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2023年10月の読書メーターまとめ

ume
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2023年10月に読んだ本
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2023年10月のお気に入られ登録
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2023年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ume
★★★☆☆ 言葉が持つ力の偉大さを改めて感じとらせる作品。 思いや決意をどのように構成し発するか。 その表現次第で伝わり具合や影響力が大きく変わる。 私個人として、人前で話すことが苦手で出来るだけ避けたいと思っているが、もしそんな機会がきたときには、聴いてくれる人の心に届くスピーチをしたいと思った。
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2023年10月にナイスが最も多かったつぶやき

ume

umeさんの2023年8月の読書メーター 読んだ本の数:13冊 読んだページ数:4577ページ ナイス数:212ナイス ★umeさんの2023年8月に読んだ本一覧はこちら→ >> https://bookmeter.com/users/1431776/summary/monthly/2023/8

umeさんの2023年8月の読書メーター 読んだ本の数:13冊 読んだページ数:4577ページ ナイス数:212ナイス  ★umeさんの2023年8月に読んだ本一覧はこちら→ >> https://bookmeter.com/users/1431776/summary/monthly/2023/8
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2023年10月の感想・レビュー一覧
21

ume
ネタバレ★★★★☆ 見事にだまされた。 彼女の端々に、悲しみの気配や不穏な気配を忍ばせていて、どんな秘密や残酷な別れが待っているのかと読み進めたら、思いもしないものだった。 思い出すと、彼女はまさに「そのもの」だった。 彼女の執念深い愛情で、何度も姿形を変え、彼の前に現れ続けるだろう。 その度に、気まぐれに背中をすり寄せじゃれ合うふたりが目に浮かぶ。
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ume
★★★☆☆ 予定はひとつのツールで管理 その場で書く 締切は数字(日・時間)で確認 締切前のMy締切日を作る 着手する日を書く アポに必要な持ち物も書く タスクにより色分けする 翌週・翌月・・と広く見る プライベートのワクワクする予定も書く 自分時間(下調べ・事務処理等)も確保して書く メモ魔になる 外メモ(上司からの指示や依頼等)と内メモ(自分の考えやアイデア等)を書く ひとり引継ぎメモ(失敗した点・上手くいった点等) 朝その日の退社時間を決める 速記ならカタカナ 話したい事と質問したい事を事前に用意
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ume
ネタバレ★★★☆☆ 本屋大賞受賞作 再読。数学の難しい数式が軸となる物語なのに、これだけ読みやすいなんて、小川洋子さんの頭の中を見てみたい。 「80分しか記憶が持たない」という事実を、毎朝貼り付けたメモで知り絶望を繰り返している博士を、ただただそっと抱きしめたくなる。 ルートへの並々ならぬ大きな無条件の愛情と、それに応えるルート家族が温かい。 癖のある博士の数文字に触れたい。
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★★★☆☆ 振り返って考えると「灰色の男たち」が登場するまでの平穏な章を、どこか退屈な気持ちで読んでいた自分に、私もすっかりと時間を節約する病気にかかっていると気づいた。 全てを効率化、タイムパフォーマンスを求めた世の中で浮いた時間は、はたして幸福な使い方をしているのだろうか。 「灰色の男たち」に気づかないうちに時間を預けてしまっている。 でもここにはモモはいない。 自分たちで時間を取り返さなくては。 幸せをゆっくり噛みしめるゆとりある時間を。
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ume
★☆☆☆☆ 年齢を重ねる毎に感情のままに綴られたものから哲学的な思想を乗せたものとなっていくように感じた。 ノートに書かれてあったという最期の詩、 「つつましき願いよ、友のことばよ、この小さき本の中に生き続けよ!」 その通りに今も生き続けることばとなっている。
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★★★★★ 本屋大賞受賞作 娘を自分の生徒に殺されたことを生徒たちへ向け淡々と話す、ということ以外の展開を忘れたところで久々の再読。 こんなにも歪んだピースがはまり合うことの悲しさと残酷さが強烈な一冊。 何かひとつ違う言葉をかけていたら、どれかひとつ別の態度を取っていたら、この顛末を辿ってはいないのに。 母として激しい後悔や恨みを、教師として泰然と話していくその裏腹が、静かに燃える復讐心の深さをもたらしている。 また再読したい本。
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ume
