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2024年11月の読書メーターまとめ

DJ
読んだ本
5
読んだページ
1750ページ
感想・レビュー
5
ナイス
190ナイス

2024年11月に読んだ本
5

2024年11月のお気に入り登録
3

  • Kircheis
  • yumimiy
  • yutaka

2024年11月のお気に入られ登録
2

  • Kircheis
  • yutaka

2024年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

DJ
⭐︎3/5 加賀恭一郎シリーズ2作目。大学卒業から数年、加賀は父と同じ刑事になった。 前作同様に登場人物が多く、4年前のNYでの事件が絡みミスリードもあるので全体像を把握するのが困難だった。解決パートに入ってからはすぐに読了。 理想の踊りをしたい。好意を持った人と一緒にいたい。尊敬する師に認められたい。その思いはいずれも罪ではない。これらが悪い方向に噛み合い起こってしまった哀しい物語だった。 君だけのために、俺はいくらでも語りかけるだろうー。 未緒を想う加賀の心理描写が良かった。未緒の次作での登場を期待。
が「ナイス!」と言っています。

2024年11月にナイスが最も多かったつぶやき

DJ

9月に読んだ「祈りの幕」の、明るく眩しいとは言えないものの、重く、苦しく、深く、それでいて美しい親子愛が忘れられない。 シリーズを順に読了し、再読したいという気持ちが逸っている。

が「ナイス!」と言っています。

2024年11月の感想・レビュー一覧
5

DJ
ネタバレ⭐︎4/5 美人であることで圧倒的に損な人生を歩んできた2児の母。その半生を手記仕立てで語る一冊。 帯で大々的に触れ込んでいる「伝説級トリック」には思わず口角が上がり、感嘆しながらページを捲った。 ただ手記の内容は、母が悲惨な目に遭い、それを美人であることを言い訳にするというワンパターンな展開が連続し辟易していた。 普段、小説の帯は「最後にどんでん返しがある」というようなネタバレが含まれているため避けているが、今回に限っては、帯の文言をモチベーションに読み続けるという"逆転"の現象が発生した。
が「ナイス!」と言っています。
DJ
ネタバレ⭐︎3/5 愛知県警に籍を置く康正は、妹の園子が自室で自殺している現場を発見する。康正はこれが偽装された他殺であることを見抜いて犯人への復讐を誓い、所轄の刑事である加賀を撹乱しつつ独自に犯人に迫っていく。 2作目では青さの残る印象の加賀だったが、本作では切れ者の刑事に成長しており、抹消された証拠を目敏く見つけ、康正の嘘の証言を崩していく。その2人の舌戦には手に汗握った。 4人での論争の場面では若干のシュールさを感じ冷めてしまったこと、犯人が不明のまま終了することからカタルシスは得づらかった。
が「ナイス!」と言っています。
DJ
ネタバレ⭐︎5/5 貫井徳郎の代表作の1つ。とても面白かった。 豊富な語彙から来る表現力で情景や心情を克明に描写し、深く感情移入させる重厚感がある。その分、聞き馴染みのない熟語が並ぶため苦手な人はいるかもしれない。個人的には新しい語彙と出会える喜びを感じた。読む手が止まらずすぐに読了。私が小説を書くとしたら本書のような作品を目指す。 最後に明かされる驚愕の事実は、再読意欲を掻き立てる。初読と2度目以降では印象が大きく異なるだろう。その際は、「松本」と明確に記述されている章とされていない章を意識しながら読みたい。
が「ナイス!」と言っています。
DJ
⭐︎3/5 加賀恭一郎シリーズ2作目。大学卒業から数年、加賀は父と同じ刑事になった。 前作同様に登場人物が多く、4年前のNYでの事件が絡みミスリードもあるので全体像を把握するのが困難だった。解決パートに入ってからはすぐに読了。 理想の踊りをしたい。好意を持った人と一緒にいたい。尊敬する師に認められたい。その思いはいずれも罪ではない。これらが悪い方向に噛み合い起こってしまった哀しい物語だった。 君だけのために、俺はいくらでも語りかけるだろうー。 未緒を想う加賀の心理描写が良かった。未緒の次作での登場を期待。
が「ナイス!」と言っています。
DJ
⭐︎2/5 書店の契約社員を主人公としたコメディ。軽いタッチでテンポよく読めた。 あとがきにあるように、文面だけで笑わせるのは容易ではないと感じた。「!」や「(笑)」が入ると途端に薄ら寒く感じてしまうのは私だけだろうか。 書店員が薄給という通説は知っていたが、あまりの寂しさに愕然とした。自身が幸せかは自身の物差しでしか測り得ないが、「夢の職業」というだけで働いていけるかは、適当に大学を出て適当に就職しただけの私には想像できなかった。それだけに、売れっ子小説家の求愛を断ったのにはモヤモヤが残った。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2023/08/22(488日経過)
記録初日
2023/08/19(491日経過)
読んだ本
52冊(1日平均0.11冊)
読んだページ
19893ページ(1日平均40ページ)
感想・レビュー
51件(投稿率98.1%)
本棚
2棚
性別
自己紹介

ミステリ、サスペンス系が好きです。
既婚子持ちのため、特に親子愛が絡むものは非常に刺さります。

「面白かった」で終わらず、「どう面白かったか」をちゃんと言語化できるようになりたいと考えています。

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