延命治療の中止、、、難しい問題だと思った。裁判とは事実を置き去りにした知恵比べなのか。控訴後が知りたかったなあ。

いつからか、ブログを読ませていただいてたけど、テレビに出演されたことや本を出されていることは後から知った。最近、本が手に入り一気読み。私も癌はさわりたくない、治療したくないと思っている。が、果たして本当に自分が癌になったら、標準治療を断れるか自信ない。自分を持っているとは、こういうことなんだろうな。

東野さん、数ある作品のなか、なぜ、今までコレを読んでなかったのか、と慌てて読んだら、まあ、ラストはポロポロ涙をこぼしてしまった。夫婦と親子の深い愛が切ない。

医療系は興味あるから読みやすいけど、政治まで絡んでくるのね〜と身構える。 2008年頃から発表された小説みたいだけど、その頃から医師の負担を減らす医療看護師は考えられていたのか、今はスペシャリストとして活躍されてますものね、凄いな、と思いました。早く、次を読まなくては。

延命治療の中止、、、難しい問題だと思った。裁判とは事実を置き去りにした知恵比べなのか。控訴後が知りたかったなあ。

親はいつまでも変わらないと、心のどこかで軽く考えていた自分がいた。まさに、今、現実問題となってきているところに、タイトルが目につき図書館で借りた。 どんな状況でも人のせいにせず、その時できることを一生懸命にしていたら、好転するのだろうか。

ああ、こんな風に、頭の中が行ったり来たり、記憶を辿ろうとしたり、それすら、ま、いいかってなったり、ゆっくり現実から離れていくのかなあ、と切なくなった。 老いは誰でも迎える。読んで良かった。