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2025年11月の読書メーターまとめ

ゆづるは
読んだ本
5
読んだページ
1344ページ
感想・レビュー
5
ナイス
313ナイス
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2025年11月に読んだ本
5

2025年11月のお気に入り登録
2

  • かまる
  • 花林糖

2025年11月のお気に入られ登録
3

  • かまる
  • 中玉ケビン砂糖
  • 花林糖

2025年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ゆづるは
まずはじめに新聞記事の形式で事件について語られ、その真相が物語となっている。誰もが幸せだったのだ……それなのに、悪いほうへと転がっていくのが読んでいてつらく、苦しかった。しかもどこかで目にしたようなニュースばかりで、淡々とした記事文の印象と当事者たちの悲痛な叫びがあまりにもかけ離れ、プロローグとエピローグから伝わってくる「案外身近で起きているのに他人事」であるのがまたリアル。内容には満足したものの読後に心が沈むので、気分を変えられる1冊を用意して臨むことをお勧めする。
が「ナイス!」と言っています。

2025年11月の感想・レビュー一覧
5

ゆづるは
まずはじめに新聞記事の形式で事件について語られ、その真相が物語となっている。誰もが幸せだったのだ……それなのに、悪いほうへと転がっていくのが読んでいてつらく、苦しかった。しかもどこかで目にしたようなニュースばかりで、淡々とした記事文の印象と当事者たちの悲痛な叫びがあまりにもかけ離れ、プロローグとエピローグから伝わってくる「案外身近で起きているのに他人事」であるのがまたリアル。内容には満足したものの読後に心が沈むので、気分を変えられる1冊を用意して臨むことをお勧めする。
が「ナイス!」と言っています。
ゆづるは
長らく読みたいと思っていたのだが、この時期に手にとることをためらったのも確か。結果、読んでよかったものの、ただただすさまじかった。検索すると、羆はその時に最も手に入りやすいものを大量に食べるというから、自分の行動圏内にいた人間を食料とみなしただけにすぎないのだろう。弱い人間との共生など考えもしなかったはず。たった一頭、されどその一頭を前に有象無象でしかなかった人間たちの中で、敵を知る猟師の気概にまた引き込まれ、同時に、命があるということは当たり前ではないのだと改めて思い知らされた。
が「ナイス!」と言っています。
ゆづるは
すきま時間にと思って手にとってみた。知っているものもあったが、予想以上に楽しかった。ちなみに表紙の愛嬌あるキャラクターのようなものはラン科の植物。ランは特にユニーク率高し!普段あまり気にしていない植物の中にも面白いものが見つかるかもしれないので、何かに見立てる連想力を鍛えたいと思った。
が「ナイス!」と言っています。
ゆづるは
前半はわけのわからない不気味さが面白く、民俗学的な方向性を期待したのだが、後半のバトルとストレートに主義主張を訴える展開が変に暑苦しいというか興ざめというか……結果、だんだん読む気が失せてしまったのが残念。右園死児(うぞのしにこ)自体はとても興味深いので、無理やり壮大な世界観にして薄っぺらい印象になったのは惜しいが、読者年齢によってははまるのかもしれない。
が「ナイス!」と言っています。
ゆづるは
図書館予約の関係で図らずも続けて読むことになり作風に慣れたためか、あるいは似たトーンのものが多かったせいか、1冊目で感じた作品の魅力が気分的に少し薄まってしまった感はあるが、内容自体はよかったと思う。今回は「世界あるいは命の終わり」といった展開が主流で、根底に漂っているのは近しい他者とのつながりだろうか……「愛」とも呼べるそれは読後にも余韻を響かせている。特に心に残ったのは『自撮り棒のない世界』だが、『メソポタミア人の地獄』『オートコレクト』『後悔、ゼロ』などもわりと好き。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2024/12/08(369日経過)
記録初日
2009/12/11(5845日経過)
読んだ本
263冊(1日平均0.04冊)
読んだページ
80428ページ(1日平均13ページ)
感想・レビュー
263件(投稿率100.0%)
本棚
12棚
自己紹介

過去に読んだ本は他サイトに登録しています。読書の幅を広げるため、読メにも籍を置くことにしました。時々あちらから感想を連れてきています。

好きなのは幻想や怪奇もの、SF、歴史・民俗学・考古学・生物系が絡むもので、ミステリーも上記要素があったほうがより惹かれます。最近はノンフィクションもぼちぼち。

気に入ったものは購入しますが基本は図書館利用なので、文庫化されていても単行本で読むことが多いです。

転職して読書時間が減りましたが、ゆっくりでも1冊1冊こつこつと読んでいきたいと思います。(2025.9.6)

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