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2025年1月の読書メーターまとめ

DNK
読んだ本
19
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4932ページ
感想・レビュー
19
ナイス
40ナイス

2025年1月に読んだ本
19

2025年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

DNK
そうか、図書館に一日中居座る老人は、仕事しかしてこなくて、唯一の居場所だった会社を追い出された人たちだったのか……。今まで読んだジェンダー論の本の中で最も腑に落ちた。Xで下らない論争をするくらいならこの本を読んだ方がいい。今の男性優位の社会は男女ともに幸福でない実態を生んでしまっている。終盤の『「このまま変わらない日本社会」のシナリオ』が現実になりそうで、読んでいて心が痛かった。本書の発刊から10年経っても、状況があまりよくなっているとは思えない。生活の行き詰まり感はこういうところからも来るのだろう。
が「ナイス!」と言っています。

2025年1月の感想・レビュー一覧
19

DNK
そうか、図書館に一日中居座る老人は、仕事しかしてこなくて、唯一の居場所だった会社を追い出された人たちだったのか……。今まで読んだジェンダー論の本の中で最も腑に落ちた。Xで下らない論争をするくらいならこの本を読んだ方がいい。今の男性優位の社会は男女ともに幸福でない実態を生んでしまっている。終盤の『「このまま変わらない日本社会」のシナリオ』が現実になりそうで、読んでいて心が痛かった。本書の発刊から10年経っても、状況があまりよくなっているとは思えない。生活の行き詰まり感はこういうところからも来るのだろう。
が「ナイス!」と言っています。
DNK
購入から1年経っても全く読み切れる気がしないが、便宜上登録する。そのまま読んでももちろん楽しいし、単独で専門知識のとっかかりを得られる。ただ、他の書籍を読みながら参照してほしい。その時代について横の広がりを得られるメリットが巨大すぎる。専門書にも昔の小説にも合い、「読み」が深くなる。帯に書いてある「一人必冊。驚異の世界同時年表」という売り文句は伊達じゃない。あらゆる読書家におすすめしたい、値段に見合った一冊。
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DNK
ネタバレついに4巻が出て完結したので、何度か目の再読。最初読んだときは脳内で時系列を組み立てたり漁の光景をイメージするのに難儀したが、以前読んだ漫画版のおかげもあり、より楽しめた。3巻までの知識があれば、仄めかされていた裏事情がほぼ理解できるんじゃないかな?
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DNK
ネタバレ経営学の知識でアプリ婚活を成功させようとする、大学准教授の主人公が書くブログの形式をとったメタフィクション。形式は『もしドラ』ぽい。経営学と経営学のライトなビジネス書っぽかったが、NDC367.4『婚姻・離婚問題』で見つけたのでそのつもりで読んでいた。 婚活を成功させようとして試行錯誤する様はおもしろいが、これをやりきった末に本当に幸せになれるのか?と疑問に思う。行動以前の、「なぜ結婚したいのか」「結婚してどういう生活をしたいのか」(そもそも自分に結婚は必要なのか?)という視点を欠かしてはいけない。
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DNK
ネタバレ平均初婚年齢が30歳を超える近年においても、結婚年齢のピークは男27歳/女26歳、中年以降の結婚は絶望的など、中々キツいことが書いてあった。正直現時点では結婚なぞ重要ではないのだが、焦ってからでは遅いのだとか。関係ないが、3D円グラフのせいで無駄に危機感を煽っているように見えることだけはどうしても気に食わなかった。そんなことをしなくても書いてあることは十分に現実すぎる。
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DNK
序盤を読んだが予備知識が全くないからか目が滑ってしまった。興味のあるテーマだが今は時間があまりないのでゆっくり読めるときに再読したい。
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DNK
結局何もかも自己肯定感なんだよなー。自分の機嫌は自分で取らねばならない。その方法が紹介されていた。
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DNK
日常を注視してありのままの生活を楽しむことの楽しさ、無理してがんばらないことを説かれた気がした。「強さ」を求めて動き続けるのもいいけど、「弱さ」も悪くないらしい。サラサラと読めていいエッセイだった。
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DNK
気になる章だけ読んだ。サラリーマンが仕事でやりがいを得ることは結構だが、それを経営者サイドから提示されることはエンゲージメント強化を露骨に狙っている気がしてやっぱり気に入らないなって思う。メイドカフェのスタッフの章と、二次創作が生産ではなく「消費」として扱われがちなくだりが面白かった。内容を論じるほど読み込んではいないため再読したい。
