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2025年6月の読書メーターまとめ

たこ
読んだ本
20
読んだページ
6550ページ
感想・レビュー
20
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2025年6月に読んだ本
20

2025年6月のお気に入り登録
4

  • もりくに
  • starly
  • かなで
  • ブルちゃん

2025年6月のお気に入られ登録
5

  • もりくに
  • るみえーる
  • 愛の伝道師カロン@ただで食うカツ丼は、美味しいですよっ
  • かなで
  • ブルちゃん

2025年6月にナイスが最も多かった感想・レビュー

たこ
ネタバレ著者初読。地元・大津への深い愛情と、「やりたい事をやってみないとわからない」という信念が光る青春小説です。主人公・成瀬あかりは一見突飛な行動をとるけれど、その裏には一貫した強い意志があり、読んでいるうちにどんどん惹かれていきました。大津の風景や地元スポットが丁寧に描かれていることで、物語により深みが生まれています。成瀬のように、自分の「好き」や「やりたい」に正直でいることの尊さを教えてくれました。行動することでしか見えない景色があると気づかせてくれる、前向きで心が軽くなる一冊です。
が「ナイス!」と言っています。

2025年6月にナイスが最も多かったつぶやき

たこ

今年は「積読を減らす」という目標をたてたのに、ブックオフのGWセールにやられてしまいました…たこさんの2025年5月の読書メーター 読んだ本の数:21冊 読んだページ数:7581ページ ナイス数:843ナイス ★たこさんの2025年5月に読んだ本一覧はこちら→ >> https://bookmeter.com/users/1458961/summary/monthly/2025/5

