当に見ていて楽しい。巻末に漢詩作者の紹介(親切にも読み難い名前や年号等にはフリガナ付き)があり、これがまた、その作者のセールスポイントが記されているので、記憶に残りやすいと思う。
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ゆうママ
ネタバレ部屋に飾る書の制作指南。花、山、風など、的を絞って説明してある。文字の変化が楽しめる。背景への色の付け方も写真付きで説明してある。文字も、色付けも、事例は、主張が強いので好みが分かれると思う。また、こういった本には珍しく、骨書き例や、筆の面の使い分けの写真付き例もあるのがよかった。
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ゆうママ
ネタバレ仮名交じり書の基本が、系統立てて、丁寧に説明されている。事例が豊富で、クセのない、真っ直ぐな印象。矢印や、空きの丸印や、補助線などで、見やすい。説明の言葉の語りかけが、優しげで感じよく、読みやすい。平仮名の事例が沢山ほしいところ。入門によい。
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ゆうママ
ネタバレ色々な詩人によるシャレの詩に、賑やかなスズキコージさんのイラスト。ダジャレのような、言葉遊び!面白〜い!例えば、「サっちゃん」の阪田寛夫さんの「お経」!少しだけ•••覚書に。 『電車馬車自動車(でんじゃあ ばあじゃあ じいどうじゃあ)』•••中略•••『空腹帰宅晩御飯(くうふく きいたく ばんごうはあん)』など。言葉遊びは無限だな。もちろん、かさぶたが、どんな豚かも、可愛い作品がある!
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ゆうママ
ネタバレフジ子さんを偲んで。「一芸に秀でた人は•••」とはこのことか!以前もそのセンス溢れる絵を本で見たことはあるが、訃報が重なって切なかった。その画風は優しさに満ちている。◉ルドンを思わせる花々。◉ファッションデザイナーのデッサンを思わせるドレスを纏う絵。◉浮世絵風の着物姿の女性。◉フジコさんの好きな愛らしい猫。◉サンローラン風の少女たちの姿。◉ササッと絵の具で描かれた,おしゃれな年賀状。◉ビアノを弾く姿のデッサン。その横顔の角度から、音が溢れるよう。以前、娘と行ったフジ子さんのコンサートの音色が忘れられない。
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ゆうママ
ネタバレ再読。優しい色合いと点描の風合いが、目にも心にも優しい。ぞうくん、優しいね。重たくな〜い?それでもお散歩、楽しんでいるね!そんなとき、ついにドッボーン!一面に弾けるようなしぶき!楽しいね〜!同じパターンの繰り返しの会話。思わず声色を変えて、音読してしまいました!
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ゆうママ
ネタバレ『火の鳥』連載70周年記念出版。鳥の巣研究家で、子供時代から手塚作品に憧れてきた絵本作家の鈴木まもるさんが、手塚治虫氏の『火の鳥』を初の絵本化したものとのこと。様々な伝説があり、映画にも出てくる火の鳥だが、実は•••手塚治虫さんの壮大な作品は読んだことがない。この絵本を読んで初めて検索や動画で、その触りだけ覗いた次第だ。この絵本では•••感じられたのは「輪廻転生」。
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ゆうママ
ネタバレなんだろう、バトンを受け取った!そんな言葉を聞いた感じがした!お絵かきの時間、何も描けず、勢いで「てん」を描いたワシテ。「サインして」と言ってくれた先生。サインするって、それだけで作品になる、自分の描いたものっていう「印」だ。そこに芽生える小さなものを、先生は知っていたのだろう。受け止めた心は、次の子へとへとバトンを渡す、そこが•••なんて素敵!
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ゆうママ
ネタバレGWに読むのを楽しみにしていた!しみじみと、深い思いで読了。「リボルバー」は先に読んでいたのだが、全く違う視点からの本作。時代を駆け抜けたゴッホやテオ、林忠正たちの情熱が、胸を打った。虚構の中に、織り込まれたゴッホの「絵」や地図や事物を、一つ一つネットで再確認しながら読んだ。原田マハさんの並々ならぬ知識と美術愛が根底にあるので、実像と虚構が、ついつい一緒になって生き生きと黒黒と、押し寄せてくる。題名に凝縮されたセーヌ川に託された原田マハさんの視点が、表紙の「星月夜」と重なって、その中に飲み込まれそうだ。
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ゆうママ
ネタバレ並々ならぬひたむきさで、技術も、まだ進歩していない時代に、素晴らしい雪の結晶の写真を撮ることに取り組んだベントレー氏(名誉や収入等求めず)の版画伝記。雪といえば、世界で初めて人工的に雪の結晶を作り出すことに成功した、中谷宇吉郎博士があまりに有名だが、ベントレー氏の雪の結晶の写真の美しさに囚われたことが研究のきっかけだったという。以前読んだ谷川俊太郎さんの絵本詩集「きらきら」も、その写真に、目を見張る。同じものは2つとなく、溶けて消え去る雪の一片。先人の歩みを有り難く思う。1999年、コールデコット賞。
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ゆうママ
ネタバレ題名が「ゆきのひ」の絵本3冊目。やはり、いいなぁ、加古里子さん。描かれている農村の時代は古くなるけど、文章を、読みながら細かく描かれた景色の中で、思わず赤いちゃんちゃんこの、りっちゃん、緑の上着のえいちゃん、黄色いセーターのとよちゃん、お父さん、お母さん、お兄ちゃんたちを、探すのがとても楽しい。スキー場では小さなスキーヤーをよーく見ると、ボーゲン、パラレル、斜滑降、尻もち、今にも転びそう、などさすが加古里子さんの絵!雪の楽しさだけでなく、停電等の厳しさ、雪下ろし等、生活が垣間見れて、映画のようだった。
