ネタバレ★★★★★ 面白かった！ 署長となった主人公竜崎がとある立てこもり事件を解決し、その後様々な点から吊し上げを食らうも、警察社会の中で奮闘する話。 とにかく話の内容に引き込まれてページをめくる手が止まらず、一気読み。 主人公の竜崎は警視長という階級なのに呆れるぐらい正々堂々とした性格で、嫌味な登場人物を正論で切り捨てていく様は読み進めていて実に痛快である。 竜崎の心理描写も実に丁寧で、人物像に説得力がある。 また、立てこもり事件も後半意外な展開になっていき、ミステリ要素も申し分無い。 オススメ。

ネタバレ★★★★★ 面白かった！ 署長となった主人公竜崎がとある立てこもり事件を解決し、その後様々な点から吊し上げを食らうも、警察社会の中で奮闘する話。 とにかく話の内容に引き込まれてページをめくる手が止まらず、一気読み。 主人公の竜崎は警視長という階級なのに呆れるぐらい正々堂々とした性格で、嫌味な登場人物を正論で切り捨てていく様は読み進めていて実に痛快である。 竜崎の心理描写も実に丁寧で、人物像に説得力がある。 また、立てこもり事件も後半意外な展開になっていき、ミステリ要素も申し分無い。 オススメ。

ネタバレ★★★★☆ ちょっと良かった。 脱獄した死刑囚の少年を時間や場所、視点を変えてその人物像を掘り下げていくストーリー。 シナリオの構成はイノセント・デイズに似ている。 特に意外な展開や結末になったりせず、淡々と物語が進んでいく。 中盤は話の内容にあまり面白みは無く、反面クライマックスは緊張感があって引き込まれたが、結末は失速した印象。 そもそも少年が犯人であると結論づけられた根拠が初老の駐在員の主観と状況証拠のみである点が腑に落ちない。 これなら冤罪で死刑になっても仕方が無いと納得させて欲しかった。

ネタバレ★★★☆☆ まぁまぁ。 「時々ボソッとロシア語でデレる」要素以外は学園系ラノベのテンプレストーリーそのものといった感じ。 そのロシア語要素もごく僅かで、本書タイトルと主人公のセリフ数文字、挿絵に数文字ぐらい。 本編中ヒロインが喋るロシア語は日本語表記のみなのがマイナス点。 主人公も本気出せばすごいけどやる気が無いやれやれ系なのもマイナス点…だが、読んでて苦痛とまではいかない程度。 アニメもやってて、ヒロインの声優はロシア語専攻の上坂すみれさんなのでロシア語要素を楽しみたければアニメを見るといいかも。

ネタバレ★★★☆☆ まぁまぁ。 とある不可解な事件の真相をネタに探偵と敵キャラがあーでもないこーでもないと論争する話。 胡散臭い宗教団体の話だし、登場人物のアクの強さにも疲れてしまってろくに推理せずに読み終えてしまった。 仮説のトリックもやたらと大仰で、登場人物は一所懸命に説明してくれているのだがどうにもイメージが沸かず飲み込めなかった。 ただ、探偵は敵キャラの立てる仮説に反論する形で論理展開する訳だが、各反論を統合すると矛盾が生じる構成はちょっと巧いなと思った。 真相はちょっと拍子抜けであまり納得いってない。

ネタバレ★★★☆☆ まぁまぁ。 ちょっと趣向を凝らしたホラー小説。 ポケットティッシュと同じサイズなのが目を引く。 色々な仕掛けを楽しむなら紙の書籍で買うのをオススメ。 話の内容自体は特出する事の無い普通のデキなので電子書籍で買う意味は無い。 小さいサイズで60ページしか無いので1時間もせずに読み終わり、コスパも悪い。