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2024年10月の読書メーターまとめ

みかんちゃん
読んだ本
16
読んだページ
6007ページ
感想・レビュー
16
ナイス
224ナイス

2024年10月に読んだ本
16

2024年10月のお気に入り登録
1

  • りんごさん

2024年10月のお気に入られ登録
2

  • 散文の詞
  • りんごさん

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

みかんちゃん
【ku】陽子さんの死から始まる物語、陽子さんに語り掛ける誰かは誰? 時代も含めて場面の切り替わりが多く、どの場面でも懸命に生きる陽子から目が離せないため何冊もの本を読んだ感覚で感想を書くのが難しい 陽子の人生の話だと思って読んでいたけど、ラストまで読んで陽子の再生のストーリー?!となった時この小説の凄さに驚いた 悪い夏、護られなかったものたちへと続いて生活保護も肝の部分なのだけど、不正を弾こうとすると本当に困窮している人がたどり着けないのバグすぎんか?(実際はどうだか知らないけどそういうイメージがある)
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2024年10月にナイスが最も多かったつぶやき

みかんちゃん

Kindle Unlimitedに加入したことと、娘の付き添い図書館でたくさん読めて楽しかった😁2024年9月の読書メーター 読んだ本の数:21冊 読んだページ数:6763ページ ナイス数:288ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/1414227/summary/monthly/2024/9

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2024年10月の感想・レビュー一覧
16

みかんちゃん
平成という時代に青春を過ごしたので出てくる出来事や流行、特にファッションや歌が懐かしい。 年月が出てくる度にこの頃自分は~と青春を思い出す そんな時代をブルーのような少年がいたのかもしれない 私がブルーのように母親のように生きずにいられてるのはただ運がよかっただけだ 斥力と引力というワードが頻出するが、まさに親や学校、近所の人に助けられてここにいられているだけで反社会的存在に引きつけられていたら… ひどい扱いを受けても母親を愛し、愛されたいと母親の望む行動をするブルーや翼に胸が痛んだ
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みかんちゃん
Kindle Unlimited 学生にそんなこと(被害者家族の聞き取り)させるか?とか近所の人も不倫の噂とかペラペラしゃべるか?(これはそういう人いそうだけど)とか学生がたどり着くような推理に警察が驚くか?とかまぁ小説だから…と思いつつ突っ込みながら読んだ。 けどそれが真相の真相に繋がっていたのだけど… サクッと読めて驚けて面白かったです
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みかんちゃん
歴史、特に近代史が苦手で避けて来たので読みはじめてすぐ(あ、離脱しそう…)ってなった。しかし八尋が自分の信念を貫こうと必死に生きて行く姿から目が離せずどんどん加速した。 とても丁寧に書いてくださっているので知識かなくても理解できた。 差別や偏見どの集団にいてもつまはじきにされるような扱いを受けてきた八尋が物語の最後に起こす行動、その相手、助けてくれる相方には胸が熱くなった素晴らしいラストだった
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みかんちゃん
【洞の奥】素敵なプレゼントをくれた警察官の鑑尊敬する父親の闇 【交換日記】違和感なくミスリードを誘うストーリーがすごい。真相は気持ち悪いが幸せをつかんだ二人のお陰で少し癒される 【ガサ入れの朝】これも私の正体が見事。ここまでは理解していないと思うが互いを思う気持ちは通じあっている気がする 【私の戦い】声をあげられない私に娘を重ねてしまう。強くなるために鍛えたのに我慢強くなってしまったというところが辛いが、戦える強さも鍛えられていたのが救い YouTuberたちのやり方はよくないとは思うが 【破戒】神はなぜ
みかんちゃん
2024/10/29 10:40

こんな世界を作ったのか、コクーンでもよく出てきたけど。切ない、そして誰もが他人事と思えないテーマ。【消えた少女】男社会で着実にキャリアを重ねついに女性初警視正まで上り詰めた菜穂子。アピールも兼ね行方不明少女の捜索にくわわるが……これもあと少し後だったら自動ブレーキ付の自家用車に買い換えていたのに、大雨が降っていなければ…と母親の秘密を暴いたことに違和感があったがそこがポイントとは。そして真相に気づいた巡査はあの人だった。不穏な最後、確かに悲劇だ

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みかんちゃん
黄金の蝶が時代、場所を飛び回りながら色々な人物の視点でこの世界を見ている 戦争や災害、実際に起きたテロ事件をモチーフとしてるんだろうな~という出来事が起こる。その加害者と被害者、後にそうなる人達が交わりすれ違っていく 胸を締め付けられるような事件事故、災害の時代を過ぎてあるテロ事件の元凶ともいえる人物、新達がその命を終えたとき、この世界に終わりを告げる、物語も終わりそう、とその時にこれは新がいた世界ですと言われる、あなたがいる世界ではもっと多くの被害者を出したテロ事件が起きましたよね?と
みかんちゃん
2024/10/28 22:22