★★★★★ 直木賞受賞作 「鉄道員」「ラブ・レター」「悪魔」「角筈にて」「伽羅」「うらぼんえ」「ろくでなしのサンタ」「オリヲン座からの招待状」の短編8編。 奇蹟の幻想が、真実味を纏い涙を流させる。 どれが良いなど選べないほど、どの物語も心に残っていて、どの物語のことも忘れたくない。 幻想が霞んできたら、何度でも読み返し奇蹟にまた出会いたい。
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ume
ネタバレ★★★☆☆ 直木賞受賞作 きっとたぶん、主人公と自身が重ねてみえた人は多いのではないかと思う。 自分はまわりより深く物事を見ている、馬鹿な真似はしない、冷静に状況を見ることの出来る人間だと感じていたい。何者にもなれない皆とは違う、特別者、優れ者だと思われていたい。 『大者』である可能性を失いたくない、と。 裏の顔で拙劣な言葉を綴れる現代。発信することで正当化された気持ちになるのかもしれない。 主人公は最後に気づいた。稚拙で行動が伴わない自分こそ「カッコ悪い」者だと。 素直に「カッコいい」と思った。
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ume
★★★☆☆ 言葉が持つ力の偉大さを改めて感じとらせる作品。 思いや決意をどのように構成し発するか。 その表現次第で伝わり具合や影響力が大きく変わる。 私個人として、人前で話すことが苦手で出来るだけ避けたいと思っているが、もしそんな機会がきたときには、聴いてくれる人の心に届くスピーチをしたいと思った。
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ネタバレ★☆☆☆☆ キーパーソンをみつける。 人を迎える時は食事し「これまでどんなことをしてきたか(得意分野)」「趣味(キャラクター)」を知る。 人を信頼し仕事を依頼する。 意見を聞く。 御礼は早く一筆添える。 メールのタイトルを工夫する。 スピーチは失敗を恐れず「楽しませよう・伝えよう」と考える。 初対面でも沈黙を恐れず、互いの共通点を探る。 悪い点を先、良い点を最後に伝える。 時間を意識し決断を早くする。 面倒を後回ししない。 納期前にも途中経過を報告する。 勉強や重要な仕事は朝する。 疲れを癒す時間を作る。
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ume
ネタバレ★★★☆☆ 直木賞受賞作 男社会での女の存在の馴染みにくさが至る処に描かれていた。 事件そのものより、男女平等とは何かを考えてしまう。 現代では、男女平等から更に女性の地位向上の動きも強く、歪な平等社会を目指しているように感じる。 周囲への聴き取りの中でも、男が話した方がいい場合もあれば、女が話した方が上手くいく場合もある。 男女だけでなく、中年がいいのか若者がいいのか。 適材適所を築くことが理想の社会であると思う。 「殺人犯」の一人、でもある疾風。 凶暴な行為とは反対に、聡明なその姿を想った。
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★★☆☆☆ 相談内容:人間関係、心理障害、家族問題、職場適応不全、キャリア問題、リストラ関連 期待される役割:企業方針に沿ったメンタルヘルス向上、心理障害への対策、人間関係改善、不平不満の早期解決、よりよい職場環境・風土形成、管理職へのカウンセリングマインド普及 メンタルヘルス:本人の問題であるとともに職場の問題 大切な事:信頼関係、関連部門との連携、カウンセリングルームの雰囲気作り、第一印象の把握、研修継続、出来る事・出来ない事・責任の明確化、自身が信頼できるスーパーバイザーを持つ、個人的付合いをしない
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ume
★★★★★ 再読。何度読んでも涙が出そうになる。 怒った気持ち、悲しい気持ち、嬉しい気持ちを、うまく話せず心の奥に閉じ込めてた小さかった頃を思い出す。 大人になってようやく思える、感受性のアンテナがちょっと強すぎて大変だったね、と。 でもそれは、とても素敵な感性だよ、と。 ーーー 高校生の頃、TVで本の一部を紹介されているのを観ながら涙があふれ、すぐに買いに行った本。 自分の気持ちをかわりに本にしてもらったように感じた。 ずっと手元に置いてあるとても大切な一冊。
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ume
★★★★★ ウォルトディズニーの頭の中のイメージを、地図で形にしていくところからテーマパーク制作が始まる。 そしてそれは、今現在もあるディズニーパークそのもので、一貫して『夢と魔法の国』である事に変わりがない。 エントランスからメインストリートを抜けると、そこにはシンボルのお城がそびえている。 そして各方角に様々なテーマを催したエリアが広がる。 ウォルトは当初より永遠に完成はないと語っており、実際に今も新エリアが造られ続けている。 ページをめくるたび笑顔になり、精密で宝物を探したくなるような地図の数々。
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★★★☆☆ 海燕新人文学賞受賞作 身近な人を失うストーリー2篇。 身体の隅々まで悲しみが染み込み、絶望の中でただ息をしている様子が伝わる。 この苦しみはいつまで続くのか、今が最底なのか、いつかは乗り越えられるのか、一秒一秒がとんでもなく長い。苦しい。 そんな中で、少しずつ心を支えてくれる人や物に触れていき、少しずつ受け入れていこうと立っていく。 悲しみはなくならなくても、立つことは出来るようになるよと感じられる物語だった。
山川欣伸(やまかわよしのぶ)
2024/05/16 01:02

