今回も涙してしまった、隆之に。ゾクッとするような恐ろしく悲惨な内容、よくこんな酷いストーリーが思いつくなと感心。最後まで読んでスッキリとした気持ち。今作品も楽しめました。

文藝賞受賞作。人が少しずつ狂っていく過程を見ている感覚。どんよりした底辺をただよっているのに疾走感を感じる不思議な作品だった。

読みやすい。[手記]を折り込んだ書き方がワクワクさせてくれました。口は災のもと！ そこそこおもしろかったです。 【あの日きみは何をした】ほどの衝撃はなかったので少し物足りなさあり。 分厚かったので単行本ではなく文庫本の方が読みやすいのに…という勝手な思い。

リターンズ！続編は良かったです。なぜだろう前回のキャベツ炒めに捧ぐは初老女子に嫌悪感満載だったのに、リターンズでは嫌悪感がなく、料理も洋風のお惣菜がはいってたりしておいしそうに感じられました。慣れ？でしょうか。良かったです。嫌な感じの登場人物はいましたが…それでこそ井上荒野さんの作品だなと。

初老女3人組の恋バナ。読んでて気分が萎えてしまいました。料理系の小説が好きなのですが、この本に限っては全然そそられなかった。料理が地味だからってことでもなく、初老の恋バナ聞かされたから嫌悪感の方が勝ってしまったのだと思う。残念。

こじらせ女子的な…

短編６話。どれも読み終わったらズーーーンと重っ苦しい気分。理不尽。

いやー長い！とっても長い！昭和、平成、令和と3つの時代をまたいで取り組む未解決殺人事件の真相はいかに！？担当刑事も変わり、法律も変わり、ほんの少しの違和感から真相に近づくも…なかなか真相に辿り着けないもどかしさが本当に長かった。伏尾さんは相変わらず沢山詰込み過ぎ！でも、それも含めて愉しめました。

田丸ワールドが料理になるなんて！短編でサクサクと楽しませていただきました。30分アニメとかでイラストにするとまた味があって子供と一緒に楽しめるだろうなと思いました。

【人類はもうこれ以上賢くならない】というフレーズが心に刺さる。未来がこうならないことを願う。 ゲームに疎いので爆弾の方が好みです。

今回も涙してしまった、隆之に。ゾクッとするような恐ろしく悲惨な内容、よくこんな酷いストーリーが思いつくなと感心。最後まで読んでスッキリとした気持ち。今作品も楽しめました。