過去2作と違って、各章をまたいで複数の登場人物が並行に描かれていて、最後まで人物イメージが把握できないままだった。既出の睦子さんだけは認識できたけど、他の4人は頻繁に視点が入れ替わるために、誰のこともちゃんと認識できないっていう（笑） 考え事のきっかけとなるエッセンスはたくさん散らばっていたし、終盤に向けて一人ずつ自分の悩みとの折り合いがついてゆくのを見届けられたのはよかった。

夢枕獏『菓子女仙』を読みたくて。前頁の夢枕獏さん×佐藤嗣麻子監督の対談記事もとても良かった。

アジアが舞台のエッセイ集かと思いきやめちゃめちゃ小説だったし、最後の作品以外は国内がメインステージだった。どれもさらりと読めるサイズで一瞬で読み終えた。最後の2作品がだいぶ個性強かった。「月下老人」の探偵事務所のふたりの話はもっと読んでみたくなったな〜。

家族が持っていたので貸してもらった。羅臼の昆布で出汁とって湯豆腐とか食べたい。

過去2作と違って、各章をまたいで複数の登場人物が並行に描かれていて、最後まで人物イメージが把握できないままだった。既出の睦子さんだけは認識できたけど、他の4人は頻繁に視点が入れ替わるために、誰のこともちゃんと認識できないっていう（笑） 考え事のきっかけとなるエッセンスはたくさん散らばっていたし、終盤に向けて一人ずつ自分の悩みとの折り合いがついてゆくのを見届けられたのはよかった。

おもれー。そして一瞬で読み終わってしまった（笑）

地球を眺めながらかじるドーナツ、どこまでも静かで、甘くて、寂しい。ひとつずつ減ってゆく居住ユニットは最後はひとつかふたつになって、管理人もいないのだなぁ。