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2024年10月の読書メーターまとめ

てくの
読んだ本
3
読んだページ
1448ページ
感想・レビュー
3
ナイス
53ナイス

2024年10月に読んだ本
3

2024年10月のお気に入られ登録
3

  • 散文の詞
  • Kircheis
  • 中玉ケビン砂糖

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

てくの
初島田荘司。40年以上前の事件を解き明かすという舞台設定、事件を最初に見た時の不可解さ、キャラクターデザイン、どれを取っても非常に楽しめた。必要なものだった事はすぐに分かるのだが、冒頭の平吉手記は読みにくく文量も多いので「これがずっと続いたらどうしよう…」と困惑。挑戦状を2度も叩きつけられたにも関わらず、フーもホワイもハウもさっぱり解らなくて悔しいと同時に先が気になる楽しさを実感。綾辻行人の館シリーズの島田潔はここから産まれたんだなと感慨深いものがあった。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
3

てくの
面白かった!不動やアリスなどの心惹かれるモチーフ、推理したがる探偵たち、古典ミステリへのリスペクトとオマージュ、それらを十二分に"みんな"味わった上でのラストには度肝を抜かれた。他のミステリを読む時でさえもこの本のラスト付近のセリフが脳裏を過る、そんな予感がしている。カーテンが開いて始まり、カーテンで終わるのは演劇仕立てで最高。藤木田老のその後や増えた焼死体辺りが全然わからなかった。暗黒の中をどこに着地するかも分からずに彷徨うような唯一無二の読書感覚だったので年月を置いて再読をしたい。
が「ナイス!」と言っています。
てくの
講談社文庫ミステリーフェアに釣られて購入。それぞれが探偵気分で事件を突っつき回して更に煩雑になっている印象。上巻で起こった事件(事件なのか?)において真実が全然わからないままに次のが起こりまた起こり…で気づいたら読み終わっていた。推理パートでみつしりと見開き1ページ演説するのが多いかと思えば、スッと地の文数行で日が一気に過ぎる事もあり、読んでいて疲れた。けれど理詰めになりすぎない程度に呪いやアイヌなんて要素も出てきて非常に楽しい。
が「ナイス!」と言っています。
てくの
初島田荘司。40年以上前の事件を解き明かすという舞台設定、事件を最初に見た時の不可解さ、キャラクターデザイン、どれを取っても非常に楽しめた。必要なものだった事はすぐに分かるのだが、冒頭の平吉手記は読みにくく文量も多いので「これがずっと続いたらどうしよう…」と困惑。挑戦状を2度も叩きつけられたにも関わらず、フーもホワイもハウもさっぱり解らなくて悔しいと同時に先が気になる楽しさを実感。綾辻行人の館シリーズの島田潔はここから産まれたんだなと感慨深いものがあった。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2024/02/13(287日経過)
記録初日
2024/01/11(320日経過)
読んだ本
35冊(1日平均0.11冊)
読んだページ
14439ページ(1日平均45ページ)
感想・レビュー
31件(投稿率88.6%)
本棚
1棚
性別
現住所
新潟県
自己紹介

読んだ当時の感想備忘録

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