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2024年5月の読書メーターまとめ

すぶたのまるやき
読んだ本
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読んだページ
3186ページ
感想・レビュー
15
ナイス
1186ナイス

2024年5月に読んだ本
15

2024年5月のお気に入り登録
1

  • やすらぎ

2024年5月のお気に入られ登録
4

  • Kazuki
  • やすらぎ
  • Tomo
  • Hamo K

2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

すぶたのまるやき
ネタバレ長い映画を見ているよう。スズキの頭の良さと、最初から最後まで刑事をおちょくっている口調と、世間話なのにどこにヒントが隠されているかわからない緊張感も良い。何人も刑事が出てきたけど、みんな振り回されて、失敗し、暴走し、処罰対象になってしまった。425頁の長編のわりに、舞台の大半は野方署の取調室という特殊設定。どんどん爆破される都内、山手線の順番爆破は中央で見てみたい気もする。野方で阿佐ヶ谷駅の爆破を感じるってどれだけ爆弾の威力が強いのか?犯人ミスリードはミステリで楽しい。最後までスピード感あって面白かった。
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2024年5月にナイスが最も多かったつぶやき

すぶたのまるやき

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2024年5月の感想・レビュー一覧
15

すぶたのまるやき
ネタバレこれも人形堂という名から、堂シリーズと同じイメージで読み始めたが、人間国宝のからくり人形師の一族の屋号だった。人形師の巽藤子という女性が酒蔵の殺人事件に首を突っ込むという話だが、藤子の場違いなセリフと行動についていけず。建物トリックが出てくるわけでもなく、少しアリバイトリックがある程度。昔話がいきなり始まり、読みづらくて苦労…。最後の落ちは呪い?昔話のところ以外は読みやすくてあっという間だったが、動機も首浮遊の理由も納得できず、のめり込めずに終わってしまった。祠が動いて抜け道の穴ができる…ところは好き。
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すぶたのまるやき
ネタバレ『絵本をよんでみる』で取り上げられていたが、私が読んだことのなかった本。実はこの絵本、うちの図書館に置いてなく、『神沢利子コレクションⅣ・おはなしバスケット』で読む。このシリーズは読メに載っていないから、いかがなもの?五味さんはこの絵本の絵を頻りに褒めていたけど、短編集には絵が少ないのが悲しい。カッパの海に落ちてくるものは何でも自分のものにしてしまう図々しさ、水面下でしたたかに生きている妖怪特有の存在が面白い。人間に憧れるアリエルみたい。落ちたぬいぐるみのムクが、本当の犬になって戻ってくるのも良い結末だ。
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すぶたのまるやき
『絵本をよんでみる』で取り上げられていたが、私が読んだことのなかった本。五味さんも述べていたが、原文”SAFETY CAN BE FUN”がどうしたらこうなる?ぐらい訳が面白い。『まぬけ』がホント聞いてて面白い。これは読み聞かせに使ってみたかったな。ただ63頁もあって文章が多めなので、高学年向きなのかも。内容は大人が気を付ければいいことだらけなので、一番の『まぬけ』は近くにいる大人なんだろうなとは思う。しつけの本が、ここまで愉快な本になるとは。
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すぶたのまるやき
読みやすい。が、会社員のわたしにはあまり関係ない。事業主やフリーランスの人向けの本。経費のはなしとか、勘定科目のはなしとか。ふるさと納税やNISAの話も。税務調査の内情やこういうことをすると、こういう質問が来るとか、その辺は社会勉強になった。
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すぶたのまるやき
ネタバレ「〇〇堂殺人事件」と言われれば周木さんの「堂」シリーズに似てるのかと思ってしまっていたが、全然趣旨もスタイルも違っていた。一章で殺人事件が起きて、終章で解決編と犯人の独白がある。間にその殺人に至るまでの背景と登場人物たちの事情が綴られている。最近ドラマでも流行りの地方都市の税金の無駄と叩かれる音楽堂の取り壊しとと楽団の解体にかかる裏話が政治事情と民意に揺り動かされて、ぬらぬらと進んでいく。トリックがあるわけではない(叙述も物理もない)が、明かされた最後の無言の関係者たちの意思は驚くというより辛い。
