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2024年10月の読書メーターまとめ

カズ
読んだ本
14
読んだページ
4350ページ
感想・レビュー
14
ナイス
186ナイス

2024年10月に読んだ本
14

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

カズ
背負わなくていい重荷を背負い、見えないものに雁字搦めにされた主人公二人が必死に生きている様が丁寧に描かれている。心も体も離れがたい10代。それぞれの環境と心の変化を経てすれ違う20代。頑なで弱さを見せられない二人が、本当に欲しいものを手に入れた30代。こんなにも互いを想っているのに、と苦しくなった。好き勝手に騒ぐ外部の人間の残酷を描きながら、それ以上にずっと寄り添ってくれる強くて温かい存在がバランスをとっている。殺伐とした灰色に見えたプロローグと同じ文章で終わるエピローグには、全く違う景色が広がっていた。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
14

カズ
社会情勢を知らないことを恥じてパレスチナ問題について調べたことがあるが、それは歴史を知ったような気になっていただけ。そうやって得た情報がいかに限定的で、時に偏ったものであったかを知った。緊急講演会の内容を書籍化したもので、現地で実際にどんなことが起こっているのか生の声を聞ける。想像以上の悲惨な現実。これは暴力の連鎖などではない。まずは読んでほしい。心をえぐる言葉や現実が書いてある。どんな些細な事でもやらなければ変わらない。最後の対談に3人称から2.5人称にすることで、他人事ではなくなるという言葉が印象的。
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カズ
ネタバレうーん。ミステリを知り尽くしたミステリファンや知識人には面白いと思うのでしょうか? 納得はした。私が犯人です。それでいいです。という感じ。ちなみにSFは苦手だけど、私は奇術師の中には種も仕掛けもない本物が紛れている、と半分本気で思ってる。
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カズ
前置き長いうえに、作者の言い回し?がめんどくさくて途中から意識がそぞろになってしまったので、もしかすると内容がずれているかもしれない。情報社会かつ時間に追われる時代に、いかに本を読んで知識を得るか的な流れがあるけど、しっかり一つのテーマと向き合えよといった感じ。夜よりも朝行動せよというのは今では常識。ただ、1週間を6日として考えるのは、詰め込んだ予定が崩れると一気にモチベが下がる私にはいいアイデア。実践しようと思う。あとは全然記憶にない。100年も前の話だからやはり気になる点や納得の行かない点は多かった。
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カズ
まじか。3作目になってもなお想像を超える驚き展開と、おなじみのクローズドサークル。個人的にはピンとこないジャンルだからか、恐怖よりも人の行動や心情の方に目が行ってしまう。というか、なんだかんだ3作とも登場人物がみんな冷静。いつ終わるかわからない恐怖とか、同じ状況化なら私は発狂しそうだけど。そういうのもあってテンポよく読んでしまうのかな、と。ただ、やはり今回も切なさやほろ苦さが散らばっていてよかった。変化する二人の関係も楽しみ。三作一気読みしたけど、次が読みたい。
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カズ
前回で学習したので、設定はホラーとかSFなんだろうと覚悟して読み始めた。これまた違ったタイプのクローズドサークルで面白かった。震災経験者の主人公による、緊張状態にある閉鎖空間での人々の行動の分析?だったり、恐怖が引き起こす人々の愚行・凶行・蛮行に関することや、今までと違う(といっても読みつくしてるわけではないけど)ホームズ像など面白かった。
が「ナイス!」と言っています。
カズ
背負わなくていい重荷を背負い、見えないものに雁字搦めにされた主人公二人が必死に生きている様が丁寧に描かれている。心も体も離れがたい10代。それぞれの環境と心の変化を経てすれ違う20代。頑なで弱さを見せられない二人が、本当に欲しいものを手に入れた30代。こんなにも互いを想っているのに、と苦しくなった。好き勝手に騒ぐ外部の人間の残酷を描きながら、それ以上にずっと寄り添ってくれる強くて温かい存在がバランスをとっている。殺伐とした灰色に見えたプロローグと同じ文章で終わるエピローグには、全く違う景色が広がっていた。
