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2024年10月の読書メーターまとめ

ふう
読んだ本
8
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2872ページ
感想・レビュー
8
ナイス
784ナイス

2024年10月に読んだ本
8

2024年10月のお気に入られ登録
1

  • きさらぎ

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ふう
毎回思うことですが、犯罪の動機も方法もどんどん悍ましくなっていきます。今回の方法も、フィクションとはいえ、世に知らしめていいものかと思うほど恐ろしいものでした。その分おもしろくてのめり込んでしまいましたが。解決に導いたのは、いつも通りポーの鋭い洞察力と行動力。そして分析官ティリーや上司フリンとの信頼関係。そこにドイルの知識が加わって最強のチームワークでした。もう一つの事件。ポーとドイルがお互いの気持ちに素直になり、エドガーと3人の生活が始まりました。さらにパワーアップしたチームの活躍が楽しみです。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
8

ふう
書店に並ぶとつい手にとってしまうシリーズ。犯罪の目的や手口より、竜崎を中心とする警察組織の人間関係、竜崎の考え方や言葉がおもしろくて毎回一気読みです。相手が米軍基地の幹部でも国会議員でも、事件解決のために行動する竜崎の正義感がひるむことはありません。人をつぶすのではなく、人を大切にする。そんな竜崎に感化されていく警察官や、口は軽い(悪い?)けど竜崎を認めて協力する伊丹もこのシリーズには欠かせない存在ですね。北欧のミステリー小説にあたりまえのように登場する女性幹部はいませんが。
が「ナイス!」と言っています。
ふう
高校時代に出会い、互いの存在に救われた俺とアキ。卒業後それぞれの道を歩き始めた二人は、自分の思いとはかけ離れた、重苦しく、やっと呼吸だけしているような日々を送ります。読み進める度にその状態はさらにひどくなり、わたしまで息苦しく重い気持ちになりました。現実の社会でも、こんな苦しい状態に追い込まれている人はたくさんいて、死や犯罪に手を出す人もたくさん。助けてと声をあげることさえできない人もいます。「助けを求めてください」という森の言葉は、そのまま作者の強い願いですね。きっと手を差し伸べてくれる人がいるからと。
山猫
2024/10/29 17:28

先のコメントについて。そのどれかか、どれかとどれかか、全部か、あるいはどれでもないか、あらゆるケースが考えられます。

ふう
2024/10/29 18:23

山猫さん、簡単にできるのなら苦しまずにすみますが、簡単にはいかないから苦しむ人がいるんですよね。わかっていても割り切れない部分があるのが人間なのかもしれません。

が「ナイス!」と言っています。
ふう
毎回思うことですが、犯罪の動機も方法もどんどん悍ましくなっていきます。今回の方法も、フィクションとはいえ、世に知らしめていいものかと思うほど恐ろしいものでした。その分おもしろくてのめり込んでしまいましたが。解決に導いたのは、いつも通りポーの鋭い洞察力と行動力。そして分析官ティリーや上司フリンとの信頼関係。そこにドイルの知識が加わって最強のチームワークでした。もう一つの事件。ポーとドイルがお互いの気持ちに素直になり、エドガーと3人の生活が始まりました。さらにパワーアップしたチームの活躍が楽しみです。
が「ナイス!」と言っています。
ふう
ワシントン・ポーシリーズ5作目。前回は文庫本と思えない分厚さでしたが、今回はついに上下2冊になりました。事件がそれだけ複雑になったということでしょうか。ポーの暴走ぶりは相変わらずで、上司のフリン、相棒のティリーとの信頼関係も変わりません。ただ、犯罪はますます高度?で難解になり、警察が保護した人物が二人も殺害されてしまいます。死因はわかっても方法はまったくわからず、そのうえ、ポーがマスコミの標的になり、捜査放棄、捜査妨害をしたと新聞に掲載されてしまいます。二重三重の不可解さにドキドキしながら下巻へ急ぎます。
tosca
2024/10/19 16:50

ふうさん、近々読む予定なので、薄目でレビューを読ませていただきました(笑)ポーとティリーのコンビが大好きです!

