SNS世代のイギリスの17歳の少女が主人公。行動力がものすごく、危なっかしくてハラハラしながら読み終わりました。ティーン向けミステリで訳も分かりやすく読みやすかったです。

マリア＆漣シリーズ第4作は4編収録の短編集。ふたりの高校時代の事件、U国の刑事課でふたりが出会った直後の事件、そして表題作のジョンの空軍での事件。宴席でジョンのセリフにハッとふたりが反応するシーンがあり、それぞれ過去に抱えたものがあるという共通点が示唆されていて印象的でした。

複数の舞台設定にどれもドキドキしっぱなしでした。九死に一生…的な要素や過去作の重要アイテムの再登場、登場人物たちがハッと驚くあのシーンなど、自分好みで最後まで楽しめました。

「老神介護 」からの「扶養人類 」。折りたたみ北京で読んだ「神様の介護係」にこんな続きがあるなんて…！ 「彼女の眼を連れて」と「地球大砲」の繋がりにもホロリ。「白亜紀往事」の短編版も最高でした。大好きです。

発表順に並んだ全13篇のSF短編集。表題の円は折りたたみ北京で読んでいたけど、どれもテイストが違って読みごたえがあって面白い！地火・郷村教師・カオスの蝶・詩雲・栄光と夢・人生が特に心に響きました。

『シン・ゴジラ』『シン・ウルトラマン』『仮面ライダービルド』『三体』『天気の子』に関する日経サイエンスに掲載された記事＋αがまとめられている本。映像作品の監修をした学者が協力をした記事がとても読み応えがありました。

『三体』の劉慈欣による童話。世界の在り方のひとつがそこにありました。読んでいて、葉文潔が村の女性と星の話をするシーンや三体Ⅲの作中童話や雲天明が思い浮かびました。良かったです。

変貌する地球、音楽の脳科学、子育てする動物たちの記事が特に印象に残りました。

SNS世代のイギリスの17歳の少女が主人公。行動力がものすごく、危なっかしくてハラハラしながら読み終わりました。ティーン向けミステリで訳も分かりやすく読みやすかったです。

再読。星新一『超能力』、小松左京『予知の悲しみ』、都築道夫『影』、平井和正『赤ん暴君』、筒井康隆『闇につげる声』収録。2作目がやはり好き。以前途中まで読んだ分厚い小松左京全集（短編）の続きが読みたくなりました。

再読。星新一『ゆきとどいた生活』、筒井康隆『人口九千九百億』、眉村卓『通りすぎた奴』、小松左京『カマガサキ二〇一三年』、河野典生『緑の時代』収録。2・3作目が人口増で超多層階に住む人類という共通点があり強く記憶に残っていました。

「本」というモノが印象的に扱われているシーンがいくつもある。ジャンル関係なく、ただ読書が好き、本が好き…という人にも何か刺さるものがあるかもしれないのでぜひ読んでほしいです。

再読。6作が収録。10代向けの解説と巻末の主要宇宙SFリストが興味深い。収録されたバイナリー惑星のシリーズ元のハイウェイ惑星が読んでみたいと前回読んだ時も思っていたのを忘れていた。ちゃんとメモしなくちゃですね。