読書メーター KADOKAWA Group

2025年11月の読書メーターまとめ

せいた
読んだ本
12
読んだページ
4117ページ
感想・レビュー
12
ナイス
216ナイス
  • Xでシェア
  • facebookでシェア

2025年11月に読んだ本
12

2025年11月のお気に入り登録
3

  • だるー
  • No.9
  • DORA好き(´▽`ʃ♡ƪ)

2025年11月のお気に入られ登録
3

  • だるー
  • No.9
  • DORA好き(´▽`ʃ♡ƪ)

2025年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

せいた
ネタバレ来る裁判への勝利の為に全著連の身分を隠してミカサ音楽教室にスパイとして潜入することを命じられる樹。講師の浅葉との出会いをきっかけにチェロに関する幼少のトラウマが薄れ、気が置けない仲間たちとも出会う。嘘で塗り固めた方が心地よい環境になり、手放すことへの葛藤がひしひしと伝わる。身分を偽ってもヴィヴァーチェの音楽イベントで著作権使用についてのアドバイスをしている点からも本心が読み取れる。また、浅葉の飾らないキャラがよく、樹にとって救いとなったと思った。樹が自分の気持ちに正直になって、再入会するラストは心地よい。
が「ナイス!」と言っています。

2025年11月にナイスが最も多かったつぶやき

せいた

2025年10月の読書メーター 読んだ本の数:6冊 読んだページ数:2027ページ ナイス数:151ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/1548617/summary/monthly/2025/10

