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2024年3月の読書メーターまとめ

にな
読んだ本
15
読んだページ
4976ページ
感想・レビュー
15
ナイス
472ナイス

2024年3月に読んだ本
15

2024年3月のお気に入り登録
1

  • 糸巻

2024年3月のお気に入られ登録
2

  • くるみみ
  • 糸巻

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

にな
「私、勝手に他人に期待しすぎて、がっかりする癖があるんだよね。多分」読んでいてずっと場の空気をコントロールしようとしている人間がいるなと怪しんでいたのでやっぱりな、と。一度意識してしまうとそうとしか読めなかった。※「どうかな?正直、私、いっつも、自分が助かることしか考えてないかも。」本当にその通りだということを『方舟』を読んでいれば知っているんですよね。この正体はやっぱりあの人なのかなあ…明言されてはいないからなあ…と思いながら読了後に公式サイトに行ってパスワード打ち込んだ瞬間に気がついて笑いました。
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2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

にな

2024年2月の読書メーター 読んだ本の数:10冊 読んだページ数:2681ページ ナイス数:193ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/1414410/summary/monthly/2024/2

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2024年3月の感想・レビュー一覧
15

にな
「地雷グリコ」「坊主衰弱」「自由律じゃんけん」「だるまさんがかぞえた」「4ルームポーカー」など、誰もが知ってる子供時代の遊びをアレンジしたギャンブル・ゲーム。文章が読みやすくて複雑なルールもわかりやすくて良いです。ルールの穴を突いたり、流石にダメでしょと言いたくなる掟破りもあるけれど『イカサマを見抜けない方が悪い』『ジャッジはルールに公平』とプレイする人物の価値観が統一されているので後から相手を責めたり後味の悪いことにならず、その意味でも読んでいて爽快感があります。女の子3人の友情のラストも青春!で好き。
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にな
ネタバレ「でも、ほら、すてきな人でしょ。」終盤のグラディスの拙い手紙とマープルの涙、殺人者への怒りが胸を打つ。※今回は本当に全然先が読めなくて推理なんて忘れて読み進めました。新訳で読み易いのもありがたい。改めて見るとミス・ラムズボトムは最初から全部お見通しだったんだな。「悪い子ほど可愛いものです」と彼女が言う通り、会社に押し掛けてのランスのパフォーマンスは短いけれどタイピストたちが魅了されてしまうのも納得してしまう。こういう奴いるよなあ…やばい奴なんだよなあ…クリスティの人物描写は本当にすごい。
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にな
「私、勝手に他人に期待しすぎて、がっかりする癖があるんだよね。多分」読んでいてずっと場の空気をコントロールしようとしている人間がいるなと怪しんでいたのでやっぱりな、と。一度意識してしまうとそうとしか読めなかった。※「どうかな?正直、私、いっつも、自分が助かることしか考えてないかも。」本当にその通りだということを『方舟』を読んでいれば知っているんですよね。この正体はやっぱりあの人なのかなあ…明言されてはいないからなあ…と思いながら読了後に公式サイトに行ってパスワード打ち込んだ瞬間に気がついて笑いました。
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にな
裏染天馬シリーズの短編集。人が死んでない日常の謎寄りだけど大体どれも地味に厄介な奴らなので解決して何よりと思える。『もう一色選べる丼』罪ではないけど嫌なやつ。裏染が「俺は嫌いだな」というのもよくわかる。『針宮理恵子のサードインパクト』吹奏楽部って本当男子の立場弱いんだよね〜悪意無いとはいえ解決して良かった。『風ヶ丘五十円玉祭りの謎』確かに訴えるほど悪ではないけどいずれもっとやらかしそうな犯人。※現代ミステリはディスコミュニケーションの問題って文章を見た覚えがあるけれど、日常ミステリだとよりそれを感じます。
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にな
第二部の終わり、7巻目。貴族の陰謀と地位の転換。前巻で小学生男子のような振る舞いだったジルヴェスターの正体。神官長より年上なの?確かにこの巻ではしっかりした部分も多かったけれど逆に神官長の年齢を勝手に上に見積りすぎてたのかな。家族への想いと別れは丁寧に描かれてますがロンダリング状態には笑いました。※この展開でまだ味方側の人間が死んでいない一方、敵陣営はそこそこに死者が出ていてちょっとギャップを感じたりしました。どの人物も丁寧に書かれていて面白く、好感を持っているので別に死んで欲しいとかではないのですが…。
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にな
ネタバレついに世界を変える技術、活版印刷に手が届く巻。世界を大きく変え宗教革命を起こすけれど本が欲しいならスルーするわけにはいかないですよね。貴族の庇護下に入るまで一旦ストップを掛けた神官長は英断。※フランやロジーナを馬車で陸路を行かせてマインと神官長たちが騎獣で空を移動する時、絶対前者と生きて再会できないと思った。そんなことはなかった。良かった。※家族との別れが刻々と近づいているなあ、と思います。出来れば穏やかな別れであって欲しいけれど。特に生まれたばかりの弟とか…。
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にな