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2025年6月の感想・レビュー一覧
20

たこ
ネタバレ著者初読。地元・大津への深い愛情と、「やりたい事をやってみないとわからない」という信念が光る青春小説です。主人公・成瀬あかりは一見突飛な行動をとるけれど、その裏には一貫した強い意志があり、読んでいるうちにどんどん惹かれていきました。大津の風景や地元スポットが丁寧に描かれていることで、物語により深みが生まれています。成瀬のように、自分の「好き」や「やりたい」に正直でいることの尊さを教えてくれました。行動することでしか見えない景色があると気づかせてくれる、前向きで心が軽くなる一冊です。
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たこ
ネタバレパイセン本。もともと児童書として刊行された作品とのことだが、大人が読んでも十分に楽しめる一冊だった。平易な文体でテンポよく物語が進むため、読了まで一気だったが、終盤に差しかかっての意外な展開には驚かされた。すべてが明かされるわけではなく、むしろ曖昧さが残るラストにこそ、本作の余韻と深みがあるように感じられる。読後には自然と考察を巡らせたくなり、他者の解釈に触れるのもまた一興だ。単なるジュブナイルにとどまらず、読者の想像力と思考を刺激する良質なミステリだった。
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たこ
ネタバレ改訂完全版2作目。このシリーズの特徴の一つとして、キャリア官僚による一般事務官に対する態度の悪さ、傲慢さがあると思っていますが、今回はだいぶマイルドになっている様な気がしています。自己修復するというFOV人工血管が科学誌に掲載されることになり、その研究リーダーが幼馴染の如月智美だと知る。若干25歳の大学院生である彼女は偉業を成し遂げ注目を浴びる様になるが、論文に瑕疵が多い事から捏造疑惑が…今回はタイやインドまでフッ軽で飛び回り問題解決。このシリーズは内容が理系的で難しいけど、落ち着いて読むには丁度いい。
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たこ
ネタバレ著者初読。KU。ほのぼのとしたスローライフが魅力の異世界ファンタジー。主人公アズサが、ストレス社会から解放されてひたすらスライムを狩るだけの日々を300年過ごすうち、気づけば最強になっていた…という緩やかな設定が心地よく、読んでいて癒されます。仲間になるライカや双子スライムたちも個性豊かで可愛らしく、登場人物との穏やかな交流が物語に温かみを加えています。バトルよりも日常のやりとりや小さな事件に焦点を当てており、読後感はとても優しい作品でした。疲れたときにぴったりの一冊です。
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たこ
ネタバレパイセン本。スクールカウンセラーの奥貫千早、「人を殺してみたい」という強烈かつ純粋な衝動を抱える野津秋成、凶悪犯罪で15年の服役を終えた入壱要、「包摂は洗脳になる得る」と説く千早の恩師寺兼、この四人を中心に物語が展開される。終始重苦しい展開だが、目を話すことができない。「排除せずに理解するほうが正しい」という言葉だけでは済まされない。リスクや責任も背負った上で、包摂は本当に可能か?と社会が他者をどう扱うべきかをずっと問いかけられる。入壱に関しては私は受け入れられないけど、他の問題は自分でもわからないなぁ。
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たこ
ネタバレ著者初読。KU。『幽明の求道者』というゲームの世界に悪役モブとして転生したオクリー・マーキュリーが前世の記憶を頼りに生き抜いていこうとする物語。web版(未読)よりも控えめという事だが、だいぶグロい‪(TωT)‬。偽の情報を流したスパイに対する拷問などはサラッとではあったが、やっぱりグロい。そしてヒロインで『アーロス寺院教団』の序列六位の幹部ヨアンヌ・サガミクスは仕草が乙女なものの発想がヤバい(;꒪ö꒪)というか、幹部みんなの発想がヤバい。グロ耐性のない私にはちょっと合わなかったかなぁという印象。
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たこ
著者初読。KU。『裏の世』に身を置く殺し屋の黒木猫丸と、『表の世』に身を置きながら右腕に巻き付けた包帯とハーフツインが特徴的な中二病全開の竜姫紅音。この二人が高校で席を並べることから起きる勘違いラブコメ。最後まで紅音の中二病セリフの意味がさっぱりわからなかったw。紅音の唯一の理解者で親友の咬狛九十九がなかなか悪い(いい意味で)キャラで、勘違いでズレていく二人を更に振り回す。この九十九こそが本当は『裏の世』の人間では?と思うほどに追い込んでいくw最初はヒロインの言動に痛々しさを感じたが、さらっと読めて良き。
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たこ
