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2024年5月の読書メーターまとめ

=emy=
読んだ本
11
読んだページ
3324ページ
感想・レビュー
11
ナイス
167ナイス

2024年5月に読んだ本
11

2024年5月のお気に入り登録
1

  • Kanonlicht

2024年5月のお気に入られ登録
1

  • Kanonlicht

2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

=emy=
ネタバレ読み終えてタイトルの意味をじんわり実感しました。二児同時誘拐の発生、それから30年の時間が経過。元刑事の死をきっかけに、記者がその過去を取材し直す。誘拐事件の空白の3年間に何があったかの過程を知ると、事件の見え方が変わってくる。終わり方も美しい。亮の人生が穏やかに続けばいいな。貴彦と亮は絵画を通して繋がっている。
が「ナイス!」と言っています。

2024年5月の感想・レビュー一覧
11

=emy=
ネタバレ指揮者のタクトに通ずる手話での読み聞かせする高橋先生の愛情がとても伝わりました。しかし、コミュニケーションの手段の一つとしての手話を完全廃止しようとする動きが。自ら文献を取り寄せ模索し、視話法、口話法に取り組んだ西川吉之助も尊敬に値すると思う。口話法であれば手話をせずとも読唇で、そして助詞をきちんと活用でき文章も完璧にとの事。だが、実際には皆が皆取得できるものではない模様。→
が「ナイス!」と言っています。
=emy=
ネタバレ「単に言葉を知らないのではない。この世界に言葉があるという事を知らないのです」「その子後が他人に心を開き言葉を知り……自分の世界を広げ豊かな人間に育っていく。その事が音楽なんだ」特にこのセリフが心に深く刺さりました。豊かな人間に育つというのはどんな人にも共通します。手話は手真似として忌避されていた時代もあったのですね。高橋潔さんをはじめ、信念を持って携わっている人がいるからこそ今があるのだな、と思いました。
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=emy=
ネタバレ全6篇。刑事課から警察庁の第二種未解決事件整理係に異動になった只倉恵三、娘の彼氏・怪談師関内炎月の2人がなんだかんだ繰り広げるミステリ。得体の知れない職業の男に娘を渡したくない只倉と未解決事件を怪談として欲しがる炎月がクセになるか、くどいと感じるかは分かれそう。「対決・仏像怪談」からは◎ 怪奇現象をあくまで認めたくないのに見える人になってしまう事自体が怪談ですね。「むかしむかし〜」のシリーズと雰囲気は似ていると感じました。
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=emy=
ネタバレ特集・BLとSF。「ラブラブ⭐︎ラフトーク(竹田人造)」は面白かったです。コミカルなSFでBL要素がそんなにないからかも。カラリと読めます。「マルドゥック ・アノニマス(冲方丁)」シルヴィアに焦点。また新たにキラー・サブという厄介な暗殺者が登場。「テーマ(草野仁)」一日のテーマをデバイスで選んで過ごせる近未来。主人公の押し間違いが実は…と虚構と現実が曖昧に。現実世界に妻がいてよかったけれど、最後にどちらを選んだかわからないところに味があります。
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=emy=
ネタバレ日常から少しずれて(シュン=カンは異色だけれど)起こるかもしれない短篇集。「星は沈まない」コンビニ黎明期から携わってきたコンビニにAIが導入されることになる。セルフレジは既にあったりするし、近未来にはAIオナジがあるかも?瀬尾とオナジの関係性が美しく切ない。「ハミングバード」いきなり幽霊物件。不動産業に携わる主人公が怖くない(見えるけど干渉しない)幽霊と同居。「日曜日の翌日はいつも」月曜日が遠ざかってしまう話。もっと1日が長ければと思う事もあるけれど、ここまでくるとパニックになってしまいそう。→
が「ナイス!」と言っています。
=emy=
ネタバレ読み終えてタイトルの意味をじんわり実感しました。二児同時誘拐の発生、それから30年の時間が経過。元刑事の死をきっかけに、記者がその過去を取材し直す。誘拐事件の空白の3年間に何があったかの過程を知ると、事件の見え方が変わってくる。終わり方も美しい。亮の人生が穏やかに続けばいいな。貴彦と亮は絵画を通して繋がっている。
が「ナイス!」と言っています。
=emy=
ネタバレ山にいる三上が転落。衣装に針。鳴海先生がいい味出してます。前巻モヤモヤしてたけれど、鯛子がようやく目覚めつつあるのかな。
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=emy=
ネタバレ唐突な今まで出てこなかった静香のドロドロな内面にびっくり。愛子先生に心から踊れたと言わしめる審査員の鳴海の昔は凄かったのね。小泉レナ登場。それにしても三上は何をやってるんだ…。周りは成長してるけど、鯛子はいい意味でも悪い意味でものほほんとしているなぁ。などとツッコミを入れたくなる巻。
が「ナイス!」と言っています。
=emy=
ネタバレ月は人を惑わせますね。三話三様な月の話。『そして月がふりかえる』月がクルリと裏返り、今までの世界から裏側に取り込まれる。日常の裏側の世界は地続きのようで何か少しずつずれている。今まで信じてきた周りに全部裏切られるのは恐ろしい。屋根裏にじっとしているのは辛そう。『月景石』叔母の蒐集していた石の一つ、月景石。夢の中で石の世界と行き来し境目が朧に。『残月記』月昂を発症すると保護という名の監禁。明月期に研ぎ澄まされ暗月期に耐え忍ぶ。闘士となった冬芽と瑠香の壮大な愛の話。→
が「ナイス!」と言っています。
=emy=
1.陰謀論ライブ配信事件 2.ヘグムラプタ教育塾事件 3.離島集団脱出ゲーム事件 催眠で思い出せられる有島雨月と催眠術にかからない玲のコンビ。雨月の父、術にかからない玲はまだ何かありそうなんだよなぁ。なんか続きそう…?
が「ナイス!」と言っています。
=emy=
横溝正史ミステリ&ホラー大賞、読者賞、カクヨム賞の三冠受賞作。個人的に「ぼぎわんが、来る」の時以来のイチオシ。ぼぎわんはひたすら怖い!という作品でしたが、こちらは切なく読後感の余韻に浸れるミステリホラー。船場言葉に馴染みがないのでそこだけ読みづらさがありましたが、読み終わる頃には全体的な雰囲気に船場がとても合っていると思いました。各幕ごとのタイトルも秀逸。この著者の作品を是非追いかけたいと思ってます。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2009/02/16(5607日経過)
記録初日
2009/02/19(5604日経過)
読んだ本
2527冊(1日平均0.45冊)
読んだページ
617581ページ(1日平均110ページ)
感想・レビュー
1035件(投稿率41.0%)
本棚
0棚
性別
自己紹介

図書館勤務。
基本的に予約してるのが積読、手元にある&借りてるのが読んでる本です。

SF、ミステリ、ファンタジー、ラノベ、雑学等。
電子書籍にも少ーし手を出し始めました(漫画)。
小説などの活字は紙の本に軍配ですが😊

よろしくお願いします。

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