私も母を癌で看取ったので当時を思い出しながら読んだ。“人は生きてきたようにしか死ぬことができない/介護者次第でその人がかわる/欧米人は祈りにすがり、日本人は食べ物にすがる/静かに息を引き取ったとき、皆からあふれたのは涙ではなく、惜しみない拍手でした/患者さんが主人公の舞台に、我々も上がってみんなで楽しい劇をする/死んでいく人は、自分だけでなくみんなにとって一番いい日を選びます。それだけは信じている”母もこの日しかない一番いい日に旅立ったから信じていいですよ(^^)

魂が揺さぶられるような…すごい本だった。中学受験なんて考えたこともなかったけど、受験に限らず親は子どものことになると冷静な判断ができなくなるのはよくわかる。自分と子どもは違うのに、子どもの人生なのに、子どもが決めることなのに…純粋で素直な子どもを誘導するようなこと、自分もしちゃったなあ(*_*;読んでて辛くなったけど心理描写が圧巻でグイグイ惹き込まれイッキ読み。後半は自然に涙が溢れて止まらなかった。

最近片づけテンションがゼロモードなので、イメージトレーニングを兼ねて再読^m^まずは現実を知る→整理(デトックス)→収納→インテリア/出しっぱなしのものから片づけるとリバウンドしやすい/集中力が続くのは90〜120分。無理せず狭い範囲から/範囲を決めたら全部出す。途中で捨てない、収納しない/部屋が散らかる原因は性格ではなく仕組み。まずはものを変え、次に場所を変え、結果的に人も変わるのが理想の仕組み/汚部屋の最大の問題は風景になって気づかないこと。現実を知る上で大切なのは客観視φ(..)

潔癖症のミニマリスト朝陽とゴミを捨てられない汚部屋住人友笑。2人とも親の影響でこじらせちゃったのか。育った環境って大きいんだな。自分はどちらでもないけど小説によって自分とは違う価値観や状況を疑似体験できて面白かったし学びも多かった。“ゴミが人をかたちづくる”…深いな。健全なゴミを出せるよう、買う前からよく考えていきたい。ゴミ出しで思う事。我が家は4人家族+犬1匹、出すゴミは指定ゴミ袋小サイズ1袋か出ても中サイズ1袋。うちより少ない家族構成で毎回大サイズ2袋とか出してる家庭が多いのに驚く。

“霊の記憶が視える”探偵・天野春近シリーズ第2弾。今回も惹き込まれてイッキ読み。やっぱり春近と楓のやり取りは癒やされるな(*´∀｀*)“あなた、普段の探偵業務はちょっと……割とへなちょこだからね/あなたのいいところは、笑顔が朗らかなところだよ/愛嬌があるよ。犬みたいな感じ/能天気そうだと警戒されないから、いいんじゃない。長所を情報収集に活かしなよ”^m^今回もしっかりミステリを堪能できました。でも真相が(TдT)切なすぎる。被害者の親に真実を言わない春近の優しさが沁みた(;_;)

霊が視える探偵天野春近が霊の記憶を読み取りながら真相を探る。ワトソンのように優秀な中学生楓のアドバイスから真相に近づく緩い感じも親しみがあって面白かった(*´∀｀*)何げに楓の家政婦すみれさんが作る料理が美味しそうで食べたくなった(๑´ڡ`๑)続編も借りたのですぐ読もっと。

面白かった(*´∀｀*)登場人物みんな素敵で言葉がすっと心に沁みた。凛とお父さんの話いいな。“明日が来るのが楽しみになるくらい準備する”碧が暖平に話した『こ・こたつ』の話もグッときた。“お前はさぁ、出会ったものでできてるんだよ/今のお前はこれまで出会ったすべてだ。でも、未来のお前はこれから出会うすべてだ/俺たちは何を見るか、何を聞くか、何を感じるか、何を経験するかによって、世界に対する認識が変わる”ラストも良かった(о´∀`о)

最初はどんな展開になっていくのか、Xは誰なのか、面白そうと思ったけど、いまいちよくわからなかった。隠蔽は結局みんなの首を絞めるだけ。その場しのぎではなく先々の事まで見通す目を持たないと(-_-;)24時間たって死亡したら死亡事故じゃないとは初めて知った。

映画は見てないけど配役ぴったりだなと思いながら読んだ。文章を読んでるだけで映像がイメージできた。輪花気付いて、どっちもやばいよ(;´Д｀)身近にこんなにやばい人が沢山いるの怖すぎ。親の病院付き添いの暇つぶしに読む本ではなかったな(^_^;)