が「ナイス!」と言っています。
DNK
期待していた内容とは違ったが、これはこれでよかった。「あらゆる選択を「人それぞれ」として黙認する社会は、優しいようでいて、じつのところ冷たい。」これは真理だと思う。親しい関係であればこそ、いいことはいい、悪いことは悪いと言えるものでありたい。つい先日読んだ『現代日本の若者はいかに「恋愛」しているか』でも思ったが、みんなコミュニケーションで失敗することにビビりきってしまってるんだろうな。
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DNK
軽々しく読まなくてよかった。以前生きがいについて自分の限界まで考えていなければ、この本から借り物の言葉で語っていただろう。危なかった。内容はともかくとして、どこを読んでも熱意しかない。最後の執筆日記に「どこでも一寸切れば私の生血がほとばしり出すような文字、そんな文字で書きたい、私の本は。」と書いてあるが、本当にその通りだと思う。本書で答えの出ないところも含め、ここから先は自分なりに考えていくべきだと思った。
が「ナイス!」と言っています。
DNK
先日macaroomの曲を聞いて気に入り、メンバーについて調べたら本を出していたので読んでみた。音楽家が歌詞を作るとき・解釈するときの頭の中を覗き見た感じで面白かった。確かに、歌詞を読まずに聴いたときと読んだ後の印象が違うことは多いが、あまり意識してなかったな、と思った。音象徴が作詞に活かされることもあると知れたのも収穫だった。
DNK
世の中で当たり前のように語られている「恋愛」「付き合う」「結婚」が、実際どういうものなのか想像もできないので、社会通念をセンシングするために&あわよくば恋愛の手法を模倣するために読んだ。その観点では、対象者が「1987年~1990年生、首都圏在住の4年制大学卒業以上の高学歴者で、正規雇用で就業する異性愛者」という限定された立場ながら非常に参考になった。ここ10年のSNSやマッチングアプリの発達を考えると、今同じ調査をすると更に複雑怪奇なコミュニケーションになっていることが予想される。恋愛市場は過酷である。
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DNK
主に営業トーク前の雑談と男女間コミュニケーションで心を掴むための雑談について具体的手法を紹介。コミュニケーション解説書を一気に複数冊読んでいると、キーワードのオウム返しや雑談のネタ一覧などの共通点が見えてきた。これが雑談における体系化された基本技能なのだろう。
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DNK
いい雑談とは何か、どうすれば楽しく話してもらえるか、具体的にわかりやすく教えてもらえた。何よりも、これを実践したときに誘導されてるようないやらしさを感じなさそうなのが非常によい。聞き上手になるか~
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DNK
タイトルにある「話し方・聞き方」についての話はもちろんあったが、その方法よりもコミュ障である自分を受け入れて、ビビらず自分なりにアタックしようね、という心構えがメインだった。「じゃあどうやって相手に話してもらうんだよ、無言の場で自分から話せねえよ」という問いは他の本で解決する。コミュ障に寄り添う内容でゆったり読めた。
が「ナイス!」と言っています。
DNK
大物になる方法ではなく、大物に見える方法を解説する本。ちょいちょい著者のプライドが高過ぎる部分が見え隠れしているが、たまにはそういう小手先の技術も必要なんだろう。軽々しく試すとダサくて胡散臭い奴になりそう。心理的マウントを取ろうとする奴を見破るためにはかなり使える気がする。
が「ナイス!」と言っています。
DNK
タイトルだけで読み始めた。学歴や地域のような社会的階層による文化の差を埋める話だと思ってたが、日本人が国際社会でやっていくにはどうすればいいか、という話だった。そりゃそうだ。日本人の文化がユーラシア大陸文化圏と全く違うことはよく知られているが、どう異なっているかの解像度がとても高かった。国際社会の中で日本語の地位を上げるべきだという話は尤もである。最近流行ってきてるらしい国粋主義ともセットで議論されるものかも。あんまり詳しくない
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DNK
こないだ自分が失くした手袋もこうなっていてほしい。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2023/03/12(709日経過)
記録初日
2023/03/13(708日経過)
読んだ本
356冊(1日平均0.50冊)
読んだページ
99838ページ(1日平均141ページ)
感想・レビュー
122件(投稿率34.3%)
本棚
3棚
年齢
27歳
職業
技術系
外部サイト
自己紹介

ハマれる分野を探しています。
ライトな専門書となろう小説をよく読んでいましたが、
ちょっと難しめな本も読もうとしています。

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