ネタバレ結局、的矢六兵衛とは何者だったのか?下巻に入り著者得意のコメディ要素がヒートアップする傍らで、六兵衛自身もどんどん上席へ移りゆき途中鰻で腹を壊しつつも、最終的には明治天皇の龍顔を真正面から見つめるまでに大出世(?)する。そんな六兵衛を見守る者たちは最初こそ「排除必至の異物」として接していたのが、そのうち「忘れられた武士道」や「崩壊した幕府の未練」を体現する尊敬と畏怖の対象となり、最後には滅びゆく武士の気高さや時代に抗う孤高の魂をその存在に感じるようになる。言葉少なでも信念を貫く姿が心に深い余韻を残す。
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たこ
ネタバレ薄々感じていたのですが、カルエルの言動にはやや幼さが目立ちどうにも引っかかるものが…やはりどれほど親しい間柄であっても礼儀は必要で、「ごめんなさい」と素直に言えない姿勢には読む側としても少し距離を感じた。しかし、クレアが要人として退避以降、学生達も否応なく「空の一族」との戦いに巻き込まれ、物語が大きく動き出す。中でも、ミッチャンとチハルのコンビは本当に健気で、胸を打たれた。最期に見せたあの侠気には、只々頭が下がる。できることなら、二人には幸せな未来を歩んでほしかった…静かに余韻の残る、印象深い結末でした。
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たこ
ネタバレシリーズ2巻。前作で涼のアベルに対する口調がちょっとないなって思って続きを読もうか迷っていましたが、結果としては読んで大正解。そもそも涼とアベルの会話自体があまりなかったから、純粋に物語の世界を楽しむ事が出来た。遂に『爆炎の魔法使い』オスカーと対峙した涼。最初からお互い相手を殺すつもりで、読んでる私がハラハラ。それにしても今回は一気に涼の世界が広がったように思います。山場が何度も訪れますが展開の早さが心地良い。どんどん読み進められて、読む前の逡巡がなんだったのか?と思うくらいに楽しんだ。続きも読む。
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たこ
ネタバレ時代小説だと思って読み始めたらどうやらミステリーっぽい雰囲気。西郷隆盛と勝安房守の談判により江戸城不戦開城が決した折、尾張徳川家の御徒組頭である加倉井隼人が官軍の先手として決死の覚悟で江戸城へ乗り込む。御書院番士の的矢六兵衛という男が居座り、話しかけても応答なしで微動だにしない。まぁ、偶には動く様ですが、怨みつらみなどの穢れが残っては困ると西郷どんが言ってるらしいので、兎に角自分の足で城から出ていってもらいたい。そのためにあれやこれやと調べているうちになんだか奇妙な事に。どうなるか全く見当つかず下巻へ。
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たこ
ネタバレ著者初読。KU。なんか流行ってるのかな?と思い試しに読んでみたらいい意味で裏切られた。面白いんだけどそれだけではなく、なんかすごく温かい物語。子供の道徳用に使ってもいいくらいの物語でした。「永年の魔女ファウスト」の弟子の魔女メグ・ラズベリーが住む街は英国風で携帯やパソコン、車もある現代風の世界で、口は悪いがとても前向きで親友からはポジティブモンスターと呼ばれる。そこで17歳の誕生日にお師匠から余命一年の死の宣告を受ける。山場みたいなものはないけど会話のテンポがよくスラスラ読める。続きが楽しみ。
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たこ
ネタバレパイセン本。今回は登場人物の会話や心情よりも数学やその哲学的な問いを掘り下げるような論考の要素が強いと感じ、若干の読みにくさを感じた。でも題名が「ユークリッド・エクスプローラー」だから、【知の幾何学的世界を探索するもの】といった意味だとすれば、作中の栢山やその他の高校生たちの迷いの描写にも納得できる。よく考えてみれば、この頃って確かにいろんなことを考えて堂々巡りしてそれでも答えは出なくて、だけどどこかで折り合いをつけてって感じだったように思う。なので、数学に青春を捧げる若者たちの成長譚として大変楽しめた。
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たこ
ネタバレ講談社版は読了でしたが内容は全く覚えていなかったため今回も新鮮な気持ちで楽しめた。文科省に勤務する水鏡瑞希は「研究における不正行為・研究費の不正使用に関するタスクフォース」に配属される。最初は所謂官僚と一般職の隔絶が際立っているが、それも複数の事案をこなす度に解消されチームとして機能し始めていく。そして霞ヶ関の常識を覆していく瑞希の活躍にはただただ喝采。松岡先生の作品では珍しく誰も死なない物語なので安心して読めたw
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たこ