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すぶたのまるやき
ネタバレ5巻で最終回を今月迎え読み終わったので登録。癒される…。突然現れた日本語を話す未知の生物をこれほどまでに誰も怖がらず敵対視せず仲良くなる…平和だなあ。ドラえもんのような居候生活で、四次元ポケットもないけど、でも浪人生を抱えて暗かった家族に光を灯す素敵な存在になる。くすっと笑えるのに、最後には泣きそうにもなる、心温まるマンガでした。終わっちゃったなあ。
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すぶたのまるやき
ネタバレ長い映画を見ているよう。スズキの頭の良さと、最初から最後まで刑事をおちょくっている口調と、世間話なのにどこにヒントが隠されているかわからない緊張感も良い。何人も刑事が出てきたけど、みんな振り回されて、失敗し、暴走し、処罰対象になってしまった。425頁の長編のわりに、舞台の大半は野方署の取調室という特殊設定。どんどん爆破される都内、山手線の順番爆破は中央で見てみたい気もする。野方で阿佐ヶ谷駅の爆破を感じるってどれだけ爆弾の威力が強いのか?犯人ミスリードはミステリで楽しい。最後までスピード感あって面白かった。
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すぶたのまるやき
ネタバレ大人の絵本。絵本のわりに長い。本編109頁。訳者があとがきでJ・クラッセンの最高傑作の部類に属していると評価。原作はチロル民話らしいが、だいぶ話が変わっているらしい。それを著者あとがきで丁寧に説明しているのが誠実で面白い。Part1から5まで分かれていて、それぞれ副題がついているのも面白い絵本。オティラはなにから逃げてきたのか。ドクロをどうしてそこまで守るのか。ドクロの呪いはなにか。そしてなぜオティラは冷静で怪異が怖くないのか。何も語られていない部分が気になって仕方ない、でも素敵な絵本だった。
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すぶたのまるやき
ネタバレ『絵本をよんでみる』で取り上げられていたが、私が読んだことのなかった本。『ふたりはともだち』のA・ローベルが書いた本。五味さんの解説から読んだから、「孤独ごっこ」「ふり」を読者向けにしているふくろうの話と読み取った。が、実際に手に取ってみると、まずB6サイズの黄色い表紙がレトロでおしゃれ。そしてふくろうくんのイラストが可愛い。一番かわいいのは階段を一生懸命昇り降りするふくろうくん。行動もほのぼのしてるし、天然ボケだし、とにかく癒される。1冊丸ごと独りぼっちだけど一人を楽しんでいる。これは蛙より大好きになる
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すぶたのまるやき
ネタバレ『絵本をよんでみる』で取り上げられていたけど、私が読んだことのなかった本。「読み切れない」「ぼくの読んでいたものが表現できない」と五味さんがピカソの絵みたいに気になる絵本としてあげていた。絵が独特。出てくる人たちの左右の目の動き一つとして何か含んでいそう。多分お月様が一番曲者。招待状は無理やり日本語に訳したらしい謎の間違いのある文。いろんな乗り物に乗ってくる人たちを見るのが楽しい。お茶会中はずっと月がみんなを見てる。やっぱり不思議な絵本。サイズが小説サイズなのが可愛いし読みやすい。読み聞かせ用ではない。
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すぶたのまるやき
ネタバレ8篇の貫井氏には珍しい短編集。どれも最後にびっくりさせられる落ちが付いてくる。どれも全く設定が違ってかぶらないため面白い。「殺意のかたち」は容疑者Xを思い出させる。「二重露出」はノックス?のひとつのようだ。「病んだ水」はオリエント急行。「女が死んでいる」も「憎悪」も思い出せないが似たような物語をどこかで読んだことある…。「殺人は難しい」の落ちが一番びっくりした。これだけ【問題編】と【回答編】がある。ストーリーはトリックありきで書かれているので捻りなし。最後2篇は日常ミステリなのか?楽しく読めたので◎。
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すぶたのまるやき
絵を読むとは?絵本を読むとは?絵本作家「五味太郎」の13冊の絵本を解説したエッセイ集。ありそうで無かった専門家の絵本の感想が面白い。半分ぐらいは読んだことがあり、懐かしい。子供の頃たくさん読んでいまだに色まで思い出せる「うさこちゃん」で行間を読み、文章の言い回しの裏を読み取るなんて考えもしなかった。五味さんが国語の先生だったら本の読み方も人生も変わっていたなあ、と考えさせられて読んでいて楽しかった。読んでいない本も文とページの写真を載せて解説してくれるので、わかりやすくて良かった。絵本が好きになる本
すぶたのまるやき
2024/05/12 23:56

