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2024年5月の読書メーターまとめ

YOMIPITO
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感想・レビュー
17
ナイス
77ナイス

2024年5月に読んだ本
17

2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

YOMIPITO
上巻は平和な日常生活の描写で実にいい味。だけどゴルゴ慣れした読者には、そもそも最初の依頼からして胡散臭くトラブルの予感が見え見え。で、いよいよ話が展開。ビリーと連れの行動には意外性があるけど、上手い語りで読みながら受け入れさせられてどんどん進む。大筋は手垢のついたプロットのようだけど…犯罪小説として素直に楽しめる分量と質の下巻。 この本の光る特徴は上巻と最終二節。そこが好きな人がキング好き。
が「ナイス!」と言っています。

2024年5月にナイスが最も多かったつぶやき

YOMIPITO

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2024年5月の感想・レビュー一覧
17

YOMIPITO
本書の猫丸は違う見方ってやつを提示して硬い頭をほぐしてくれる。股のぞきみたいに、見える景色が180度スッキリ変わる。二転三転とか隠された陰惨残酷恐怖の真相なんてなし。正解合わせもなし。 良い感じの息抜きミステリ本です。
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YOMIPITO
スペイン語とポルトガル語の比較など書いてあった「語学の天才まで1億光年」を読んでから複数語の学習に興味出て開いた本。同じロマンス諸語として並べてあると単語/文法/発音の傾向は比較しやすいけど、本気で学習するにはもっとアイテムと努力が必要だな。例えば「Xヵ国語会話集」をサブテキストにしてみるか、オーディオテキストも入手するとか。 しかし「なぜ勉強していると本が読めなくなるのか」との言葉が頭に浮かぶ… 取り敢えず、どんな本かはわかった。読んだってことで、今はここまで!
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YOMIPITO
第二弾はイマイチ感だったが第三弾の本書はバラエティーに富んで面白かった。幕開けの安定した東野圭吾さんから東大卒作家二人が佳作で続き、面白いのはさらにその後から。真梨幸子さんの小品はモデルが目に浮かぶ。白井智之さんは侵略SFとマインドコントロールを組み合わせたぶっ飛んだ設定。締めの近藤史恵さんはこんなの書くの?と意外感。実はどの作家も私はあまり読んでないので、後半は今更ながらの掘り出し物。嬉しい限りのアンソロジー。
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YOMIPITO
浅かった。マニアの集まる場のルポ入門編。どれも「行ってきました」と言う感じで深追いが無い。ネット連載からいきなり文庫化というだけある内容。wikiの著作リストにも入ってなかった。 個人的には競売物件をもっと探って欲しかったな。確か「女たちのジハード」でも主人公が苦労しながら競売物件を入手しようとしてたぞ。 この手のテーマならマグロやメロンの初物競りや倒産した企業からの在庫買い取りとか面白そうなものもあるのはずなので、気になったら別の本へ。
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YOMIPITO
これ、役立ちそう!と、読んでみたらまえがきには、WEBサイト「ほほえみごはん」のコラムをまとめたものだって。 そのサイトを知ることになっただけの価値はあり。
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YOMIPITO
上巻は平和な日常生活の描写で実にいい味。だけどゴルゴ慣れした読者には、そもそも最初の依頼からして胡散臭くトラブルの予感が見え見え。で、いよいよ話が展開。ビリーと連れの行動には意外性があるけど、上手い語りで読みながら受け入れさせられてどんどん進む。大筋は手垢のついたプロットのようだけど…犯罪小説として素直に楽しめる分量と質の下巻。 この本の光る特徴は上巻と最終二節。そこが好きな人がキング好き。
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YOMIPITO
殺し屋が作家に偽装して潜伏なんて設定は「隣のヒットマン」みたいなコメディ・アクションにしかならないだろうと思うが、そうはならじ。いつも通りキングはゆっくり丁寧に話を進める。じゃどんな話だ?キングの描写は丁寧だけどストーリーは意外とシンプルだから…タイトル通り「ビリー・サマーズ」その人の内面がテーマ?最後の仕事後に悪夢の迷宮に入るのか?救済の光で生まれ変われるのか?…と有りがちなストーリーを推測しつつ予想外の展開を期待。仕込みは充分でいよいよ本題。スピードアップ間違いなし、イッキ読みの下巻へ続く。
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YOMIPITO
最終巻は速度アップ。 共産主義の勃興から終焉までのドラマは長かったけど、政治、青春、人権とすべてのテーマは薄口感。だからこそ何とか読み進められたかな。エンタメ好きとしては、これを欧米から見た二十世紀を勉強する機会にして、引っかかったポイントを深掘するのが良いだろうね。読み手によって着目点が異なる筈。 私の注目は数々の戦争シーン。残酷さが際立ち反戦厭戦思想が伝わる。遮二無二突撃する貴族将校。敵前逃亡の罪で銃殺される未成年兵士。成功見込が少ない作戦を選ぶ暫定部隊。ベトナムの戦争犯罪。テロ行為…。
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YOMIPITO
ポップ業界の描写が増え、フィクション比率が多くなった。 そろそろ完結が近いので作者の狙いが気になり始める。フィクション・ロマンス部は登場人物の血は繋がっているが、その時々の若者の動きなのでエンタメ性以外の大きなメッセージはまだわからない。民主主義の変遷がテーマするには書き込みが薄いような?やっぱり、歴史を追体験・再勉強して興味のある部分を掘るのが正解かな。 ならば、言及されない出来事も多くあるけど得るもの多し。 暗殺事件だけではないケネディの評伝に興味が出て、P568にアメリカの恥部を想う巻。