ネタバレ相変わらず、ストレスとヘイトのコントロールが絶妙過ぎる。初めて本を作ることができて、神殿や孤児院の一部を改革することもできて、得た地位で色々なことが順調に行えるようになったところでその地位が身の危険を呼ぶ。強い魔力を持つ娘は貴族に狙われる。貴族の愛妾となる予定のフリーダもそういうことだったのかな。女主人公の成り上がり物語って、どうしてもこの辺の問題が出てきてしまうよね。中世だから出ないのも不自然だし仕方ないです。※終盤の、前世の思い出と母との思い出のシーン、母への愛が現れていて良かった。
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にな
ネタバレ「あなたの殺人計画は、どうしてそんなに杜撰なの?」おとぎ話×ミステリ。間の巻を飛ばして読んでしまった気がするけどまあまあ大丈夫。ピノキオ、親指姫、白雪姫、ハーメルンの笛吹き男、三匹の子豚など、結構ごちゃまぜで原型はそんなにないかな。探偵赤ずきんちゃんと助手ピノキオのコンビが結構好きです。ほどよく毒舌な赤ずきん探偵がブラックになり過ぎない童話殺人事件とマッチしていていい。※白雪姫ってどのパロディものでも悪女という風潮な気がする。なんでや。※「ちょっとの嘘もつけないようじゃ、人間になれたとはいえないよ」
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にな
ひぇ…そんなのってあり?(過去作を思い出して)いや、ありでしたね。油断し過ぎました。麻耶雄嵩はこうだった。なんで油断してしまったんだ。第7話は思わず途中で頭から読み返しました。いつ背負い投げされるか警戒してたら関節を外されていた気分。またやられてしまいました。
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にな
ネタバレミス・マープルものの一作目。クリスティの王道!と感じる面白さ。様々な人間関係が書き込まれていて、まったく別の犯罪が関係してきたり、本人的には良かれと思っておこなった正義の行動が他人から見たら罪を隠しているように見えたり、意外な過去が発覚したり。レストレインジ夫人の正体が想定した通りでちょっと嬉しい。犯人についてはどう割り引いても行動が怪し過ぎたし主人公視点以外の人物評が辛辣だったので、まあそうですよね。グリゼルダとまで接点が出てきた時はちょっと驚きました。※ラストのミス・マープルの言葉全く信頼出来ないぞ。
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にな
ネタバレ昔話×ミステリ。第二弾はより物語としても面白く読めました。求婚者たちに逃亡犯の犯罪の証拠を求めるかぐや探偵。頭脳派の猿六(さるろく)と医者の綿さん(わたさん)の猿探偵コンビ。猿蟹合戦は確かに元々ミステリ要素が強い作品だし、7回ループするおむすびころりんなど、昔話だけではなくミステリについてもある程度わかる方が楽しめるタイプの作品かなと思います。律儀に7回ループして謎を解こうとする意地悪爺さんを律儀だと思ってみたり、貧乏くじを引きがちな狸に同情してみたり。昔話って案外倒叙と相性いいのかも。めでたしめでたし。
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にな
ネタバレ2人以上殺した者は"天使"により地獄に落とされるようになった世界。天使はシステム的に実行犯を殺す。グロテスクな世界設定の特殊設定ミステリ。天使の不気味さというかクリーチャー感がすごい。飢えた訳でもないのにこれを食べようとするなんて人間って恐ろしいなあ。「1人までなら殺しても地獄に堕ちない」が「1人までなら殺す権利がある」にシフトしていくの怖いことだな。※犯人はなんとなく予想がついていたけれど論理の根拠は全然関係なかった。ただのまぐれ当たり。青岸の絶望からの再生の物語は王道で良かった。
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にな
ネタバレお伽話を題材としたミステリ。軽めの作風かと思いきやガチガチですね。『一寸法師の不在証明』はアリバイ崩し。『花咲死者伝言』はダイイングメッセージ。『つるの倒叙がえし』は叙述トリック。『絶海の鬼ヶ島』は孤島もの。お伽話らしいファンタジーなアイテムは出てきますがみんなどんな道具か知っていますし。※やられた!と思ったのは『つるの倒叙がえし』確かに人物評価が一致しないと思っていたので。そして最後の『絶海の鬼ヶ島』は『そして誰もいなくなった』…と思っていたらこれは津山三十人殺しなのでは。吉備国は岡山ですからね…。
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にな
ネタバレ物語が転回するシリーズ第3巻。表題作の『天使のアクアマリン』が印象的。正義が今まで一方的に「可愛い」「天使」と(本人のいないところで)言ってきた谷本さんの回。「好きです」と言われることが辛い、友達だと思っていたのに距離を置かなくてはらないのが嫌。恋愛したくないけど結婚したい谷本さん。そんなに珍しいことにも思えません。誰もがドラマみたいな恋愛をする訳じゃないし、恋じゃなくてもよく知った信頼できる人と結婚してもいいじゃないか。正義が身を引くと決めたシーンに感動してしまったので結局止めるんかいと思ってしまった。
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にな
本格ミステリかオカルトか?と帯にあるとおり、七不思議を推理する物語。オカルト要素もありながら推理形式で謎を解いていくスタイルで特に終盤は一気に読みました。この形式はおそらくどこまで謎を残しどこまで解決するかの匙加減が難しいんだろうなと思います。個人的な好みとしてはもう少しだけ謎を残して欲しかったかも。でも小学生が主人公だし爽快感重視するのもわかります。※こんな小学生がいるか、と言いたくなる作家No. 1作家の麻耶雄嵩が帯を書いているのが少し面白い。ツッコミどころですね。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2023/05/11(393日経過)
記録初日
2023/05/09(395日経過)
読んだ本
154冊(1日平均0.39冊)
読んだページ
49917ページ(1日平均126ページ)
感想・レビュー
151件(投稿率98.1%)
本棚
2棚
外部サイト
自己紹介

積読の消化と既読管理のために作りました。
逆に読みたい本が増えている気もします。

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