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2024年4月の読書メーターまとめ

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読んだ本
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感想・レビュー
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ナイス
223ナイス

2024年4月に読んだ本
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2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

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館シリーズ第三弾。推理小説家が建てた内部が迷路になっている奇妙奇天烈な豪邸、迷路館。推理小説家自身が発掘し可愛がってきた作家たちに迷路館を舞台とした推理小説を書かせるなかで凄惨な殺人事件が起きる。プロローグとエピローグの間に作中小説(奥付まである!)が挟まる二重構造の構成が面白い。島と本土を行き来する『十角館の殺人』や過去と現在を行き来する『水車館の殺人』よりもシンプルな構成なので読みやすかった。館シリーズに興味のあるミステリー小説初心者は前二作を飛ばしてこれから読んでもいいかもしれない。
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2024年4月にナイスが最も多かったつぶやき

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2024年4月の感想・レビュー一覧
20

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孤島のハイテクな研究所が舞台のミステリー小説。著者の「理系」の知識がふんだんと盛り込まれた小説なので、プログラマーやSEの人は、そうでない読者よりも楽しめるのではなかろうか。私はちんぷんかんぷんだった……。
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中華風建築の館で惨劇が起きる新本格ミステリー、かと思いきや宋の時代の中国を舞台とした武侠×百合×館×特殊設定×ミステリー小説。武術の達人・泰隆が奥義を授けるべく三人の武侠を招いた。しかし彼らが奥義を授かる前に、湖に浮かぶ楼閣という「密室」で泰隆が死体となって発見された。誰が、なぜ、どうやって泰隆を殺したのか?この謎に泰隆の弟子の紫苑が挑む。私は中国の歴史にも武侠にもてんで明るくないので楽しめるか不安だったが、さすが江戸川乱歩賞受賞作だけあって普通に楽しめた。
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四つのエピソードを収録した短編集。「山高帽のイカロス」と「ある騎士の物語」は発想は面白いのだがトリックが大がかり過ぎて、そんなのあり?!とツッコミを入れざるをえなかった。「舞踏病」は一見関係なさそうな事象がパチパチと組みあがる様に興奮した。「近況報告」はキャラクターに作者の思想を語らせているとしか思えず受け入れがたかった。直前に読んだ『改訂完全版 占星術殺人事件』よりも文字が小さくて読みにくかった。字は大きいほうがよい。
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言わずと知れた名作ミステリーだが、小学生の時に読んだ『金田一少年の事件簿』の「異人館村殺人事件」で死体のトリックを知っていたこと、占星術と錬金術、果てはSNSで見かけるような陰謀論が混ざった冒頭の作中小説で眩暈がして本を閉じたくなった。しかし読み進んでみればまぁ面白いのなんの!でも『金田一少年の事件簿』を読んでいなければもっと楽しめたろうな……。でもミステリーの楽しみを教えてくれた作品だから恨めないんだな……。未読の方は『占星術殺人事件』の画像検索の結果を絶対に見ずに読んでみてほしい!!
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館シリーズ第三弾。推理小説家が建てた内部が迷路になっている奇妙奇天烈な豪邸、迷路館。推理小説家自身が発掘し可愛がってきた作家たちに迷路館を舞台とした推理小説を書かせるなかで凄惨な殺人事件が起きる。プロローグとエピローグの間に作中小説(奥付まである!)が挟まる二重構造の構成が面白い。島と本土を行き来する『十角館の殺人』や過去と現在を行き来する『水車館の殺人』よりもシンプルな構成なので読みやすかった。館シリーズに興味のあるミステリー小説初心者は前二作を飛ばしてこれから読んでもいいかもしれない。
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館シリーズ第二弾。素顔を仮面で隠した怪しい男と幽閉状態に置かれている美少女、ロボットのような執事が住まう水車館。館内に飾られた不世出の画家の絵を鑑賞するため年に一度だけ招かれる館の主人の知人たち。何も起きないはずもなくーー。過去と現在を行き来する構成なので初め読んだ時は混乱した。しかし今回は再読で、犯人もトリックも覚えていたのですんなり読めたし、再読だからこそ犯人の滑稽な道化芝居を楽しめてよかった。不気味な邸宅、癖の強い登場人物、大胆なトリック。やっぱり新本格は面白い。
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プレジデントオンラインのライティングの重要性を説く記事( https://president.jp/articles/-/79776?page=1 )で紹介されている本。この記事を読んで興味を惹かれて購入した。米国の学校で習うオレオ作文法を用いれば論理的な文章を書けるようになるという。対象年齢は10歳からの本だが、プレジデントオンラインで紹介されているくらいなので大人が読んでもためになる内容だ。この本をよく読み、オレオ作文法を活用して、読み手に感銘を伝えられる読書感想や論理的な文章を書けるようになりたい。