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YOMIPITO
歴史面ではキューバ危機、ベルリンの壁、公民権運動からケネディ暗殺までの巻。急遽、大統領になったジョンソンの活躍が意外なほど。フォレットの歴史小説を読むと関連する映画が見たくなるけど、今回は「LBJ ケネディの意志を継いだ男」っていうのがハマりそう。 若者のロマンス面も東ベルリンからの脱出、ポップミュージシャンへの道、ジャーナリストへの道と彩りあり。独立した小説になりそうなエピソードで歴史を繋ぐ構成に慣れてきたぞ。
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YOMIPITO
自分の人生と重なる時代の第三部はシリーズのペースに慣れてきたのでどんどん読める。東独からの逃避行に大統領と職員、核戦争の恐怖などを舞台にしたロマンスで読む西洋の二十世紀。前シリーズ登場人物には記述無しも多くて、舞台となる時代の若者が新たな中心になった全く新たな物語。皆悩んで、時には道を誤りながら時代を生きていくけど、破滅したり無気力になる若者はシリーズここまでいないね。豊かになった現代だからこそ、これから出てくるのかな?政治/歴史が中心だからそんなに振らない? キューバ危機回避の顛末が気になりつつ次巻へ。
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YOMIPITO
内容は確かにタイトル通り、作品の内容より「面白く読む方法」。だから作品を強く推すのではなく読み方の説明メイン。「本」の本ではなく「読」の本。まあ、乱読している人はどんな読書でも楽しもうとするから今更?(逆に読み方が限られる本は寂しい…) まえがきの「小説の読み方基礎講座」は自分が小説を読む目的を再認識出来て良し。 三宅さんて数作読んだけど、文芸について学んだことを「論」にせず、素直にわかり易く書いてくれてるみたい。 紹介20本中、7本既読で「ツルゲーネフの兄弟」と綿矢りさ「亜美ちゃんは美人」にチェック。
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YOMIPITO
紹介33本中7本既読。Eテレの「理想的本箱」と狙いは同じだけど、あちらが一つのシチュエーションに対して3作紹介なのに、こちらは1点絞りなので悩みにハマりにくくて、当りの確率低そう。以前からの自己調査データも加えて、次の読書候補はアーヴィング「ホテル・ニューハンプシャー」とディケンズ「荒涼館」。(いや、別に仕事に行きたくなくて孤独感じてるわけでは無いけどね)
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YOMIPITO
作者の最新作が話題なので興味湧き、技術エッセンスがサラッと読めそうなので選択。 結果、前半は為になった感と共感あり。後半は文章技術と推敲方法でお腹いっぱい。 これはつまり心構えは出来てるけど、発信技術をロジカルに練ってない、またはさほど欲してないってことだ。 学校での読書感想文が苦手な人や、もう学習の一環としては書かない人向けのノウハウ本だけど、本質は同じと気付ける本。 (この本の感想で皆、成果出してるかな?)
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YOMIPITO
この本で得る新しい見方は「約6kgある頭をうまく支えられないから不調になる」ということで、これはある程度正しく思える。それに基づいて日常動作の姿勢注意をまとめているんだけど、バランス、筋肉の強ばり、筋力不足などの点から整理してなくて楽な姿勢と鍛える姿勢が混在してるのが残念。それは自分の体に聞くしか!
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YOMIPITO
この本は十四歳向けだけど、おじさんだって面白い映画は見たいので軽い気持ちで読む。 で、見たくなったのは星野概念さんおすすめの「不思議惑星キン・ザ・ザ」「人生、ここにあり!」「美しき緑の星」「人生フルーツ」。あとは、桜庭一樹さんと大島育宙さんが推してる「アフター・ヤン」。これが重複してるので実際に紹介されてるのは99本だ。
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YOMIPITO
面白い!こんなに面白かったっけ? 振り返ると前作は謎解きの比率が高く、シリーズ初作だけに登場人物皆の裏を勘ぐりながら進んだものだったが、今回はシンプル。路上強盗の被害とダイヤ探しで話が進行。世知に長けていてクセの強いメンバーの活躍は期待通りで気持ちいい。私のお気に入りはジョイス。世間知らずのようでいて好奇心一杯。元看護師の経験も良い隠し味。ラスト付近でのいくつかの行動も拍手もの。 第三作も楽しみ。軽い味変もまたあるかな? 付記:思い出した旧作、L.A.モース「オールド・ディック」。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2023/04/08(441日経過)
記録初日
2021/12/03(932日経過)
読んだ本
274冊(1日平均0.29冊)
読んだページ
102496ページ(1日平均109ページ)
感想・レビュー
271件(投稿率98.9%)
本棚
4棚
性別
年齢
61歳
血液型
A型
職業
技術系
現住所
埼玉県
自己紹介

角川で覚醒め、早川で成長。
好物はSFとミステリー。
連鎖反応でより面白い作品探し。

・以下は読書メーター登録より昔からのお気に入り成分。
横溝正史、田中光二、かんべむさし、光瀬龍、筒井康隆、半村良、池波正太郎、生島治郎、志水辰夫、西村寿行、エド・マクベイン、ドナルド・E・ウェストレイク、トニー・ケンリック、エルモア・レナード、ギャビン・ライアル、デズモンド・バグリイ、ハモンド・イネス、ジャック・ヒギンズ、ディック・フランシス、ローレンス・ブロック、ジョゼフ・ハンセン、ヘニング・マンケル、アーサー・C・クラーク、アイザック・アシモフ、ロバート・ハインライン、マーティン・クールズ・スミス、トレヴァニアン、ジョー・ゴアズ、ジョン・D・マクドナルド。

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