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2024年12月の読書メーターまとめ

ユキタ
読んだ本
17
読んだページ
6098ページ
感想・レビュー
17
ナイス
115ナイス

12/112/412/712/1012/1312/1612/1912/2212/2512/2812/31858794859736860678861620862562863504864446ページ数2658266126642667267026732676冊数読書ページ数読書冊数

2024年12月に読んだ本
17

2024年12月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ユキタ
呪いたいのに祝ってしまう500年のジェネレーションギャップに苦悩する呪いのお梅人形、再び。序章で新たな力を得たものの、今回も見事、幸運の人形ぶりを披露してくれた。伏線回収もスムーズだし、今回はお梅自身は気づいていないながらも実はちゃんと本懐を遂げてくれたし、シンプルに面白いシリーズ。
が「ナイス!」と言っています。

2024年12月の感想・レビュー一覧
17

ユキタ
海難事故で浜辺に打ち上げられた記憶喪失のヒーローに、咄嗟に「あなたは私の夫だ」と嘘をついてしまうヒロイン。それが真実になればと願いながらも、妻子の記憶も喪われていたら……といるかもしれない妻子にも思いを馳せるヒロインが誠実。それにしてもラストで事件が解決したあと、予定通り晩餐会を開く貴族にビックリする。あまりにも肝が据わりすぎてるよ貴族。なお続刊は今のところ出ていないようなので、ジュリアの話が気になるのに生殺し。翻訳小説はこういうのがあるからなあ、んもう。
が「ナイス!」と言っています。
ユキタ
呪いたいのに祝ってしまう500年のジェネレーションギャップに苦悩する呪いのお梅人形、再び。序章で新たな力を得たものの、今回も見事、幸運の人形ぶりを披露してくれた。伏線回収もスムーズだし、今回はお梅自身は気づいていないながらも実はちゃんと本懐を遂げてくれたし、シンプルに面白いシリーズ。
が「ナイス!」と言っています。
ユキタ
ウェスコット家シリーズ2冊目。前作ではヒロインを「財産目当ての腹黒女」と罵った高慢な伯爵令嬢、その身分を失いバースに去った彼女が今作のヒロイン。前作であんなに第一印象最悪だった彼女が……?と野次馬的な興味本位で読み始めたら、没落人生を嘆いて自己憐憫に浸ることを是とせず、身分を失ったのなら仕方ない、自分の足で新しい人生を歩んでいくだけだと切り替える姿は雄々しいといってもいいくらい凛々しくて、格好いい!今回もロマンチックなだけじゃない骨太な読み応えの作品だった。面白い。
が「ナイス!」と言っています。
ユキタ
面白かった!ヒストリカルロマンスを読み漁ること数年、なんとなく感覚で当時の貴族の暮らしを掴めそうになっていた今、重婚の罪、正式な子どもと婚外子、爵位の相続、限嗣相続、決闘のルールがきちんと物語に組み込まれたこの物語はとても楽しめた。逆に言うと、ヒストリカル初心者は挫折してしまいそう。もう1点、ヒーローとヒロインが性的にがっつかないところも好ポイント。誠実に惹かれ合う様子が読んでて心地よかった。
が「ナイス!」と言っています。
ユキタ
図書館。怪異に親しむ怪談作家ならではの視点で建物について語るオカルトエッセイ。実際に付き合いがあったら怪異が伝染しそうで嫌だけど、エッセイ読む分には軽妙な語り口と独特の視点が面白くて好きな作家さん。怪異を引き寄せやすい体質でも快適な新居ライフを送れるよう、物件を注意深く検分する話が特に面白かった。そうやって腰を落ち着けたマンションが作者の理想の家屋を夢見るくだりが好き。
が「ナイス!」と言っています。
ユキタ
クリスマスシーズンを舞台にした3つの短編。あまり惹かれなかった。
が「ナイス!」と言っています。
ユキタ
領地を切り盛りする女男爵の馬と衝突しかけて落馬し、記憶を失くした男とのロマンス。タイトルの「貴公子」に「ん??」となってしまうのだけれど、まずまず面白い物語だった。記憶喪失はふたりの仲を深めるスターター部分で、記憶を取り戻してからがロマンスの本番、山積みの問題の中でも女男爵を悩ませる奔放な母親が今作品のMVP。賢明な妖婦って最高に頼もしい。
が「ナイス!」と言っています。
ユキタ
クリスマスに向けて1冊。おとぎ話のような愛を信じるロマンチストなエヴァが出会ったのは、愛に傷ついて背を向けるようになった推理小説家。素直であけっぴろげなエヴァの朗らかな愛が頑ななヒーローの心を……簡単に溶けねえな!みたいな展開だったけど、周囲の後押しも素敵で、クリスマスらしいロマンスだった。シリーズものの中の1冊みたいだけど、これだけ単体で読んでも問題ないのも好ポイント。
が「ナイス!」と言っています。
ユキタ
ネバダ編とカタリーナ編の間に位置する中編。結婚式への思い入れが強すぎてゴジラもかくやのモンスターになってしまったネバダに知られず、花嫁のティアラ盗難事件を解決することになったカタリーナの物語。ネバダ編のシャイなカタリーナが、カタリーナ編では見違えるほど逞しくなっていたのに面食らった記憶があるので、その過渡期を楽しむことが出来て楽しい1冊だった。これで翻訳追いついたのか~。早く末妹編が読みたいな。