が「ナイス!」と言っています。
カズ
テンプレ設定だなと読み始めたら、想像もしてなかった展開に困惑。苦手ジャンルだったので、本当にミステリだろうかと不安のまま継続。あくまでクローズドサークルの設定と考えれば、こういった状況下の人の心情もよく描かれていて面白かった。震災の経験と照らし合わせながらの視点は苦いものがあるし、切ないエピソードも散らばっていてよかった(というと語弊があるけど)。サスペンス系や警察小説が好きなので、動機重視のホワイダニットで推理を進める点も好み。避けていたジャンルなだけに知識がなく、マニアの丁寧な解説は意外と楽しめた。
が「ナイス!」と言っています。
カズ
どうしたって自分の生活が1番大事だもの。つい目先のことに囚われてしまうけど、もっと世の中のことに意識を向けて、自分で考えたり調べたりして大きな視点で考えることが大事であると。日経とか見聞きしても全然頭に入らなかったけど、まずはブロックパズルから世の中のお金の流れを意識してみようと思った。
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カズ
韓ドラ時代劇が好きなので拝読。見たことのあるドラマの補足になった部分や、文化や思想など、朝鮮王朝から現代の韓国に繋がる話などとても興味深かった。ただ、浅く広くなので少し物足りない。この本で紹介された未視聴のドラマも気になるし、日本や中国の時代と照らし合わせながら、すでに見たドラマももう一度観たい! でも時間が足りない!!
カズ
初めはいじめや虐待がテーマなのかと思って鬱々したけど、よくある魅力的な悪女系だった。よき。この人の作品はまだ2冊目だけど、テンポが早くて重すぎないのがいい。シリーズものが多いのかな? 他の作品も読んでいきたい。久しくお休みしてた読書欲がうずうずする。
が「ナイス!」と言っています。
カズ
読書から離れていた間に映画を見てしまうという、原作から入りたい派としてはかなり失敗。そのせいかとも思ったけど、思い出してみると映画もハマらなかった。マドカたちが超人すぎて、SF。頭いい人たちにしか見えていない世界があるんだろうなー、と言う感じ。あまり好みのジャンルではなかった。
が「ナイス!」と言っています。
カズ
勉強が思うように捗らない。集中力が途切れ、中身が全然頭に入らない。解決方法はないかと本書を拝読。ターゲットとしている年代とは違うが、正直今の自分にも十分ためになる内容。日々座位でPCと向き合い、同じルーティンで生きている人は気をつけた方がいい。「ボーッと生きてんじゃねーよ」とは有名な台詞だけど、まさしく。耳が痛い。体だけでなく、脳の基礎体力も意識して維持向上していかなければいけない。私も海馬様を敬い熱意を伝え、運動も交えながら脳トレを実践したい。何より、良質な睡眠が大前提。まず、そこをどうにかしないと…。
が「ナイス!」と言っています。
カズ
最後は盛大すぎて、おいてけぼりくらった。
が「ナイス!」と言っています。
カズ
愛すべき親が子供を傷つけ、安心するはずの家が恐怖でしかない。こういった家庭環境の子供が実際にいる。そう分かってはいても、事件になった後のニュースやフィクションでしか見たことがないからどこか実感がわいていない。気づかなかっただけで、身近にも助けを求められず苦しんでいる子がいたのかもしれない。希薄になる人間関係の中で、他人の家庭に干渉することは難しい。でも大人として、子供たちのために何が出来るかもっと真剣に考えないといけない。気づいてあげることも出来ない頼りない大人でごめん。どうか諦めずに声をあげてほしい。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2011/10/16(4792日経過)
記録初日
2010/09/27(5176日経過)
読んだ本
507冊(1日平均0.10冊)
読んだページ
175551ページ(1日平均33ページ)
感想・レビュー
72件(投稿率14.2%)
本棚
7棚
自己紹介

しばらく読書から離れてしまったけど、最近復活。

読むペースは遅めなのに、読みたい本ばかりたまっていく。
どうしたらいいのか。

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