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2024年11月の読書メーターまとめ

ギンテマリン
読んだ本
4
読んだページ
1855ページ
感想・レビュー
4
ナイス
56ナイス

2024年11月に読んだ本
4

2024年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ギンテマリン
文章に熱量がどれだけ注がれている本か、過去の記憶を辿ってみたが、この本以上のものを思い出せない(ちなみに、ここで言う文章の熱量とは『読みやすさ+読後の疲労感』という公式です)。テクニックも必要だが、それ以上に、小説には、これまでの自分の人生が反映されるということがわかった。しかし、著者のようにストーリーを度々ひらめくような感覚を持てる人はそう何人もいないだろう。平易な文ながら、キングの天才ぶりが垣間見える1冊。
が「ナイス!」と言っています。

2024年11月の感想・レビュー一覧
4

ギンテマリン
文章に熱量がどれだけ注がれている本か、過去の記憶を辿ってみたが、この本以上のものを思い出せない(ちなみに、ここで言う文章の熱量とは『読みやすさ+読後の疲労感』という公式です)。テクニックも必要だが、それ以上に、小説には、これまでの自分の人生が反映されるということがわかった。しかし、著者のようにストーリーを度々ひらめくような感覚を持てる人はそう何人もいないだろう。平易な文ながら、キングの天才ぶりが垣間見える1冊。
が「ナイス!」と言っています。
ギンテマリン
11話のうち後半の「ヒロイン」から「からっぽの巣箱」が特に良かった。巧みな心理描写で、人間の不可思議さ、脆さ、はかなさ、危うさ等が心にしみる。ハイスミスといえば「サスペンス」という言葉が頭に浮かぶ人が多いと思うが、ジャンルレスな作家だよ、この人は。
が「ナイス!」と言っています。
ギンテマリン
「かっこいい」が生まれた歴史と、人はどうそれを感じるのか、論理的に説明されていて、自身「かっこいいなあ」と思う瞬間や尺度がより理解できた。「かっこいいが差別を生むかもしれない」という考察は納得。もし「コーエン兄弟の映画かっこいい!」と言って、「彼らの映画はバイオレンスが激しいですが、称賛するあなたは残酷な人なのですね、、、」と返され、除け者にされた場合、我が道を行けるのか、自分を偽り迎合するのか、、、他者の目にさらされる機会が多くなり、「かっこいいは人それぞれ」が難しい時代になったのは間違いない。
ギンテマリン
2024/11/20 18:34

一応言っておきますが、私自身は暴力反対!です。しかしバイオレンス映画が好きだということの気持ちの矛盾をこの本は丁寧に解説してくれています。

が「ナイス!」と言っています。
ギンテマリン
600ページある大著なのに、スラスラ読めて、面白かった。ヴォネガットって、優しい人だったんだなあ。作家志望の人にも、また小説を読む人に対しても、彼が憐れみを持って言葉を発していることがわかる本。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2023/05/10(589日経過)
記録初日
2023/05/12(587日経過)
読んだ本
211冊(1日平均0.36冊)
読んだページ
79640ページ(1日平均135ページ)
感想・レビュー
45件(投稿率21.3%)
本棚
2棚
性別
年齢
39歳
職業
サービス業
現住所
神奈川県
自己紹介

洞察力を養うべく、深い読書の世界へ。
『大事なことは、才能があるかどうかではなく、情熱があるかどうかだ』カート・ヴォネガット
好きな作家
フランツ・カフカ
ヘルマン・ヘッセ
マヌエル・プイグ
ポール・オースター
コーマック・マッカーシー
アイザック・アシモフ
アガサ・クリスティ
トルーマン・カポーティ
奥田英朗

好きなミュージシャン
エディ・ヴェダー
トレント・レズナー
ベック

好きなアーティスト
アンディ・ウォーホル
岡本太郎
ディヴィッド・フィンチャー
ジョエル&イーサン・コーエン

いつもナイスしてくれる方々、ありがとうございます、嬉しいです。一方で、こちらからナイスをすること、常にやれず申し訳ありません。できる限り、皆さんの感想を読ませてもらうように努めていきます。

時々現代アートを美術館で楽しむことと、神社のような神聖な場所に行くことが癒しになっています。

ジャンルレス(ミステリー、純文学、SFなどの枠組みにとらわれない)な作品を好んで読んでいます。

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