ちょっとした言動が人の人生を大きく変えてしまう。それがパティシエを志すきっかけのようなポジティブなものばかりならいいけれど

みかんちゃん
2024/10/29 18:39

新たな不条理文学の誕生。 狂った神のつくった<悪の世界>に挑む! 1995年3月20日、カルト教団「シンラ」の信者たちが丸の内で無差別乱射事件を起こす。その宗教は、1958年ひとりの女が呪われた子を産む決意をした日に始まるーー。『ロスト・ケア』『絶叫』を超えた、待望の書下ろし長編ミステ

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みかんちゃん
出版社に勤める主人公に送られてきた小説の主人公、その作者 全員が生きることを止めようとした時があった 「今日は予定があって」と食事の誘いを断ったその【予定】がそれだとわかった時はびっくり この直前に読み終わった本、【完璧な小説ができるまで】で、完璧な小説とは読む前と後ではその人の人生を変えてしまうような小説だというような事を言うシーンがあって、まさにこれだと思った。 続きが読みたいと思ったことで自殺を思い止まらせた小説は 幸せだと思い込む人生に疲れそんな人生を終えようとした時、うまれたものだった
みかんちゃん
2024/10/27 01:45

梨帆が【大切な用事】をキャンセルして人生を変えるほどに引き込まれた【長い午後】すごかった

みかんちゃん
2024/10/29 18:44

新央出版の編集者・葛城梨帆の元に突然、原稿が届く。それは以前新人賞で落選した志村多恵からのもので、学生時代の友人が時を経て再会するところから物語は始まっていた。立場の違う二人の会話はすれ違い、次第に殺意が募っていく。「いっそのこと、最後にこの女を殺してやろうか」――。そんな物語の女たちの苦境に思いを馳せるうち、梨帆自身も忘れられない出来事と原稿内容がリンクし始める……。 私たちのシスターフッドがここにある、著者渾身のミステリー。

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みかんちゃん
小説、それも【完璧な】小説ができるまでの物語 所々に挟まる取り調べでこうなるのかなぁと想像してしまうけど、【どこから完璧な小説作りは始まっていたのか】【その動機】は想像を越えてくる。 書き出しが一番苦しいことなど創作の苦しみを書く言葉がわかりやすくて、こちらも味わった気分になれるのはやはり著者の経験からだろうか
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みかんちゃん
【優しい音楽】誰かに重ねられる、とりわけ亡くなった人にというのは結構キツイのではないか。 恋人だけではなく恋人の両親からも。 違いを感じた時それを感じさせてしまうことに辛みを感じるタケルは優しい。お兄さんのフルートを通じて優しい音楽が奏でられたとき、その違いを全員が受け入れ認めた感じがしてよかった 【タイムラグ】私の大嫌いな不倫話。とにかく男がテキトー?な感じで嫌悪不倫相手にこどもを預けるなんて信じられない!とイライラ始まった物語だったけど、深雪がいい人でラストまで読むとこういう人だから関係を持ちたいし
みかんちゃん
2024/10/24 21:16

安心してこどもを預ける事ができたんだろうなと思う。おじいさんのまた

みかんちゃん
2024/10/24 21:26

また、来たらいいは嬉しかった。けど平太は本当に運がいいというかなんというか…【がらくた効果】拾われた佐々木さんがいい人でよかった。【前の人が到達できなくてもスタートのチャンスがあるし、たすきがなくても、スタートしなくてはいけないのですね】最後佐々木さんが一人スタートを切ったのは寂しくも嬉しくあったし、じんわりと佐々木さんの影響が染みていた二人が二人のスタートを切ろうとした会話で終わるのがほっこりよかった

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みかんちゃん
嘘って【騙す】とか【隠す】みたいなネガティブイメージがあるけど、誰かを傷つけないため、みたいな【優しい嘘】もあるし、【嘘も方便】みたいなシチュエーションもある。 そうはわかっていてもやっぱり嘘の気配を感じたら信用できなくなったり悲しんだりともかく相手との距離感はマイナス方向へ進みそうなものなんだけど、恭太郎とifに集う仲間たちは恵の嘘に付き合って計画に協力する 恵の嘘、恭太郎の作りエピソードが明かされたあと恭太郎の本当だと信じたかった嘘が明かされた時に人間が作り出す【嘘】の深さを見せられた気がした
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みかんちゃん
犯行シーンはもちろんのこと裁判や聴取の場面も全て語りや手記で進んでいく。長くはない期間の事をなんどもなんども色々な人の口から聞くことになるため、まどろっこしく感じる瞬間もあったが、少しずつ新事実や嘘矛盾があるため見逃さないように神経を使った。 実際、警察や検察、弁護士さんたちはこういう風にして情報を集めて精査していくのだろうと擬似体験してる気分になる。 信じられる証言者がわからない中で真実を見極めることのむずかしさを少しだけ体験できる。 最終弁護士の【推察】とXによる【独白】で答え合わせはできるものの、
みかんちゃん
2024/10/22 19:04