ふう
2024/10/19 17:39

toscaさん、寝不足にならないよう気をつけて😅レビューを楽しみにしています。

が「ナイス!」と言っています。
ふう
帯に「こんな幸せな小説、ほかには見つからない!」とありました。幸せな気持ちになれることを期待して手に取った短編集。1話目の「ラインのふたり」でどんな幸せなんだろうと不安になりましたが、最後の場面で何とも言えない温かい風が吹き、そこだけ2回読み返してしまいました。あとの話も、多少癖のある人は登場しても、悪意のないやさしい日常が描かれています。どう受けとめたらいいのかわからない場面もありましたが、悪意のない人々の、自分の思いを大切にした生き方に、確かに小さな幸せをもらいました。ほかの作品も読んでみます。
が「ナイス!」と言っています。
ふう
女ふたり、同じ団地で子どもの頃から仲良しの50代。どちらも独身で、それぞれに悩みはあるけど、いっしょにおいしいご飯を食べて、たまにケンカもして、近所の高齢女性からの頼まれごとを引き受けて、多分このまま60代へと向かうのでしょうね。ちょっとだけトゲもあるけど、飾りのないゆったりとした会話が楽しくて、老後は女だけでルームシェアして暮らしたいと、友人たちと話した昔を思い出しました。ふたりが幼いときに亡くなった空ちゃんを忘れないのもいいですね。ドラマ化されたのは知っていましたが、読み終えて調べたら→
はらぺこ
2024/10/09 23:26

自分の家は地デジになる時に、他の部屋のBS内蔵テレビがもったいないって言われたのでアンテナ工事のついでに電気屋さんにやってもらいました。なのでプロの方に相談された方が良いと思います。親が払ってくれたので費用はいくらかかるのか分からないです。

ふう
2024/10/10 00:24

教えてくださりありがとうございます。とりあえず「団地のふたり」は2階で見ることにします😅

が「ナイス!」と言っています。
ふう
ネタバレ「藤崎、旅の準備をしたまえ。」その言葉だけでフィールドワークに出かける民俗学者の古屋と、荷物持ちを兼ねてついて行く院生の藤崎。2人のやりとりが愉快で、辛辣だけど温かく、軽く思える言葉の中に深い考えがこめられていて、楽しい読書でした。とくに心惹かれたのが、遥か古代からこの国にあった自然崇拝、自然の神々への謙虚な信仰について語られる場面です。巨木や岩など自然の様々な場所に神々が宿っているという考えは、八百万の神を信じるわたしの宗教観(それほど大げさなものではありませんが)と同じで、噛みしめながら読みました。
が「ナイス!」と言っています。
ふう
5話の短編集。どの話にも〈不思議な存在、不思議なできごと〉が登場します。不思議だけど温かく、家族や生きることが愛おしくなる物語でした。ギスギスした気持ちになることが多い世の中。とくにコロナ禍が始まった頃は、疑心暗鬼にかられたりして辛いことが多かったけど、こんなふうにゆったりとかまえていたらみんな生きやすかったのにと、あの頃の閉塞感を思い出してしまいました。「日本人の昼食は素麺と国会で決まりました。」いいですね。夫婦の問題で父親に味方する娘、左遷された夫を気遣う妻、コロナに振り回されない妻。いいですね〜。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2011/11/07(4768日経過)
記録初日
2011/01/06(5073日経過)
読んだ本
1209冊(1日平均0.24冊)
読んだページ
352952ページ(1日平均69ページ)
感想・レビュー
1137件(投稿率94.0%)
本棚
42棚
性別
現住所
埼玉県
自己紹介


みなさんの感想を参考にして、いい本と出会うことができました。
ありがとうございます。

せっかくの読メなので、なるべく共読の方の感想も読もうと思っています。でも、ナイスのお返しはまったくお気になさらずに。






    

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