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ゆうママ
ネタバレ1963年、コルデコット賞(アメリカの年間最優秀絵本賞)。雪を見た小さな男の子。いろんな向きに足跡付けたり、棒でつついてみたり。きっとこんな感じ行動を取るだろうな、と思える様子が描かれていて微笑ましい!しかも、切絵や、張り紙、ブラシ等で色付けられた雪や、景色、赤い服の男の子のシルエットが、情趣ある美しさだ!
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ゆうママ
ネタバレ雨から雪になりそうな日、おじいちゃんは面白いことを思いついて、僕と一緒に買い物、制作をした!そりだ!いざ出発!途中,まいご犬ルーピーの張り紙を見て、捜索開始!いろいろ•••そう、色々あって、ルーピーを、見つけられた二人は、暖かい部屋でお礼のケーキを楽しむ。「迷子の犬に助けてもらっちゃったな」とおじいちゃん。でもね、絵をよーく見ると、「僕たち」の家の前から、ずーっとルーピーはそばにいたのよ。気づかなかったねえ!それから、「おじいちゃん」というけれど、わりと若い!しゃんとしているね!
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ゆうママ
ネタバレなんだかココロがほぐれる本。原題「ish」を「っぽい」と訳した本書は、そこがまず素敵。絵を描くのが好きなラモン。でもうまくいかない。妹のマリソルの言葉で気づく。「そうか、『っぽい』絵でもいいのか」と。  訳者さんの「あとがきっぽいひとこと」がなかなかいい!『作者が表そうとしたのは、何だったのでしょう。わたしは「こうでなければならないというもの以外の、すべて」と考えました』。   それから、文字フォントを、よく見ると、同じ平仮名でも細部が少しずつ違う。手書きの優しが出ている。
が「ナイス!」と言っています。
ゆうママ
ネタバレあはは!長新太さんは、なんでこんなことを思いつくんだろう!!頭がゴム!飛んでった先で、ポンと跳ね返る!だって、頭がゴムだもの!表紙を見ただけで、な〜んだか、「ポンたろうよ、なにゆえ、そうやって 飛んでるん?」と、くすくす 、クスクス、口元が思わず緩んでしまう。話の展開じゃなくて、きっと、なーんだか楽しいねっていう本を、長さんはプレゼントしてくれた感じ!読み友さんおすすめでした!
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ゆうママ
ネタバレ読み友さんのおすすめ。池井戸潤さんの作品、かつ美味しいタイムトリップということで、このGW、上下巻揃えて楽しい読書へ、いざ!!スリルとサスペンス、そう、怒涛の展開に、読むのが止まらず寝不足かつ満足感で読了!!過去の真実を求める面白さがたまらない!その行為は、病んだ琢磨自身、父や母への思いへと•••。 覚書の固有名詞は、トラックBT21号、大間木琢磨、その父史郎、竹中鏡子、その娘の可奈子、銀行融資係の桜庭、琢磨の元妻の亜美、琢磨の母、相馬運送の社長の娘倫子、デコンプレバー、刑事の木島、1963。
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ゆうママ
ネタバレ読み友さんのおすすめ!!GWに読むのを楽しみに上下巻スタンバイして、読了!さすが池井戸潤さん!私の大好物のタイムトリップありの、怒涛の展開、最後はスカッと爽やか、胸がキュンと熱くなる、そんな、あっという間の読書タイムでした!読み始めると、止まらなくなって、寝不足です(笑) 覚書の固有名詞は、トラックBT21号、大間木琢磨、その父史郎、竹中鏡子、その娘の可奈子、デコンプレバー、1963。
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ゆうママ
ネタバレストーリーテラーが、なぜ、「いちじく」なのか、不思議に思ったが、挿絵の繊細で薄い色合いと、その姿が優し気で、ついつい一緒になって話を聴いている気分になった。そうはいうものの•••(ちょいちょい楽しい気づきもあるが)なぜこの本の人気があるのか、わからないままページは進んだ。いちじくの話を聞いたものたちが、この話は嘘かもしれないと思い始めた。どう収集をつけるのか?ここで胸のすく言葉に、納得させられた!「事実かどうかよりも、心がはずんだか。大事なのは そこなのです!」そうね、「お話し会」は、そこよね!
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2023/01/28(506日経過)
記録初日
2023/01/28(506日経過)
読んだ本
569冊(1日平均1.12冊)
読んだページ
50971ページ(1日平均100ページ)
感想・レビュー
561件(投稿率98.6%)
本棚
72棚
性別
自己紹介

 雑多な日常の中で、本を読む時間を少しずつ拾い集め、本を読む、本を選ぶ、予約本を待つ、読了後に思いを馳せる、そういうひとときがとても好きです。

日常、色々心落ち着かないことも多いだけに本の世界は嬉しい存在です。

 朝日を背に、花がらを摘む、草花に空気を入れる、蕾を数える、そんな朝のひとときも大好きです。

 自分自身の読後感を忘れないように記録したくて•••すぐ薄れてしまう•(⁠ ⁠;⁠∀⁠;⁠))、読メ登録を始めました。
 
読後感覚を自分なりに記した後、今度は、同じ本についての読メの方の感想を読むのが、とても楽しみです。「お~~~私も同じ!」とか、「あ~~、何て響く言葉で記してあるのだろう!」とか、「へ~~!この本にはそういう経緯があるんだ!」 等、楽しさ倍増です。

読書メーターに出会って、多くの方の感想や、頂いたナイスやコメント、本の情報がとてもありがたく、次の読書につながっています。

どうぞよろしくお願いいたします!


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