犯人の最期もはぁって感じでお母さんが気の毒。溝口の証言は重要なので語ってくれたことはよかったけど、話し方とか読んでて少しだけイラっとしたので実際に聞いたらイライラしそうだと思った。いくら迫られたからとはいえやってることはいかんやろと。

みかんちゃん
2024/10/22 19:20

あと歯医者さんが出てきたときまさかのタイトルダジャレ伏線回収?!?!ってちょっとうけた🤣

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みかんちゃん
裏の顔ってタイトルにあるので当然それを想像しながら読む。 大勢の人に尊敬される教師であり大家である坪井さんのお通夜に訪れた弔問客たちの回想語りでもしかしてめちゃくちゃ悪いやつ??と分かりやすく思わされる 途中ひょんなことから弔問客たちが話し合うのだけどこれが答え合わせか?って位わかりやすいなぁと思って読み進めていると、それぞれ少しずつかくしていたことがあり、先生犯人説が空気に流されて作られたものであり先生は無実である、という結論に達する一回目のびっくり。 先生のお子さんは一人っ子であるとわかってからは怒涛
みかんちゃん
2024/10/20 10:25

教師の鑑、理想の先輩が…って失望する部分があるんだけど、それも最後までよみかえすと、軽い気持ちではなかったのかもとか思ったり

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みかんちゃん
夢を追い続けることそれを応援し続けること 護りたいがゆえ過保護になってしまう気持ちと離れて見守らなければならないと思う気持ち 愛子が過保護にされることを煩わしく感じていたけれど、今までどれだけ護られてきたかそして頼りきってきたのか、自分で(危険を)回避する方法をかんがえなくてはならなかったと気づくのがすごいと思ったけど、できれば怖い目にあわないうちに気がついてほしい けど人間目の前になってから気がついてしまうものよね………
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みかんちゃん
悪いことをした人は悪人なのか。 刑務所の美容院で働くハルを中心にお客様、刑務所職員そして家族友人から見せられる偏見や苦しみは立場が変わると違った受け取りかたになる。 特に偏見は見事で、高齢女性から、女子高生から家族から家族の恋人、その家族からと立場を変えてさりげなく描かれていてどの気持ちも分かってしまう。野次馬根性、決めつけ恐怖みたいな偏見。 しかし、ハルの丁寧な仕事を見て応援したくなり、その偏見と戦わなければ行けないであろう彼女を思い、苦しむ チラっと描かれるその後に安心しつつもはるになれない佐藤を
みかんちゃん
2024/10/12 05:35

思いだし、また考える。病気と戦うため仕事の相棒であった美しい髪をバッサリと切りに来た女性への対応は素晴らしくハルの人柄を裏付けるいいエピソードであったし、その人の輪の繋がりかたが見事だった。

みかんちゃん
2024/10/12 05:36

表紙の絵の意味が分かったとき涙が…(美容院で読んでたのでこらえるのが大変でした)

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みかんちゃん
不思議なチカラ系の話は苦手意識があって読むのが大変なんだけど、先が気になって読めました 力や四人の出会いは非現実だけど、高校生たちの思考や感情はリアル。のんちゃんは最初読みにくいなって思ったけど、気づけばのんちゃんの所は多く栞がついている。 日記を書くことにしたところはいいなって思ったのでわたしも日記を書こ
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みかんちゃん
昔読んだ本Kuに来ていたので読む。 何にもだれにも執着しない女でいようとして、狂気的に執着しだれよりも愛されたい水無月の本人が気づかぬうちに段々のめり込んでいく描写が見事 先生から周りの女たちをうまく追い払ったつもりでいて、知らないのは本人だけ、ってのが認知の歪みを感じさせるラストのラストでストーカー女に会うことになってしまった社員が彼女の目から見ると【ほんのり嬉しそう】になってしまうことで描写されてるのすごい 誰にも共感できないけどおしろかった ラストで付き合いがまだ続いてたのに驚く理解不能
が「ナイス!」と言っています。
みかんちゃん
【ku】陽子さんの死から始まる物語、陽子さんに語り掛ける誰かは誰? 時代も含めて場面の切り替わりが多く、どの場面でも懸命に生きる陽子から目が離せないため何冊もの本を読んだ感覚で感想を書くのが難しい 陽子の人生の話だと思って読んでいたけど、ラストまで読んで陽子の再生のストーリー?!となった時この小説の凄さに驚いた 悪い夏、護られなかったものたちへと続いて生活保護も肝の部分なのだけど、不正を弾こうとすると本当に困窮している人がたどり着けないのバグすぎんか?(実際はどうだか知らないけどそういうイメージがある)
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2023/05/10(589日経過)
記録初日
2023/05/04(595日経過)
読んだ本
123冊(1日平均0.21冊)
読んだページ
38928ページ(1日平均65ページ)
感想・レビュー
106件(投稿率86.2%)
本棚
2棚
性別
外部サイト
自己紹介

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