お勧めありがとうございます。私が自分から手に取らなそうな本満載ですね。今度、図書館で予約してみます。これからもよろしくお願いします!

yuppi
2024/05/13 00:22

こちらこそ、よろしくお願いします。

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すぶたのまるやき
ネタバレノーベル文学賞作家の受賞第一作の長編小説。日本人なのに5歳で英国へ渡り、英国国籍。なのでこの本も訳者がいる。長いが文章がきれいで読みやすい。主人公のクララは人工親友(AF)と呼ばれる人工頭脳搭載した人形。病弱なジョジ―という少女の親友として、お店で選ばれ、ジョジ―の両親、初恋の人とともに、生活を共にする。格差社会と大気汚染がちらほら見える不穏な世界。そしてジョジ―との別れはトイストーリーのように当たり前に訪れるのが寂しい。静かな時間の流れで、思いやりが暖かい物語。AIに心があるかどうかなんて誰がわかるんだ
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すぶたのまるやき
絵が可愛い。カピバラって正面から見るとこんな顔してるんだ…。横からしか知らないな。中川ひろたかさん、「にじ」や「みんなともだち」の歌を作った人です。表紙裏の「カピバラをうごかした」という前書きのような、文章も楽しい。これは小さい子は何度も読んじゃう系の絵本です。
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すぶたのまるやき
ネタバレ犯罪を起こそうとしている人が相談に行く短編集。5編。犯罪者予備軍の人々から話を聞きだし、犯行計画の穴を次々と指摘し、発生を未然に防ぐNPO法人…の1号室に座って待つ人を殺めようとする人担当の相談員。どんな話にも動揺しないかつ、どんな話にも冷静に別案を返せる有能な人だ。この人しかこの法人いないのかも。どこから給与が出ているのかも気になる。ただ相談に行っても、結局犯罪を起こしてしまっているから抑止力になってない気もする。しかも自滅している人も多い。そこが肝なんだろうけど、ワンパターンで途中で飽きてしまった。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2011/11/17(4603日経過)
記録初日
2011/11/01(4619日経過)
読んだ本
1023冊(1日平均0.22冊)
読んだページ
250835ページ(1日平均54ページ)
感想・レビュー
908件(投稿率88.8%)
本棚
18棚
血液型
O型
職業
技術系
自己紹介

家族が寝た後、寝る間を削って本読んでます。

図書館で借りる本が大半です。
読メで読んでみたい本を選ぶことが増えました。


昔、子供たちへ読み聞かせボランティアをするために、小学生ウケする・面白い絵本を探してましたので、絵本もチラホラ登録してあります。
漫画も結構読んでますが、何度も読んで嵌ってしまったもののみ登録。

私が小学生の時によく読んでたのは、江戸川乱歩と赤川次郎、ライトノベル。
そのあと中学ぐらいから新本格ミステリにはまり
ミステリ全般を主に、SF、歴史小説、青春物、話題作と小説系で9割占めて読み漁ってます。
学生時代はずっと10冊/1週間の生活でした。
結婚するまでは、働いていても5冊/1週間ぐらい。
それに比べたら今は劇的に少ない。
1~2冊/1週間程度です。(絵本・漫画を除けば)
でも、絶対毎日読んでる活字病です。

館物ミステリが好きすぎて、大学も専攻もそれを選んでしまい、仕事もなんとなく専門家らしいことをしてます。

ここに記録されていない既読本が実は多いです。
最新刊しか読んでいないのは、読メに出合う前に読み終わってしまっているから。

以前は読んで忘れて読んで忘れてを繰り返し、あれ?この本読んだことあるような・・・と読みながら思うこともありましたが、ここに書くようになって、それが少なくなりました。みなさんが、いろんな本を読んでいて評価してくれているおかげで、読書の幅が広がって感謝感謝です。

お気に入りは私が読みたくなるような文章で本を紹介&感想を記載してくれる方を登録してます。最近は収拾つかなくなってしまっているので50人に調整してます。お気に入り登録をしてくださった方も読みに行って感想を読ませてもらってます&いいねを押してます。

同じように読みたい本もどんどん増えるので500冊までにしようと調整してます。

忙しい毎日ですが、夜中に自分ひとりっきりの読書タイムが幸せです。

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