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2024年3月の読書メーターまとめ

シノミヤユウ
読んだ本
12
読んだページ
3412ページ
感想・レビュー
6
ナイス
97ナイス

2024年3月に読んだ本
12

2024年3月のお気に入り登録
5

  • かなた@ラノベ感想&紹介便
  • 緑黄色 BEAVER
  • SoLs@
  • TERU
  • 椎名

2024年3月のお気に入られ登録
2

  • 緑黄色 BEAVER
  • SoLs@

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

シノミヤユウ
臆病な少女に懇願され、主人公が他者の怪異に踏み込む第二弾。日々の生活に苦しむ少年少女に差した、微かな光。怪異と対峙する「ほうかごがかり」の危険と隣り合わせの幸福、それを求める彼らの切実で純粋な想いに胸が苦しくなる。喜怒哀楽も、焦燥も、絶望も、全ての感情が繊細かつ鮮烈に描かれるからこそ、物語を動かす小学生故の純粋な残酷さと怪異の理不尽な残酷さに茫然としました。「自分にとっての特別」が崩壊する恐怖と絶望に心を抉られる第2巻です。そして毎度思いますが、怪異の意味づけが天才的で膝を打ちますね。
が「ナイス!」と言っています。

2024年3月の感想・レビュー一覧
6

シノミヤユウ
ネタバレ火乃子の恋心を知りながら、夜瑠と関係を深めていく純也。友人を大切に想いながらも秘密を重ねる罪悪感と、多方向で爆発する恋の熱量に終始圧倒されました。「好き」が全てを壊すどうしようもなさはひどく痛々しい。ですが、友も恋した人も想う気持ちによって五人が辿り着いた結末には爽やかささえ感じ、目頭が熱くなりました。そして夜瑠の、純也も友達も大切だからこそ、純也を支えて奮闘する姿が、いじらしくて切なくて。男女グループに恋が入り込むが故の混沌、痛切な恋の熱量、そして青春の刹那の煌めきに情緒を乱される、純粋な恋と愛の物語。
が「ナイス!」と言っています。
シノミヤユウ
ネタバレ叩きつけられる「恋」の混沌と熱量に圧倒されました。男女5人グループの友情が大事だからこそ揺らぎ続ける主人公とヒロインが痛々しくて、それでも彼ら二人の温かな日常が微笑ましくて、情緒ぐちゃぐちゃにされます。恋とは無関係でいられなくなっていく5人組、彼らは繋がったままでいられるのか……先が気になりすぎる第二巻でした。そしてヒロイン・夜瑠が本当に可愛い。主人公のことが大好きだからこそ繊細で不安定で、友情も絶対に大切にしたいのに、主人公に縋ってしまう彼女のアンビバレントな振る舞いに胸がきゅんきゅんしました。
が「ナイス!」と言っています。
シノミヤユウ
めっっちゃアツい!破滅の運命を背負う少年と全ての運命を縛られた少女が、超常の物体が巻き起こす絶望と運命に抗う苦しみと情熱は圧巻。異能力の利用と強い想いで苦難を打破するアツさに夢中になりました。解説で三雲先生も書かれているんですが、キャラが皆葛藤を乗り越えて自分の意志を貫いてくれるのがすごく気持ちいいんですよね。重い過去と運命を持つキャラ達が苦境を打ち破り、未来を目指す爽快感に圧倒されるバトルファンタジーでした。王道の異能力バトルラノベが好きなら絶対に楽しめるはず…!
が「ナイス!」と言っています。
シノミヤユウ
二人の関係に胸がいっぱいになる!傷を抱えた青年とあざと可愛いヒロインが気の置けない仲になり、お互いの傍にいる日常が二人の幸せになっていく温かさが沁みる。楽しげな軽口や初々しく微笑ましい交流を重ねるほどに滲む、周囲には話せない傷と悩み。彼らが裡に抱えた痛切な想いは、「普通」の「恋」ではどうすることもできないのが痛々しくて切ない。だからこそ、迷いながらもお互いへの好意を確かにしていく二人の姿に胸がきゅーっと締め付けられました。繊細な感情を丁寧に拾い上げながら進む、大学生二人の等身大でひたむきな想いの物語。
が「ナイス!」と言っています。
シノミヤユウ
魔王討伐後、聖女が殺された。犯人は勇者パーティの誰か。仲間たちの証言から世界の闇さえ紐解かれる、ラブ×サスペンス。 均衡が崩れ、抱えてきた不信感が爆発する、クローズドサークルならではの緊張感に引き込まれました。それでいて、ヒロイン間のギスギスと信頼のバランスが愛おしい。刺々しいやり取りの中に、主人公への純粋な恋心と相手の実力への信頼が見え隠れするのが、切なくもありアツくもあり……。少しずつ真実に迫ってゆくドキドキ感、その先で予想を裏切られる気持ちよさ。オチの痛快さがとにかく圧巻なラブコメ(広義)でした。
が「ナイス!」と言っています。
シノミヤユウ
臆病な少女に懇願され、主人公が他者の怪異に踏み込む第二弾。日々の生活に苦しむ少年少女に差した、微かな光。怪異と対峙する「ほうかごがかり」の危険と隣り合わせの幸福、それを求める彼らの切実で純粋な想いに胸が苦しくなる。喜怒哀楽も、焦燥も、絶望も、全ての感情が繊細かつ鮮烈に描かれるからこそ、物語を動かす小学生故の純粋な残酷さと怪異の理不尽な残酷さに茫然としました。「自分にとっての特別」が崩壊する恐怖と絶望に心を抉られる第2巻です。そして毎度思いますが、怪異の意味づけが天才的で膝を打ちますね。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2023/05/10(445日経過)
記録初日
2023/05/01(454日経過)
読んだ本
321冊(1日平均0.71冊)
読んだページ
94381ページ(1日平均207ページ)
感想・レビュー
134件(投稿率41.7%)
本棚
3棚
URL/ブログ
https://twitter.com/Yu_Shinomiya
自己紹介

魔法少女と美少年をこよなく愛するラノベ読み。
このラノ2022-2023協力者

※レビュー内容はリンク先のTwitterにアップした文面とほぼ同じです。
※読了本の記録として2023年5月〜運用しています。それに従い、登録した読了本も2023年5月〜に読んだものになっています。今後、積読本や2023年5月以前の読了本登録予定はありません。

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