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半年ぶりに購入。元V6の長野博がテレビ番組の企画でレストアしたというCB750FOUR K1とTECH21カラーにオールペンされたYZF-R1が特にカッコよかった。
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5編の連作ミステリー短編集。どのエピソードも少女たちの残酷さ、無邪気さによってもたらされるどんでん返しが素晴らしくて読後に「ハハハ……」と乾いた笑い声が漏れた。
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『小市民シリーズ』の第5巻。スイーツが絡む謎に2人が振り回されるエピソードが4編収録されている短編集。2人の言動と関係性に違和感があって、なんでだろうと思ったら時系列が『秋期限定栗きんとん事件』の後ではなく、第1巻の『春期限定いちごタルト事件 』と第2巻の『夏期限定トロピカルパフェ事件 』の間のようだ。時系列の関係で『秋期限定栗きんとん事件』のあの男女2人が出てこない。やっぱり小鳩くんと小佐内さんのコンビがいいよね! 4編どれも良かったけど新聞部が舞台の「伯林あげぱんの謎」が一番面白かった。
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『小市民シリーズ』第4巻。ネタバレになるので多くは語れないが、前巻から続く連続放火事件のオチが良い意味で酷くてもう最高だった。また、このシリーズ特有の抑えめな内面描写から前巻では主役コンビ2人をサイコパスのように感じてしまい怖くなったが、今巻の最後でようやく本音(だよね?)が聞けたことで人間味を感じられて安心した。これで気持ちよく続巻を読めます。
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『小市民シリーズ』第3巻。前巻の最後で互恵関係に終止符を打った小鳩くんと小佐内さん。主役コンビが解消される驚きと新しいコンビの危うさ、そして日常の謎ではなく連続放火事件という「刑事事件」を追う展開に目が離せなかった。ただ、このシリーズの特徴である控えめな内面描写が小鳩くんと小佐内さんをこれまで以上にサイコパスのように感じさせて怖かった。
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『小市民シリーズ』第2巻。作品紹介に2人は恋愛関係にないと書かれているけど、もしかして??と思いながら読み進めていたらまぁビックリ。甘そうなタイトルだけど全然甘くなかった。
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もちまえの推理力(洞察力)によって中学時代に痛い目をみたらしい高校生1年生男女2人が慎ましい“小市民”を目指して高校生活をおくる日常系ミステリー小説。終盤になって素が出てくるまで主人公の男子高校生の道化芝居が鼻について、これはちょっと苦手なタイプだなぁと思いながら読み進めていた。米澤穂信のライトタッチの日常系ミステリーということで古典部シリーズとついつい比べてしまったが、似て非なるとして楽しめた。
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『Fate/stay night』に繋がるバッドエンド確定の痛ましく残酷な物語。アンリ・マユの正体や聖杯の真実など、もう本編のストーリーや設定を細かく覚えていないし、士郎や凜、桜がこれから辿る過酷な道を思うとこれだけでは若干の消化不良感はあるが満足度は高いし面白かった。
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アニメ放送中に人気がでた雁夜だけど、小説では本当に愚かで読んでいて頭が痛くなる。言動はアニメでも小説でも同じなのに絵があって声があるとここまで受ける印象が変わるのか。VMAXを駆るセイバーがカッコよかった。
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人格や生き方、目的が似ているけど根本の部分が異なる人物を複数組描いて対比させるのが上手いし面白い。
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アニメでは会話シーンの作画が微妙で「王の軍勢」以外あまり印象に残らなかった聖杯問答が面白かった。
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さすが武内崇。表紙絵のセイバーとアイリスフィールが素晴らしい。アニメを見ていた時は察しが悪くて気づけなかったことが小説を読んで腑に落ちた。舞弥が切嗣にキスをしたのは昔から男女の関係があったからかと思っていたが、切嗣の妻子への郷愁を建ち切ってかつての暗殺者に戻すためだった。バーサーカーが宝具化した鉄柱を、ランサーが切断できたのは、ただのカッコいい演出だと思っていたが、ゲイ・ジャルグには宝具の魔力を打ち消す性質があるから可能だったのだ。などなど。
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本編『Fate/stay night』の10年前におこなわれた第四次聖杯戦争の死闘を描く前日譚。切嗣の苦悩がアニメ版以上に伝わってきた。やはり登場人物の心理描写は映像作品より小説に分がある。同人版は既読でアニメも鑑賞済みだが楽しめた。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2023/09/11(290日経過)
記録初日
2023/09/11(290日経過)
読んだ本
239冊(1日平均0.82冊)
読んだページ
61200ページ(1日平均211ページ)
感想・レビュー
239件(投稿率100.0%)
本棚
2棚
性別
自己紹介

数年間読書離れしていましたが、読書熱が再燃したので、読書の記録と好みに合いそうな本との出会いを求めて読書メーターの利用を始めました。
蔵書管理も兼ねて過去に読んだ本も再読して登録していきます。本は紙派で、返却が面倒なので図書館は利用しません。登録するのは購入した紙書籍のみです。
読むジャンルは主にミステリー、SFなど。

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