が「ナイス!」と言っています。
ユキタ
図書館。警視庁異能処理班に怪異そのものは祓えない、出来ることは怪異の痕跡を消して巷のオカルトな噂に留めることだけ。今みてるドラマ「全領域異常解決室」っぽい設定の小説だったので借りてみた。けっこう面白い。ミカヅチってなんだろうな。ぱっと思いつくのは国譲りの「タケミカヅチ」だけど、地下の扉の先に封じられてるのは古代神話の神なのかしら。でもタケミカヅチってそんな怨霊や祟り神の性質はもってなかったような気もする。
が「ナイス!」と言っています。
ユキタ
シリーズ5冊目。かつてベアトリスに「くすみちゃん」というひどいあだ名をつけてデビューを台無しにした令嬢が、ベアトリスの名声を頼ってきた。タイトルにある「罠」が想像以上に卑劣で、仕掛けた側の罪悪感のなさも相まって非常にムカついた。公爵GJ。ロマンス小説たくさん読んでるから、愛しい婚約者にキス以上のことはしない公爵の自制心にも感心した(笑)。婚前の純潔判定、ガバガバな紳士が多いよねえ……。さすがコージー。そんな鋼の自制心の公爵に対するベアの小悪魔所作も好き。早く結婚しろください。
が「ナイス!」と言っています。
ユキタ
定子亡きあと、東山でひっそり隠棲する清少納言のもとに安倍晴明の息子である吉平が訪れる。吉平から聞く宮中で起きた怪事件を、遠く東山にいながら想像力を駆使して真実にたどり着こうとする清少納言のなぞとき。さすがに想像力だけで補うには苦しい謎解きに鼻白む部分もあった。キャラクターはいい感じなので、変に殺人事件を起こさず、日常の謎程度にとどめておいたほうが良かったかもしれない。評価は低め。
が「ナイス!」と言っています。
ユキタ
口下手な元華族の探偵が考えあぐねる奇妙な出来事を、美しい少年浪曲師が三題噺よろしく組み立てて、筋の通った話へとモノ騙る。「真相」よりは世に馴染みやすい「物語」を以て事件を解決、というのは巷説百物語にも似ていて好みに合った。中身はわりと朴訥なのに、傍目には有能な探偵ぶりが際立つ主人公・平島のキャラも好き。
が「ナイス!」と言っています。
ユキタ
図書館。波長が合わなくなってると思いつつも借りた分は読む。今回は元気に寝込みながら謎を解く若旦那の姿が見れて良かった。於りんを嫁にもらうときっちり於りんの父親に挨拶する姿、長らくシリーズから離れてたくせに若旦那の成長を感じてじんわりしちゃった(笑)。恋の騒動に巻き込まれて、千年おぎん一途を若旦那にからかわれる仁吉も新鮮。
が「ナイス!」と言っています。
ユキタ
図書館。しばらく読んでなかったな……と久しぶりに読んだら、すっかり波長がズレてしまったようで、入り込めなかった。前世というテーマがピンとこなかったのかしら。過去の巻でも、病弱な若だんなが未来を語るときに「健康になったら」じゃなくて「健康に生まれたら」みたいな言い方しててしょんぼりしちゃった覚えがある。次の生が人とは限らないということもあるし、今の生を諦めずに生きてほしいし妖たちも今の若だんなと共にあることを唯一の縁くらい大事に想っていて欲しい。
が「ナイス!」と言っています。
ユキタ
図書館。タイトル通り、死因も思い出せないまま自我をしっかり持った幽霊となった作家と、霊的な感度の高い古物商の話。ふたりの暮らしぶりが自然体で、なんの変哲もない日常を送っているかのようなある種のんびりした空気感と、じっとりぞくぞくする怪異譚のギャップが面白い。各エピソードのページ数が不揃いなのが、作品に独特の雰囲気を与えている。
が「ナイス!」と言っています。
ユキタ
積読棚にもう1冊「サファイア」があったわと発掘。溺愛する足の悪い妹のために、意に添わぬ婚活に励む美貌のヒロイン。本の虫で理に勝ちがちな彼女の一人称は新鮮で面白かった。ヒストリカルには珍しい……というか、ヒロイン、ヒーロー、当て馬の一人称が交互に続き、中には幼女の一人称までというのは初めて出会った。とはいえ、一人称じゃなくてはいけない作りではないし、かえってとっちらかった印象。 ヒーローと当て馬の確執も結局、なんかよく分からなかったし……ストーリーの完成度という点では今一つ。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2011/10/08(4854日経過)
記録初日
2011/09/24(4868日経過)
読んだ本
2682冊(1日平均0.55冊)
読んだページ
867324ページ(1日平均178ページ)
感想・レビュー
2663件(投稿率99.3%)
本棚
8棚
性別
年齢
43歳
血液型
A型
職業
事務系
自己紹介

読書は娯楽。本屋は魔窟w、図書館は天国。
基本、ハッピーエンドの作品は高評価。楽しく読みたい楽天家です。
ミステリーとファンタジーとSFと時代小説とロマンス小説が主食の雑食。

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