ソラリス惑星の不可解な存在は、人間の知性を超越しているものの象徴。だからこそ、「人間とは何か?」という根源的な問題に行き着くのかもしれないですね。
2024年3月の読書メーター 読んだ本の数:1冊 読んだページ数:288ページ ナイス数:30ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/1410598/summary/monthly/2024/3 今月は頑張らねば…
の中で特に強く感じたのは、「人間を人間たらしめているものとは?」という問いで、僕的にはいつでも簡単に覆されてしまうものなのではないかと考えた。というかそれが描かれている。哲学的な面白さに限らず、良く設定の練られた"ソラリス"という人間の理解しえない存在というのは、純粋なSF的「未知への憧れ」を掻き立ててくる。全体的に完成度が非常に高く、現代においても古典SF内での確固たる地位を確立しているという事実は、受け入れるに難くない。読んでいる時間はとても楽しかった。SF好きにはぜひ読んでみてほしい本。
ソラリス惑星の不可解な存在は、人間の知性を超越しているものの象徴。だからこそ、「人間とは何か?」という根源的な問題に行き着くのかもしれないですね。
(神が前提となっているため)こういった要因から、表紙と帯のカジュアルさで手に取ると痛い目に遭う可能性がある。僕もキルケゴールの章だけはどうしても難しくて理解できなかった。ある程度各哲学者について知っている、という人にならおすすめできる。が、哲学初心者には個人的にあまり勧められない。
レビューを読んだ人に「読んでみたい!」と思わせるような文章を書きたい一心で文を捻り出していますが、最近読み始めたばかりですのでどうか生温い目で見守ってやってください。一人称は定まってません。
まだまだ粗が目立ちますが、精進して参ります。
読んだ本は必ずレビューを書く(漫画は書いたり書かなかったり)のと、基本ネタバレはしません。
小説に関してを詳しく見たいので、これまでに読んだ漫画、narutoやらジョジョ1〜7部etc…で冊数がとんでもない物は記録しないものとします。
フォロバは基本しません。そのため、気にせずフォロー、フォロー解除していただいて結構です。
最近ギターとベースにうつつを抜かして読書が疎かになっています。
最近ついに曲まで作り始めてしまいました。
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の中で特に強く感じたのは、「人間を人間たらしめているものとは?」という問いで、僕的にはいつでも簡単に覆されてしまうものなのではないかと考えた。というかそれが描かれている。哲学的な面白さに限らず、良く設定の練られた"ソラリス"という人間の理解しえない存在というのは、純粋なSF的「未知への憧れ」を掻き立ててくる。全体的に完成度が非常に高く、現代においても古典SF内での確固たる地位を確立しているという事実は、受け入れるに難くない。読んでいる時間はとても楽しかった。SF好きにはぜひ読んでみてほしい本。