ネタバレシリーズ3作目の『神聖ミスラ教国編』。教皇アスティラとクレイス王との会談場面から始まりますが、最初からバチバチな雰囲気。そんな中リーンがミスラの皇子の成人式にお呼ばれしたけど、これはもう絶対なんかあるやつ!なので出発までの数ヶ月でレベルアップを図る訳ですが、ノールが遂にギルバートの名前を覚える!これは胸熱展開wロロも6聖に弟子入りし見違えるほどに変化。リーンもノールから得たヒントをもとに超覚醒。最後はリーンの無双状態で次巻へ続く。夢中になり過ぎて「アレっ、もう終わり!?」となった。
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たこ
ネタバレ著者初読。子供が読みたいとの事で買いましたが、ちょっとまだ早かったかな?というのが正直なところ。実際子供に感想を聞いても「ちょっとよく分からなかった」との事。5つの短編からなる本作。後からなるほど!と思う伏線ばかりでしたが、ほとんど気が付けなかったw映画にもなる様で話題性はあるんだと思いますが、私個人的には長編の深みのある物語が好き。でも話のネタとしては良かったのかな?最初の「惨者面談」が1番面白かった。
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たこ
ネタバレ著者初読。KU。あ、甘い・・・甘いが過ぎる。ちょっとこういうのは初めてかも。前情報無しで読み始めたから心の準備が全くできていないところに甘いが突き刺さりましたw。プロローグで主人公の母親が出てくるあたりで「これはちょっと違うぞ?」と思ったものですが、主人公の前原真樹とヒロインの朝凪海の関係がとてもよい。読んでる間ずっと「ユーたち、付き合っちゃいなよ!」と思ってた。クラスの人気者で海の親友である天海夕もだんだんサイコパスみが深くなり、今後の絡みもどうなってくるのか気になるところ。たまにはこういう物語も良き。
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たこ
ネタバレ面白過ぎて一気読み。引き続き昭和57年、愚連隊の呉寅会の無茶苦茶ぶりが続き、ガミさんも事あるごとに沖寅彦に絡んでいく。金的からの目潰し…考えるだけで痛い。そして20年後に舞台が移りようやく日岡が登場。なるほど!勝手に過去の話だけかと思ってましたが、そういう流れだったのねーと1人納得。前作で極道と兄弟の盃を交わした日岡は部下5名を率いる頼もしい刑事になっていた。自分の手柄や面子ばかり気にする上司もやり過ごし、呉寅会に肉薄する。最後の沖と三島の遣り取りにはヒリヒリしたものがありました。まだまだ続編希望します。
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たこ
ネタバレシリーズ3作目。「ガミさん」こと大上章吾が帰ってきました。暴力団をバックに持たない愚連隊である呉寅会を仕切る沖寅彦。カタギには手を出さないが、暴力団や暴走族相手には容赦がなく奪い、殺す。五十子会に妻子を奪われたガミさんは、復讐を誓いつつ、沖たち呉寅会を泳がせているのかな?今回も広島弁モリモリでしたが楽しく読了。中学生の時只管「BADBOYS」で鍛えたので、濃い目の広島弁にも難なく対応。これから下巻ですが、もうすぐこの物語が終わってしまうと思うと今から寂しい。モツの天ぷらってあるんですね、是非食べてみたい!
が「ナイス!」と言っています。
たこ
ネタバレパイセン本。とっても不思議な物語でした。手前味噌ですが、私は数学が苦手でしたが決して嫌いではなかったと思う。なので作中に出てくる数式などはさっぱり理解出来ませんでしたが、何故かもの凄く読みやすい。数学オリンピックに挑戦するレベルの高校生の物語。みんな平均以上に数学が出来る訳ですが、問題への取り組み方やそもそも何故数学なのか?といった部分が人それぞれで、そんな高校生たちの成長の物語。とにかくリーダビリティという観点から、私の中ではかなりの上位。そして内容も面白く大満足の読書体験でした。続きも楽しみ。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2023/12/26(725日経過)
記録初日
2022/12/07(1109日経過)
読んだ本
1216冊(1日平均1.10冊)
読んだページ
436097ページ(1日平均393ページ)
感想・レビュー
516件(投稿率42.4%)
本棚
6棚
自己紹介

ジャンルは問わず、気になるものを気ままに読んでいます。
ただしホラーやグロ系はちょっと苦手です。

通勤中の電車内で読むことが多いので、文庫サイズが基本スタイル。
読書メーターを使い始めてから、新しい作家さんとの出会いがぐっと増えて、本を読む楽しさがさらに深まりました。

ポジティブなレビューや、読書を心から楽しんでいらっしゃる方には、こっそりフォローさせていただくことがあります。
レビューは自分用の記録も兼ねているため、ネタバレが多めかもしれません。ご了承ください。
2025年より感想はChatGPTにお手伝いをしてもらっています。

お気に入り登録・解除などはご自由にどうぞ。
どうぞよろしくお願いします。

*2025年7月30日

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