
「余るくらい持っていたほうが安心なのに、いつもちょうど必要なだけ持って出ていく人の方が、自信ありげでたくましそうに見えるのはなぜだろう。」
「守は時々、人間の心というのは、両手の指を組み合わせたような形をしているのではないかと思うことがあった。右手と左手の同じ指が、互い違いに組み合わされる。 それと同じで、相反する二つの感情が背中合わせに向き合って、でも両方とも自分の指なのだ。」

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