が「ナイス!」と言っています。

2025年11月の感想・レビュー一覧
12

せいた
ネタバレ多様性について考えさせられる本。本書はイギリス在住で日本人×アイルランド人の息子さんの中学校生活を描いている。読んでいると英国での東洋人への差別、日本では外国人というレッテルを貼られ幼い頃から大変な経験をしてきたんだと思う。その経験もあるからなのか考え方や発言にハッと気付かされることがある。ブレイディさんの接し方についても同じ親として勉強になることが多い。本書では人種だけではなく経済的格差、LGBTQの視点からも多様性を描いている。日本では訪日外国人が増加し、世界では保守政権が台頭する今こそ読むべき本。
が「ナイス!」と言っています。
せいた
ネタバレ初池井戸潤作品。老舗の足袋屋が存続をかけてランニングシューズ業界に挑戦する物語。成功と挫折があるも諦めずに会社一体となって取り組むところに惹かれる。個性あふれる登場人物も魅力の一つ。考えは違えどこはぜ屋を守るという気持ちが一致している社長の宮沢と経理の豊島、立場ではなく選手を一番に考える村野、利益関係なく自らのやりたいことを突き詰める飯山など発言や考えにはハッと気付かされることが多い。新しいことにチームとして挑戦するおもしろさを教えてくれる作品。仕事へのモチベーションが下がったときに定期的に手に取りたい。
が「ナイス!」と言っています。
せいた
ネタバレ子供が学校から借りてきた本。心優しい死神が道に迷ったせいで連れ去る予定だった少年を逃してしまう話。読み始めは、実は少年はもう死んでるのでは?なんて予想し、親や友達、大切な人やものとお別れをする話かなーと思っていたが全然違った(笑)そんな想定でいたため、最後花屋に転職するという結果に肩透かしを食らったような感じを受けた。成長した少年が立派な警察官になって死神に道案内をもう一度してあげるという点はほっこり要素かもしれないが、個人的にはイマイチ。まあ、児童書だからこんなもんかな。
が「ナイス!」と言っています。
せいた
ネタバレ想像していたホラー小説とは違い、どこか気味の悪い話。過去の怨念がその土地や建物に残る=残穢はまるでウイルスのようにそこを訪れた人を起因として呪いが伝播していく。呪いをウイルスの感染と見立てた表現は新しいと思った。また、強く呪いを持った話は取り扱い注意とされ、聞くだけでも呪いをもらうという話が出ているため、この本を持っておくこと自体が薄気味悪くなる。まさに日本のホラーと言える。ただ、調査の過程で似たようなケースで複数の家庭が出てくるので、文字だけだと分かりにくい。地図や経緯を図としてまとめたページが欲しい。
が「ナイス!」と言っています。
せいた
ネタバレあとがきによるとぬいぐるみホラーを書いたとの事だったが、どちらかというと家族の絆を描いた話の方がしっくりくる。くますけに祈ったことで葉子と両親が事故に会い、それを契機に成美はくますけが邪悪なぬいぐるみだと思い始める。自分に優しくしてくれる優子夫妻と一緒にいたいという気持ちとくますけが傷つける前に離れなければという葛藤が描かれている。裕子と晃一が本当の親の様に家出した成美を探したり、人を嫌ってもいいと諭す場面が印象的。なんなんとくますけのやり取りは少しゾクッとするがトイ・ストーリー感があってホラー感は薄い。
が「ナイス!」と言っています。
せいた
ネタバレ作者の中に小学五年生がいるらしく、それに関する短編集。第二次性徴が始まり、異性に対する興味が出てくるけど素直に向き合えない子供らしいところがいかにもこの年代。家庭によっては親の死、離婚、祖父母の死など大切で当たり前にいると思っていた人との別れを経験し始めるのもこの頃かもしれない。まだ大人の言わんとしていることがわからないこともあるけど、少しずつ大人の世界に踏み入れていく場面がそれぞれの話で感じられる。お気に入りはケンタのたそがれ。赤の他人を父と見間違えて必死に呼びかけて走る場面は思わずうるっときた。
が「ナイス!」と言っています。
せいた
ネタバレ結論、働きながら本を読むためには仕事はほどほどにして残りの時間を好きなこと、例えば読書に使うというスタイル(半身労働社会)を目指そうということ。まあ、そりゃそうですねという内容だった。作者自身も会社員時代は本を読む時間がなく、辞めてから読めるようになったというので実体験も証跡の一つとしているのだろう。私は仕事がそれほど好きではなく生活のためと割り切ってるのが正直なところだが、それを前面に出すと会社ではやりにくく給与にも影響するので、いかに仕事に全身全霊で取り組んでるか見せるのも処世術だよなと思った。
が「ナイス!」と言っています。
せいた
ネタバレ個人的には共感しなかったストーリー。既婚者に恋するのは時間の浪費でしかないし、単身赴任の寂しさ紛らわしに都合よく利用されていることをわかっているのにズルズルと過ごしているところに惚れた男の弱さ・頭の悪さを感じてしまう。大学卒業時の「勝ち組飲み」では主人公含め、参加者は思い描いた理想の仕事をしている自分を想像し輝かしい未来を抱くが、入社後の現実のギャップに打ちのめされるところは、そんな人もいそうだとは思った。ねずみ講に手を染める石田や転職に後悔する尚人等、現実と折り合いつけられない例として参考になるか。
が「ナイス!」と言っています。
せいた
ネタバレ映画化して名前だけ知っていた。昨年に続けてしかも5日以内という制約を課せられた参勤交代。限られた財政、時間を知恵や家臣と政醇の信頼関係で対応していく様は読んでいて心地よい。また、湯長谷藩に関わっていくにつれて心を開き、金よりも仲間との絆をとる段蔵の気持ちの変化や、お咲が政醇の閉所恐怖症を過去に受けた傷を受け入れ、愛で癒す場面もこの物語の魅力である。ただ、参勤交代を命じた理由が信祝の不正を暴くためという点にはやや不満。最後に吉宗の謝罪や政敦と爽やかな会話をしているが、下々の人間が損する事実は変わらない。
が「ナイス!」と言っています。
せいた
ネタバレ時系列が違うのでは?と上巻時点で思っていたので、三学期に会えなかった件は予想通り。パラレルワールドの推理は時代が異なるという真相を隠すためだとは知りつつも、なぜ今何年かを確認しないのかもどかしく感じる。とは言え、後半の展開は惹きつけるものがありページを捲る手が止まらなかった。それぞれ明らかになる子ども達の境遇、オオカミさまがリオンの姉であること、そして皆を繋ぐ存在であった喜多嶋先生がアキだったとは!鏡の孤城で救われた恩を見事に返していく過程は心が温かくなる。記憶はないけど何か繋がりを感じるところがエモい。
が「ナイス!」と言っています。
せいた
ネタバレ積読本消化。不登校の中学生達が鏡を介して不思議な孤城に集い、願いが叶う鍵と部屋を探すストーリー。その中で交友関係が徐々に深まり、同じ中学校ということが判明する。上巻の最後はマサムネの提案で一日だけ登校するという約束を交わす場面で終了。皆が同じ時系列なのかが少し気になる。主人公のこころについては正直共感はできず、親を巻き込んで学校に相談すればよいのにとやきもきしてしまう。一方で思春期の子ども特有の思考や言動もあり、その点はリアルさを感じる。真田の行為はやや常識を超えていて実際にいたら問題児扱いだなと思った。
が「ナイス!」と言っています。
せいた
ネタバレ来る裁判への勝利の為に全著連の身分を隠してミカサ音楽教室にスパイとして潜入することを命じられる樹。講師の浅葉との出会いをきっかけにチェロに関する幼少のトラウマが薄れ、気が置けない仲間たちとも出会う。嘘で塗り固めた方が心地よい環境になり、手放すことへの葛藤がひしひしと伝わる。身分を偽ってもヴィヴァーチェの音楽イベントで著作権使用についてのアドバイスをしている点からも本心が読み取れる。また、浅葉の飾らないキャラがよく、樹にとって救いとなったと思った。樹が自分の気持ちに正直になって、再入会するラストは心地よい。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2025/01/05(360日経過)
記録初日
2024/12/31(365日経過)
読んだ本
194冊(1日平均0.53冊)
読んだページ
52766ページ(1日平均144ページ)
感想・レビュー
130件(投稿率67.0%)
本棚
2棚
自己紹介

100冊目:漫画君たちはどう生きるか

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう