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2024年6月の読書メーターまとめ

Kokopelli
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感想・レビュー
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1508ナイス

2024年6月に読んだ本
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2024年6月のお気に入り登録
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2024年6月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Kokopelli
ネタバレ淡々としているがじんわりとくる小説だ。本屋大賞2024で二位のことはある。後ろを見たら毎日新聞に連載されていたものとのことで、なるほどと思った。理佐と律を放っておく母親とその男が良くない奴で、それ以外に出てくる人たちはみな良い人ばかり。悪い人は出てこない。そしてヨウムのネネ。ネネと周囲の人々に見守られて理佐と律はなんとか生活を成り立たせて育っていく。そして大きくなった律は、そうやって自分自身が出来上がって来たことを思って、今度は周囲にそれを広めていく生き方をするようになる。最後までしみじみとした本である。
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2024年6月にナイスが最も多かったつぶやき

Kokopelli

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2024年6月の感想・レビュー一覧
14

Kokopelli
ネタバレ雨野の外科医シリーズ6巻目。前の巻が医大時代を描いていたが、今回は現代へ戻った。外科医7年となり手術も難なくこなしているが、突然半年の期限付きで島しょ部の診療所へ行かないかと声をかけられ二つ返事で赴く話。東京都でありながら島という海に囲まれた環境は、都心部なら助かる命が助からないこともままあるという医療に限界がある特徴がある。外科でやってきた雨野は全方位の診療科で患者と対峙させられる。看護師の志真との恋心もあるが、ちょっとしたミステリー仕立ての部分もあって楽しくイッキ読みしてしまった。次巻も期待大である。
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Kokopelli
読む前は・・・いや読み始めてもしばらくは、ライトノベルのひとつだと思っていた。人ではなく八咫烏の世界の平安絵巻を見ているような、宮中に上がりたい四人の姫の話だと・・・一方で史上最年少松本清張賞受賞作品とある。なるほど読んでいくうちに、この60過ぎの爺ィがどんどん読み進めてしまうものがあった。文庫の後書きによればこの八咫烏シリーズ、次作も含めてよく練られている世界観ができあがっているらしいし、次作は国営放送でアニメ化されているらしい。アニメを観るかはおいておいて、早速次の作品も図書館へ・・・結構待つことに。
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Kokopelli
ネタバレ道警シリーズ第2弾。あの佐伯と津久井の登場である。警察庁の監察官・藤川が北海道へ来る。警察庁のキャリア組なのだがいい奴そうな感じもする。今回の不祥事は、どうやら警察と薄野をシマとする暴力団の癒着の様相なのだが、どうにも姿形がはっきりしない。前作の問題で綱紀粛正の処置の後なので、瑣末な不祥事がバラバラに見えるだけ。そこでデータベースの扱いに長けた小島百合も登場する。別件がきっかけで現場で動いていた佐伯と新宮ペア、監察官と一緒の津久井と小島、オールスターの活躍で敵をあぶり出し追い詰めていく。最後の捕物も秀逸。
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Kokopelli
ネタバレなぜ4時に帰っても成果を出せるのか?・・・読む前は、例えばアメリカ人のように一度家に帰って家族と夕飯をとってから再び仕事をするのかと思っていたが、一部はそのようだが実はもっと生き方や仕事に対する考え方にその肝があるのだと判った。様々な要点が列挙されていたが頭に残ったのは、仕事は午後4時に終了でその後はフリータイムが大前提や、プライベートライフを守る覚悟を決める、などなど挙げ出したらキリがない。昔の上司(元日本の大手企業からの転職)だった人が言った「一に家族、二に自分、三・四が無くて五に仕事」は真理である。
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Kokopelli
ネタバレお気に入りの日記シリーズ。今回は大学教授。想像していた通りの大変さや、想像もしていなかった大変さがある仕事だ。自分は今民間の学校である教師をしているが、この本での話によれば自分は通年で2コマを担当する非常勤講師といったところだ。むろん大学の教員と私の勤める学校とでは何の比較にもならないが、授業の準備に時間と手間を取られるのと雑用の負担と薄給は同じである。自分と同年代のこの著者は若い時に専任教員になれたのがラッキーだった様だが、少子化の時代は更に厳しい仕事の一つだろう。亡くなられた奥様のご冥福をお祈りする。
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Kokopelli
ネタバレゆうれい居酒屋の4巻目。さすがに毎話オープニングの、秋穂の夢と新小岩ルミエール商店街の紹介のくだりは、少々飽きてきた。いや、偉大なワンパターンも良いと思うし、別にこの作品が嫌いってわけじゃないんだけど、どこかの月刊程度の連載物というならわかるけど、これこの文庫書き下ろしなのでねぇ・・・とはいえこのシリーズの肝は簡単で旨そうな酒の肴たち。今回気になったのは、巻末のレシピ集には入っていないがオイルサーディンのネギ和え。この週末にでも作って一杯やろう・・・って、このシリーズの感想っていつもこんな感じになってる。
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Kokopelli
ネタバレまぁ良くも悪くも予想の範囲だった。個人的には意外性は見出せなかったな。本文を読んでいて、確率を計算するにはその前提条件を明示しないと何ともピンとこないじゃないの、と思いつつ読み終わったら、巻末に本文では書ききれなかったそれぞれの確率の計算が載っていた。とはいえ、もう今更前に戻って見直す気も起きず・・・日本人がオリンピックに出場できる確率が、0.00229%と出しておきながら1000人に2人強と言ってしまっているのはご愛嬌(100000人に2人強が正解)。初版の1刷なので、運良く版が重なれば直せるかもだが。
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Kokopelli
ネタバレ久しぶりの柚月さんだが、エッセイ・・・氏の初のエッセイ集である。過去に色々なところに書かれたものを集めたものになっている。氏の出自の話や生母との別れ、再婚された父親と継母との震災による別れなど、さまざまな思いがつづられている。中でもあとがきにある「きっと私は個が好きなのだ・・・」からの一節が、氏の作品の根幹を作っており、また彼女の人となりを表しているのだと思う。ますます柚月ファンになってしまった。また、このエッセイ集に出てくる、氏の愛読書や、欲しくて買った本なども、ぜひ手に取って読んでみたくなった。
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Kokopelli
ネタバレやっと読めました「じい散歩」の続巻。新平が97歳になる手前頃あたりまでの話。妻の英子は倒れた後介護ベッドと車椅子の生活になるが、いつもニコニコと上機嫌。そして甲斐甲斐しく寄り添っている新平の姿がとても良い。無論若い頃の反省や色々な思いを胸にしてのことなんだろうけど。クズの借金男の三男に比して、自称長女の次男建二の存在が際立つ。そんな中でも新平は相変わらずよく歩く。出てくるカフェは実際にあるから行ってみたくなる。自分もいくつまで生きていられるか判らないが、じい散歩したいなぁ。毎朝1時間半の体操はキツイけど。
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Kokopelli
ネタバレ表題に「爆笑お言葉集」とあるが、爆笑モノは失礼ながら見受けられなかった。どれも、判事がその時々で見せてしまう心の中が興味深いことは確かである。また、本当に被告人の更生を願っての一言だったりもあり、1件でも多くの判決をこなしていかなければならない裁判官のその姿勢は感心する。ただ見開きで、右側がその判事のお言葉と事件の要約と空きスペースで、左側がその言葉に関連した著者のコメントという構成は、少々中途半端に感じた。スペースを無駄遣いするのなら、もう少し裁判の内容や何かの補足などの話が書けたのではないかと思った。
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Kokopelli
ネタバレ淡々としているがじんわりとくる小説だ。本屋大賞2024で二位のことはある。後ろを見たら毎日新聞に連載されていたものとのことで、なるほどと思った。理佐と律を放っておく母親とその男が良くない奴で、それ以外に出てくる人たちはみな良い人ばかり。悪い人は出てこない。そしてヨウムのネネ。ネネと周囲の人々に見守られて理佐と律はなんとか生活を成り立たせて育っていく。そして大きくなった律は、そうやって自分自身が出来上がって来たことを思って、今度は周囲にそれを広めていく生き方をするようになる。最後までしみじみとした本である。
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Kokopelli
ネタバレこれ体裁は完全にあの日記シリーズのパクリだな。ちょっと酷いな。ネットで探すと表紙は真っ赤だが私が手にしているのは白くてまさに例の日記シリーズとそっくり、内部の構成も。そしてこちらの出版社では他にこの様な日記シリーズが無い様なので、単体で売りやすくするために体裁を似せたのだろうなぁ。しかし中身はちょっとショボい感じ。まぁケーサツ内部の話になるのであまり細かくは書けないのだろうけど基本的に切符切りのノルマが大変白バイに乗るのも大変、夜は飲み会やりました以上おしまいって感じ。例の日記シリーズの読後感は全くなし。
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Kokopelli
ネタバレこのシリーズ3作目。毎回楽しみなシリーズである。出てくる人が皆いい人ばかりで、出てくる食べ物もみんな美味しそう。今回も良い話ばかりだった。特に「夫婦の夢とミックス弁当」が良かった。「もっと話をしましょうよ。二人で一緒に歳をとっていく話をしよう・・・」あぁ本当にそうだよなぁ。もう先はそんなに長くはない。いまのこの時を大切にしながらいかなくては、と気づかせてくれた。ユウと千春の若い二人も今が一番いい時かもしれない。もちろん話としてはもっとこれから転がっていくのだろうけど。次のも読まないと・・・
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Kokopelli
なんかちゃんとしたミステリーである。密室殺人である。頭脳明晰な探偵が現れる。しかもオタクの高校生である。見事に真犯人を特定し、密室のトリックも見破る。なかなか緻密に描かれているが・・・少々回りくどく感じてしまった、個人的に。まぁでもこのシリーズが気に入られて読まれるのはわかる気がする。やはりこの手のものって、名探偵がいると警察ってダメな感じの人たちになってしまうんだな。もちろん次も読もうと思う。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2023/07/15(379日経過)
記録初日
2023/01/19(556日経過)
読んだ本
173冊(1日平均0.31冊)
読んだページ
54663ページ(1日平均98ページ)
感想・レビュー
172件(投稿率99.4%)
本棚
0棚
性別
年齢
61歳
血液型
O型
現住所
千葉県
自己紹介

読書は昔っから。このところミステリ系が増えていますが、人文書やエッセイなどなんでもアリの乱読派で、言語特に日本語に興味があり、手帳・ノート、文具にアウトドアと興味が広いので本当になんでも読みます。最近、読書の記録を残したくて始めました。
適宜、相性項目で上位にいらっしゃった方やナイスをいただいた方のチョイスを見て、勝手にお気に入りにさせていただいています。すみません。

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