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ひろろ
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荒木・井端の二遊間そして1・2番コンビは紛れもなく、日本型ベースボールのひとつの完成形でした。彼らはプライベートでは特に親しいわけではなく、『一緒に食事に行く姿を見たことがない』と谷繁元監督が苦笑して話すほどの関係でありながら、二遊間の守備、そしてランナーとバッターという関係において絶妙のコンビネーションを発揮しました。本書は、そんな『真のプロフェッショナル』と呼べる本人たちによる、現役時代のプレーの「答え合わせ」として企画されたものです。非常に読みごたえがある(特に荒木のパート!)充実した一冊でした。
ひろろ

いちファンとして、井端と荒木という選手の個性を「おさらい」できる素晴らしい本でした。読みごたえがあるのは、特に荒木さんのパートです。恵まれた身体能力に任せて、時に不器用なプレーを見せる選手でしたが、彼がいかに慎重で臆病な性格であり、そして最後は失敗を恐れず思い切りプレーしていたか理解できました。非常に厳しい練習に耐えることで有名な選手であり、引退時にはあの落合監督が激賞していたことを思い出します。現在はドラゴンズのコーチを務めている荒木さん。彼の情熱が、ドラゴンズの若手にうまく伝わることを願います。

08/11 17:13
ひろろ

現役時代の井端さんは、情報から見下ろした感覚の画像が見える『アラウンドビューモニター』が付いているんじゃないか?と思えるようなプレーを見せることがありました。現在にも過去にも、グラウンドで起きていることを俯瞰的に捉える感覚がこれほど鋭い選手を、私は知りません。そんな井端さんのことを、「頭の中で考えたことをそのまま再現する能力がすごい」と荒木さんは評しました。3次元空間に加え、時間軸をも考慮できた選手というのは言い過ぎかもしれませんが、要所における井端さんのプレーには、そういう神がかり的な部分がありました。

08/11 17:24
0255文字
ひろろ
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真理への到達を目指すのが西洋哲学であり、真理に達したところからスタートするのが東洋哲学。東洋の哲人たちを一人ひとり紹介するかたちで、私たちの国に存在する哲学について物語られた一冊でした。前著とともに、また読み返したいです。
0255文字
ひろろ
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残念ながら、全体的によくわかりませんでした。河合隼雄がおこなったことは、心理学なのか、文化人類学なのか、あるいは哲学なのか。それぞれに繋がりがあることぐらいはわかるのですが、学問の世界において分野Aにおいて常識的な(陳腐な)知見が、分野Bでは瑞々しく取り扱われることがあります。河合による考察が、その時代に、人文系の各専門領域においてどのように理解され、評価されたのか、そのあたりが俯瞰できないので、河合隼雄という人の業績がなんであったのかが最後までわからずじまいでした。また出直します。
0255文字
ひろろ
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嘘を『オルタナティブ・ファクト(もう1つの事実)』と言って国民を欺く手法がトランプ政権に似ているなどと一時期言われましたが、本作品が描く薄暗い社会は、明らかに東アジアのあの国とあの国のそれに他なりません。本作品が発表された1948年には既に、一党独裁体制の狂気がこれほどまでに詳らかにされていたわけですが、それから70年以上経った現在もなお、一党独裁の夢を捨てきれない国が我々のそばにあると思うと、背筋が寒くなります。
0255文字
ひろろ
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感情や直感、思い込みなどに基づく『ダメな議論』により世の中がミスリードされてゆく場面に、たびたび遭遇します。特に著者の専門分野である経済学では、ジャーナリズムや政治の世界の不勉強な人々によって、明らかに誤った方向へ政策が導かれることしきりです(コロナ禍の今がまさにその時)。そういった『ダメな議論』を見分けるために、著者は5つのチェックポイントを提示しています。諸議論をこの5類型に当てはめるには各分野のリテラシーが必要なので、チェックは必ずしも容易ではありませんが、役に立つ考え方が示されている一冊でした。
ひろろ

30歳そこそこでこの本を書いた、若き時代の飯田先生の学問ぶりを想像すると、驚嘆するしかありません。きっと、年長の学者とのバトル数々の痛い目に遭いながら、今のスタイルを確立したのでしょう。しかし飯田先生の著書は、論理が整いすぎていて素人には必要以上に難解に感じられます。ラジオやテレビでの飯田先生のわかりやすさが、著書では感じられにくいのは残念です。良くも悪くも、東大出身の学者という印象を持ったりもします。

08/01 18:00
0255文字
ひろろ
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噂に違わぬ面白さでした。私のような哲学初学者にはうってつけの一冊であり、もっと早く読んどけばよかったという後悔もありますが、今じゃなきゃこの本の面白さは理解できなかったような気もします。哲学の『存在』を認識させてくれた本書に、感謝です。
ひろろ

後半、やや急ぎ足になった感があったのが、残念でした。ハイデガーはもっとたくさん読ませてもらいたかったし、オルテガやアーレントも読みたかった。次は同著者の「東洋の哲人たち」を読みます。

07/28 15:06
0255文字
ひろろ
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オルテガ、ニーチェ、ハイデガーらの論考を援用して、「大衆化」が進む社会に対する「処方箋」を示すことを試みた、野心的な一冊です。著者である藤井聡教授を貫く「保守」の哲学を、存分に理解できます。本書で実施された実験哲学的アプローチは完全に成功したとは思えませんが、提起された問題に対する解には十分な説得力がありました。現代社会における大衆化の進行を食い止めることは極めて困難であり、示された「処方箋」にも無力感は漂いますが、ひとりひとりが「本来的人間」となることを目指して生きることの大切さを改めて実感できました。
0255文字
ひろろ
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再読。初読は6年前。いわゆる読書本をたくさん読んできたので、内容に特段の新鮮味は感じませんでしたが、「読書とは何か」を上手にまとめた一冊だと思います。私の場合、6年前にこの本を読んだことで、読書のルーティンワーク化が意識できるようになったと思います。だから再読して、懐かしさのようなものを覚えました。
ひろろ

「『まえがき』は最初の3行が命で、そこでピンと来なければその後もピンとこない」(p.64)・・・さすがに私はここまでの鋭い感覚は持ち合わせていませんが、読書を重ねるにつれて、『まえがき』でおおよそのことを掴むことが徐々にできるようにはなってきました。だからと言って『まえがき』で本を選ぶことは少ないですが、『まえがき』の内容を踏まえて本文を読むという『読書のカタチ』が、少しずつできているようにも思います。

07/19 17:24
0255文字

読んだ本
913

読んでる本
2

積読本
766

読みたい本
215

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2011/11/23(4895日経過)
記録初日
2011/10/23(4926日経過)
読んだ本
913冊(1日平均0.19冊)
読んだページ
180451ページ(1日平均36ページ)
感想・レビュー
910件(投稿率99.7%)
本棚
8棚
性別
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