ネタバレ恋愛小説…だったみたい。鍵を開けられる少年が、否応なしに犯罪に巻き込まれていって獄中で書いた手記という話なんだけど…恋愛小説だな、これは。

ネタバレ古典部シリーズ第一弾、というのを読了してから気づいたので、シリーズ化されていることがまず嬉しい。主要キャラクターの掛け合いもよく、楽しい。

ネタバレがっつりＢＬでびっくりした。DNAレベルで惹かれる、ということがあるのかな。

ネタバレのの、と、はな、の、数十年に及ぶ手紙やメールのやりとり。その人がなくてはならない、その人が自分の全て、と感じるような相手に出会えることは幸せなんだと思う。たとえその関係が永遠に続くものではなくても。次の段階へ先に昇華させられたほうと、取り残されたほう、その時間差が苦しくはあるだろうけれど。

ネタバレ昔話を今の法律で裁いたら？前にテレビで見て気になったので。結論は明確にされていないけれど考える道筋みたいなのを裁判員の視点から示してくれてるような感じ。面白い。

ネタバレ独特な人格の人。周りと同じことを自然にすることが苦手で、合理的判断を優先してしまう女性。まわりにとって自分が異物である、ことを認識しつつ上手くまわりに溶け込む最良の方法がコンビニ店員として働くこと、だと自分なりの処世術を見つけたのに…という話。面白かった。

ネタバレ子供の頃からなにもかも体験を共有しているのに、永遠にわかりあえないふたり。片方は片方のためを思っていたとしても、それをのぞまない相手には不快でしかないんだよね、

ネタバレ自分の人生の最期を、自分で決めたい…と思うのはわからなくもないけれど、遺された人たちはこんな風になる、というかんじかな。 わかりすぎても、わからなすぎても、なんだか辛い。