失った人への思いは簡単には癒えず、時が経っても深い悲しみが残ります。でも、そこに希望の光が差し込む場面もあり、主人公が少しずつ立ち直っていく様子が描かれていました。人は誰でも辛い経験をしますが、そこから這い上がる力を持っている。その力強さが伝わってくる作品でした。

ume
2024/05/16 07:25

>山川さん そうですね。深い悲しみの最中にいる心の有り様がとてもリアルに感じました。「時間が解決する」を丁寧に描いている作品だと思いました。

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ume
★★★★★ 「衣食住を得るだけでは蟻と同じ」にはハッとさせられた。知能や思考が与えられたにも関わらず、死を迎えるまで何の問題もなく生きることだけを考えていた。 明治維新後、諸外国との交流が始まり西洋文明の発展と日本の現状を知り学問の大切さを説いている。ただ学べばいいのではなく、良いものは良く悪いものは悪いと非常に平等な目線で全てを捉えている。 現代を見るとこの時代の頃よりも日本に拘り学を高める必要があると思える人は減っているのではないか。 偉大なことは出来ずとも日本人の一人として学ぶ心を忘れずに生きたい。
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ネタバレ★★★☆☆ ノーベル文学賞受賞作家作品 「提供者」として、使命を果たすだけのために作られた命。 その事実をうっすらと感じながらも確信はない中で育っていく。 「保護官」の間でも知らせるべきか知らせぬべきかの葛藤も見える。 はたして人生とは、先の未来を知った上で生きるべきか、知らぬままで生きるべきか。 答えは出せないが芯に響くテーマであった。 青春そのものな友情模様を見ていると、知らせぬ期間も善なのかもしれない。
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ume
★★★☆☆ 久々の再読。 「こだまでしょうか」で著者を知り、かんたんな言葉のやりとりの中の、世界の広さに感動し、彼女の詩集を集めはじめた。 ほんのちっぽけな日常の中にある、よそからするとなんでもないことにも、心を寄せる詩の数々。 片面は幸でも、もう片面は不幸かもしれないよと謳われている。 それでも、それこそも、神様が作った世界の素晴らしさであると思わせる清らかさ。 「みんなちがって、みんないい」
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ume
★★★★☆ 直木賞受賞作 今の世と不思議と通ずる風情があり、構えず読み進めることが出来る。 異なるのは、交わす言葉の美しさ。忘れてはならない日本の美徳に感じた。 出てくる女性のしなやかさ、しとやかさ、したたかさが輝いていた。
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ume
★★★★☆ 世の中の仕組みや心の築き方を、同じ人間として対等に、主人公へ諭していく関係に尊敬。素直に汲み取り、真っ直ぐに思い巡らす主人公を羨ましく思う。 そして、ただ頭で考えるだけでなく、経験を持って身となる大事さがとてもよくわかる。 まさに現実として起きた時に、自分がどう行動出来るのかはわからない。 それでも誤ちがあったなら、覚悟を決めて素直に謝る大切さや、後悔は損ではないとの優しさに、私がこれから誤ちをした際の教訓になるだろう。 素直に生き方を日々考え続けたい。
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ume
ネタバレ★☆☆☆☆ 最高の投資は自身への投資。 優れた徳は習慣が作り上げる。 大きな事を成し遂げたいなら小さな事を怠らない。 自分は木、他人の噂はその影。影に実態はなく木こそ真実。 閃きは執念から生まれる。 タフでなければ生きていけず、優しくなければ生きてる資格はない。 歴史を学ばないことは、世界や組織の衰退に繋がる。 教えることは2倍学ぶこと。 チームが何をしてくれるかでなく、あなたがチームに何ができるか。 右脳と左脳の両方使う。数字を調べるとともに人も見る。 メモこそ恩人。 順境にて悲観し逆境にて楽観する。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2023/08/13(416日経過)
記録初日
2023/07/04(456日経過)
読んだ本
178冊(1日平均0.39冊)
読んだページ
52395ページ(1日平均114ページ)
感想・レビュー
164件(投稿率92.1%)
本棚
11棚
自己紹介

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鉄道員
小さいおうち
アルジャーノンに花束を
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