ミステリー好きによるミステリー好きの為のミステリーです！良くも悪くもまっすぐ王道なミステリー……で終わらず、そこからが本番とでも言うかのような怒涛の展開。起承転結+転結って感じです。面白かったぁ

久しぶりに綾辻センセの長編を読了。全寮制の名門女子校を舞台にしたミステリー。館に負けず劣らずジメッとしたオドロオドロしさに、これから巻き起こるであろう展開にワクワクしながら読めた。しかし『赤い』『緋い』『めりー…くりすます…』が多すぎる(ﾉ∀`)

青空文庫をKindleにて。面白いですね、絵のないマンガを読んでる様でした。語り口がナレーションっぽく、場面を想像しやすい。テンポも軽妙で明智さんが登場してからは痛快！娯楽の少なかった当時、子供たちは夢中になったんでしょうね。改めて偉大な名作だと再認識。ひらがなが多くて少し読みづらかったけど…

女性編集者、売れない小説家、ベテラン装丁デザイナー、就活中の書店員、田舎町に住む美容師の読者と章ごとに主人公が変わっていく。1冊の小説をキッカケにそれぞれが抱える心のモヤモヤが晴れていく…デザイナーさんの話で泣けてしまった。心温まるホッコリとした作品。『さよならドグマ』みたいな作品に出会ってみたいものです！

いやはや難解でした…最初の占星術の件なんか何を書いてるのか全く理解出来ず、ようやく御手洗・石岡の2人の場面になっても、賢い2人のやり取りに馴染めず、海外の作品を読んでるような感覚でした。評価の高い作品ですし、『島田』『潔』の名前の由来でもあるのでもっと理解し入り込みたかった…読解力をつけて再読にてリベンジしようと思う

ミステリー好きによるミステリー好きの為のミステリーです！良くも悪くもまっすぐ王道なミステリー……で終わらず、そこからが本番とでも言うかのような怒涛の展開。起承転結+転結って感じです。面白かったぁ

9月1冊目は加賀恭一郎シリーズから。全9章からなる構成で各章ごとに捜査対象が変わる。まるで連作短編集を読んでいるような読み心地。そのどれもが家族愛がテーマとなっている。ホロりとする場面もあった。相変わらずの慧眼の持ち主ではあるが、今作の加賀さんはだいぶ人情味溢れる男に感じた。とにかくめちゃくちゃ面白かった😌ドラマ観とけばよかったなぁ…