第9回ポプラ社小説新人賞受賞作。読みやすくてあっという間に読了。面白かった。生きづらさを抱える人はきっと沢山いるんだろうな。まずは自分を好きでいられる行動を取ろう(*´∀｀*)“その言葉は、今まで味わったことのある喜びの上限を軽々と突破した”とか、言葉選びが上手い。二木が広一の書いた小説のよくない点について言った内容、自分が読んでて面白い面白くないと判断する部分。これをわかってるからこそこんなに面白くスラスラと読める作品になったんだな。これが30歳デビュー作とは思えない。これからが楽しみ。

や、やっと読み終わった(*_*;登場人物多すぎで、出てくる人出てくる人みんなヤバい人で、それなのにみんな普通の顔して暮らしてる(-_-;)混乱しまくりで読んでも読んでも全然頭に入ってこず(?_?)腑に落ちないまま終わった感じ(^_^;)

16歳で亡くなったいのりと10歳の理人が20歳になるまでの話。変わらないいのりと成長していく理人の挿絵にしんみりしてしまった。いのりが殺された真相が切ない。さらっと読めて適度にミステリもあって終わり方もなかなか良かった。

幽霊は沢山出てくるけど全然怖くない。生きてる人間の方がよっぽど怖いな。視える光希と視えないけど触れる頭島と霊感0だけど人間力が高い奥さんによる優しいゴーストバスター物語。Get a Lifeにはヒマかっ⁉とちゃんと生きろ！と人生を取り戻せ！の意味があるんだ。最終話の浩太朗の話にグッときた。「人生を無駄にしないでちゃんと生きろ/いつまでも嫌なことや辛いことに囚われていて欲しくない。これから先は楽しく暮らして欲しい」ペイ・フォワードの精神もいいな(*´∀｀*)

私も母を癌で看取ったので当時を思い出しながら読んだ。“人は生きてきたようにしか死ぬことができない/介護者次第でその人がかわる/欧米人は祈りにすがり、日本人は食べ物にすがる/静かに息を引き取ったとき、皆からあふれたのは涙ではなく、惜しみない拍手でした/患者さんが主人公の舞台に、我々も上がってみんなで楽しい劇をする/死んでいく人は、自分だけでなくみんなにとって一番いい日を選びます。それだけは信じている”母もこの日しかない一番いい日に旅立ったから信じていいですよ(^^)

やっぱり運動は大事だね。ダイエットとか何も気にせず欲望のまま過ごしてきてもなんとかなったのは40代半ばまで。更年期世代になって筋力低下、下腹ポッコリに危機感を抱き始めて図書館で見つけた本。2011/01/25に出版された本か。その時に読んで継続してたら今頃は…今からでも遅くはないと信じてやってみようと思える本でした(о´∀`о)カーブスのステップもしっかり90度意識して膝上げようっと。

シリーズ2作目。前回は短編集だったけど今回は2話に繋がりのある長編集だった。前作はホラーだと思って読んだら違ってたので今回も「で、種明かしはなんだい？」と軽く構えていたらなんだか風向きが違う^^;怖いじゃないか(ﾟＡﾟ;)レインコートで謎が解けた感じだったので、ホラーじゃないと安心して種明かしを読んでたら最後そうきたか。いくらお得でも不便で、4人も死んでて、老人たちに監視されてるようなところに家を建てて住みたくないな(-_-;)手抜き工事もやめて(_ _;)

そんなに車に関心があるわけじゃないのに「EV」「ラストエンペラー」と続けて読んでしまった。当たり前に乗っていたガソリン車が電気自動車になるってすでに決まっているのに実感がわかない(-_-;)車産業で保っているような日本経済、後手後手の政策と柔軟に変化に対応できているのか不安な企業でこの先どうなってしまうんだろうと不安しかない。「企業において仕事は与えられるものであり、選ぶことはできないんだ。会社から任命されなければ、どれほど優れた才能や能力を持っていても、仕事に従事することはできない」ほんとこれだもん。

政府の決定待ちだ/今、決断しなければ、五年後に大きなツケとなって返ってきます/大きな変革は時間がかかるんだ/その間にすべてがさらに大きく変わります。乗り遅れると手遅れになります。残念ながらバブル以降、日本は多くの変革に乗り遅れています/我々に必要なのは決断のスピードです/結果が出てからの決断では、遅すぎます…目まぐるしく変わる世界情勢に今の超高齢政治家ばかりが幅を利かせてる日本はますます世界から取り残されていくのか不安しかない(-_-;)政治家も定年必要だよ…

自分の親と被るとこが随所にあって色々思い出してしまった。杏子が「怖いの」とそれまで抑えていた感情が溢れ出すところは涙なしでは読めなかった(TдT)末期癌って、死へのゴールが決まってるから辛いんだけど、本人も家族も心の準備ができていくんだよね。でも、病気になってからじゃなく元気なうちにやれることはちゃんとやっておきたいな。